鳥取砂丘に約350名の仮装行列が出現　「トリックオアトットリート！」を合言葉に「鳥取砂丘ハロウィンパーティー」初開催

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鳥取県

2024年10月28日 13時00分

　鳥取県は、ハロウィンの聖地化を目指しており、その取り組みの１つとして「鳥取砂丘ハロウィンパーティー」を、10月27日（日）に初めて開催しました。限られたスペースに人が集中することなどへの懸念から、都市部では「ハロウィン」の楽しみ方に一部規制が設けられている現状を受け、広大な鳥取砂丘を活かした日本最大スケールのハロウィンパーティーとして「鳥取砂丘ハロウィンパーティー」を企画し、全国の皆様を招待しました。

　イベント当日は、広大な砂丘を舞台に、近隣住民のほか東京都や大阪府、香川県など県内外から約350名が、思い思いのコスチュームに身を包み集結。仮装パレードや動く砂像パフォーマンス、砂丘ディスコなど多彩なハロウィンコンテンツで「砂丘ハロウィン」を存分に楽しみました。鳥取県は「鳥取県ハロウィン聖地化プロジェクト」を掲げ、来年度以降も、より自由で誰もが楽しめるハロウィンパーティーを目指してまいります。

【鳥取県ハロウィン聖地化プロジェクト】

コスプレイヤーからも注目高まる！鳥取県は仮装の聖地

鳥取県には、マンガ・アニメに関連するスポットが複数あり、多くのファンがコスプレや仮装をして聖地巡礼に訪れる「仮装の聖地」です。

今回のハロウィンイベントの舞台である「鳥取砂丘」は写真家・植田正治氏が「巨大なホリゾント（スタジオ撮影の背景）」と称したように、天候や季節、撮影時間により刻々と変化する “自然のスタジオ”として写真映えするスポット。鳥取砂丘をはじめとする観光資源を生かしながら、全国の皆さんが思う存分ハロウィンをお楽しみいただける地域となることを目指し、今後も様々な企画を提案してまいります。

「鳥取砂丘ハロウィンパーティー」の様子

　鳥取砂丘では、仮装姿の約350人が集結する初のハロウィンパーティーが開幕しました。セレモニーには「サキュウ血鬼（さきゅうけつき）」に扮した平井県知事が登場。「県内いろいろなハロウィンイベントをしていますが、ここ鳥取砂丘は大自然の中で安全にパレードができる場所です。全国の皆さん、ハロウィンは鳥取砂丘に早急（さっきゅう）に来て下さい！」とコメントし、祭典のはじまりを盛り上げました。

　その後、鳥取砂丘の正面にそびえ立つ標高約47mの「馬の背」をバックに参加者全員で記念撮影をし、メインイベントである「鳥取砂丘大仮装パレード」がスタート。魔女やカボチャの仮装姿の親子からは「仮装をして集まれるこんなに広い場所が鳥取にあるのがうれしい。大自然と絡めたこのイベントは子ども達が裸足で走り回れますし、大人も一緒に仮装して映える写真が撮れるので楽しいです。」など、非日常を楽しむ声が多く聞かれました。パレードの途中には、「トリックオアトットリート！」を合言葉に子どもたちへキャンディーやマシュマロなどのお菓子が手渡され、砂丘でのハロウィンを大いに満喫いただきました。

　また、パレード終了後は、動く砂像パフォーマンスと共に音楽に合わせてダンスを楽しむ「砂丘ディスコ」や、ハロウィン仮装したとっとりふるさと大使のポケモン「サンド」と「アローラサンド」との写真撮影会なども開催。思い思いにハロウィンコンテンツを楽しみ、会場には多くの笑顔と歓声があふれました。

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時間によって様々な絶景に出会える「鳥取砂丘」

鳥取県が誇る日本最大級の「鳥取砂丘」では、季節・天気・時間帯によって異なる景色を楽しむことができます。また風によって砂の表面に形作られる美しい風紋は自然の芸術ともいわれています。

秋の時期は空気が澄んでいるため、夕焼けが一層鮮やかで、遠くの山々や日本海もくっきりと見渡すことができます。日の出や夕暮れ時には太陽の光が砂を黄金色に染め、幻想的な景色が現れます。また星空観察スポットとしても人気があります。周囲に人工の光が少ないため、満天の星空と砂丘のシルエットがロマンチックな光景を作り出します。

訪れる時間によって異なる顔を見せる「鳥取砂丘」では、幻想的な写真や、トリック写真のようにまるで砂丘の上を飛んでいるような魔女の写真も撮影することができます。

訪れるたびに新しい発見があり、その日ならではの写真が撮れる鳥取砂丘は、大自然のホリゾントです。