「保証付き」のPC、不具合が起きたら実際どうなる?修理受付757件を分析、741件が無償対応・到着から出荷まで中央値8日
法人が中古PCの導入をためらう理由1位は「故障しやすさや保証条件に不安」。実際の修理記録から、「故障したらお金はかかるのか」「どんな場合に有料になるのか」「対応には何日くらいかかるのか」を公開します。

リングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇 敏之)は、2026年1月1日から9月14日までに修理として受け付けたリユースPC757件について、無料・有料の内訳や、PCがセンターに届いてから出荷するまでの日数を集計しました。
757件のうち、無料で対応したものは741件で97.9%、有料で対応したものは16件で2.1%でした。
また、PCがセンターに到着した日と出荷日を確認できる705件では、到着から出荷までの日数の中央値は8日でした。
今回の集計には、無期限の本体保証を付けて販売しているリユースPC「R∞PC(アールピーシー)」と、それ以外のリユースPCが含まれています。無料で対応した741件の多くは、R∞PCの保証によるものです。
中古PCを選ぶ際、「保証付き」という表示や保証期間は確認できても、実際に故障したときに費用がかかるのか、有料になるのはどのような場合なのか、修理には何日くらいかかるのかまでは分かりにくいものです。
そこで今回、リングローで実際にどのような対応を行っているのかを公開します。「保証が付いているか」だけでなく、故障したときに実際どうなるのかまで確認してPCを選ぶための一つの材料になればと考えています。
修理受付757件の97.9%が無償対応
9月25日に公開した不具合対応861件のうち、今回は修理として受け付けた757件を対象に、費用の有無や対応にかかった日数を分析しました。757件のうち、無料で対応したものは741件、有料で対応したものは16件でした。割合にすると、無料が97.9%、有料が2.1%です。

無料:741件・97.9%
有料:16件・2.1%
対象:757件
今回の集計にはR∞PC以外のリユースPCも含まれていますが、無料で対応した741件の多くは、無期限の本体保証が付いたR∞PCへの対応です。
そのため、この97.9%という数字は、「中古PCなら97.9%が無料で修理される」という意味ではありません。あくまで、リングローが取り扱ったリユースPCに対する実際の対応結果です。
どんなときに有料になる?
757件のうち、有料で対応したものは16件でした。
リングローでは、R∞PCを購入していない方から、一般のPCについて点検や修理を依頼される場合があります。また、SSDやメモリの容量を増やしてほしいという依頼や、ログインパスワードが分からなくなった場合のOS再インストールなども有料で対応しています。
つまり、「有料16件」は、保証が付いたPCが故障したにもかかわらず無料にならなかったケースだけではありません。そもそも保証の対象ではないPCの点検・修理や、容量を増やすなどの希望、設定上のトラブルへの対応も含まれています。
中古PCの保証を見る際には、「無料か有料か」だけでなく、どこまでが保証の対象なのかをあらかじめ確認しておくことが重要です。
※今回の16件については、社内記録上「有料となった理由」を一律に分類できる項目がないため、理由別の件数は掲載していません。
修理には何日くらいかかる? PC到着から出荷までは中央値8日
PCがリングローのセンターに到着した日と、対応を終えて出荷した日を確認できる705件について、かかった日数を集計しました。
その結果、センターに到着してから出荷するまでの日数は、中央値8日、平均10.3日でした。7日以内に出荷したものは42.7%、14日以内では82.8%でした。

対象:705件
中央値:8日
平均:10.3日
7日以内:42.7%
14日以内:82.8%
法人でPCを利用する場合、修理中にそのPCを使えなくなることもあります。
PCを選ぶ際には、保証期間だけでなく、修理にどの程度の日数がかかるのか、必要な場合に代わりのPCを用意できるのかまで確認しておくことも重要です。
※お客様がPCを発送してからリングローのセンターに届くまでの日数と、リングローが出荷してからお客様の手元に届くまでの日数は含みません。
※事情により、不具合が起きたPCがセンターに届く前に交換用のPCを先にお届けする場合があります。この対応は通常の修理とは日数の数え方が異なるため、今回の集計には含めていません。
なぜ、実際の修理対応を公開するのか
リングローが2026年7月に実施した「法人PC調達実態調査」では、現在リユースPCを利用していない、または導入に不安を感じる回答者113名のうち、45.1%が「故障しやすさや保証条件に不安がある」と回答しました。導入をためらう理由として最も多い結果です。
中古PCの商品ページを見ると、「保証付き」「○年間保証」といった情報は確認できます。
一方で、購入後に実際に故障したとき、無料で対応してもらえるのか、どのような場合に有料になるのか、修理にどれくらいかかるのかまでは、保証の有無や期間だけでは分かりません。
今回公開するのは、あくまでリングロー1社の実績です。中古PC全体の保証内容や、無料で対応される割合を示すものではありません。
リングローでは、PCを選ぶ際に「保証が付いているか」だけを見るのではなく、「故障したときに実際どうなるのか」まで知ったうえで選べることが大切だと考えています。
今回の公開が、保証期間だけでなく、無料になる範囲や修理にかかる日数まで確認してPCを選ぶきっかけになればと考えています。
【修理対応データ 集計概要】
集計期間:2026年1月1日~9月14日
対象:リングローが修理として受け付けたリユースPC757件
無料対応:741件
有料対応:16件
日数集計対象:不具合が起きたPCの到着前に交換用PCを先に届ける対応を除き、センターへの到着日・出荷日を確認できる705件
集計方法:社内記録を集計
集計主体:リングロー株式会社
※本集計は、PCがリングローのセンターに到着した日から出荷した日までの日数です。お客様が発送した日からセンターへ到着するまでの期間、および出荷後にお客様の手元へ届くまでの期間は含みません。
※事情により、不具合が起きたPCがセンターに到着する前に、交換用PCを先にお届けする場合があります。通常の修理とは日数の数え方が異なるため、今回の「センター到着から出荷まで」の集計からは除外しています。
【法人PC調達実態調査 概要】
調査名:法人PC調達実態調査
調査対象:勤務先の業務用PCの購入・調達に関与する25~65歳の正社員、経営者、役員
有効回答数:300名
調査方法:インターネット調査(Freeasy)
調査時期:2026年7月
調査主体:リングロー株式会社
※「リユースPCの導入をためらう理由」は、現在リユースPCを利用していない、または導入に不安を感じる回答者113名を対象とした複数回答の設問です。

リングロー株式会社
2001年に有限会社リペアシステムサービスとして設立し、2026年7月をもって創立25周年を迎えた。創業以来、法人向けの卸販売を中心に事業を展開し、リユースPCの流通と品質管理の基盤を構築。
2018年に販売を開始した無期限保証付きリユースPC「R∞PC(アールピーシー)」は、2026年4月に8周年を迎えた。近年では、公式通販サイト「R∞PCダイレクト」を通じて個人向け販売を強化するとともに、大学の新入生向けパソコンとして教育機関での導入実績を有するなど、利用シーンの拡大が進んでいる。
【会社概要】
・名称 :リングロー株式会社
・代表取締役:碇敏之
・本社所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-8-8 THE CORNER池袋4階
・事業内容 :リユースPCの販売・修理・買取
・URL :https://www.ringrow.co.jp/(リングロー公式HP)
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