エスパニョール中村俊輔vsレアル・マドリード、9月12日（土）深夜2時50分WOWOWで生中継。左足首負傷でガーナ戦強行出場の影響は？
WOWOWで絶賛放送中のスペインサッカーリーガ・エスパニョーラ。9月12日（土）に行われる第2節では早くも、中村俊輔所属するエスパニョールが“新銀河系軍団”レアル・マドリードと激突（深夜2時50分から生中継）。強豪との一戦を前に中村俊輔は、左足首に負傷を抱えながらも日本代表としてガーナとの親善試合に出場。果たして強行出場の影響は？
5日のオランダ戦（エンスヘーデ）で左足首を負傷した日本代表MF中村俊輔。9日のガーナ代表との対戦（ユトレヒト）は親善試合だけに、回避して治療に専念してもよかったが強行出場。しかし試合では、見せ場を作ったものの結果を残せず途中交代に終わった。試合は4‐3で日本代表が勝利している。
先日の試合で負傷した中村俊輔だが、日本代表チームが発展途上なのもあって、今は休んでいるわけにはいけない。彼は痛みをおしてガーナ戦に強行出場した。
強烈な個の力を持つガーナ相手に、日本は立ち上がりから苦戦を強いられた。頭抜けたフィジカルコンタクト、球際の強さに圧倒される。1対1も全く勝てない。セルティック時代にはUEFAチャンピオンズリーグも経験している中村俊輔も、チェルシーに所属するエシエンとのボールの奪い合いの中で、その強烈さを改めて実感した様子だった。実際に、足の状態の悪さもあって、フィジカルの強い相手に倒されたり、ボールを奪われる場面も何度かあった。
この日は70分間の出場に終わったが、中村俊輔らしいパスセンスが発揮された場面もあった。特に印象的だったのが前半15分の決定機。岡崎慎司（清水）に一度当ててボールを戻し、そのタイミングでゴール前に走り出した中村憲剛（川崎）に出した鋭いスルーパスは、完全に1点ものだった。本人もその連動性の高さに手ごたえを感じていた。エスパニョールでは自分1人の力で強引に押すことも大事だが、日本代表ではあくまで連動性で勝負すべき…。そんな彼の哲学がより明確になったようだ。
前日入念に確認したFKの場面はあまり訪れなかった。前半44分のキックは岡崎と中澤佑二（横浜）がフリーになっているところにピタリと合ったが、残念ながらゴールならず。今後、さらに精度を高めていく必要があるだろう。その一方で、貪欲にシュートを打っていく姿勢は向上した。前半35分に放ったミドルシュート、36分にペナルティエリア内で遠藤保仁（G大阪）のクロスに飛び込んだボレーなどは、これまでの代表では見られなかったもの。こういったフィニッシュの貪欲さは、今季のリーガ・エスパニョーラでの戦いに必ずつながるはずだ。
次は中2日で12日の大一番、レアル・マドリード戦を迎える。本人はガーナ戦後にも足の痛みを訴えたものの、週末のレアル・マドリード戦に関しては、「頑張ります」と一言。左足首の状態は心配されるが、エスパニョールにとってもホーム開幕戦となるレアル・マドリード戦は重要な一戦。この状況を何とか乗り切って活躍してほしい。
■第2節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
エスパニョール vs レアル・マドリード ※［放送予定］9月12日（土）深夜2:50 生中継
バジャドリード vs バレンシア ※［放送予定］9月13日（日）深夜1:58 生中継
デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs マラガ
ビジャレアル vs マジョルカ
テネリフェ vs オサスナ
セビリア vs サラゴサ
スポルティング・ヒホン vs アルメリア
ヘタフェ vs バルセロナ
アトレティコ・マドリード vs ラシン・サンタンデール
リーガ観るならWOWOW バルセロナ、レアル・マドリード、エスパニョール中心に毎節4試合放送！
毎週日曜早朝・深夜他
スペインサッカー リーガ・エスパニョーラWOWOW特設サイト TOPページ
http://www.wowow.co.jp/liga/
先日の試合で負傷した中村俊輔だが、日本代表チームが発展途上なのもあって、今は休んでいるわけにはいけない。彼は痛みをおしてガーナ戦に強行出場した。
強烈な個の力を持つガーナ相手に、日本は立ち上がりから苦戦を強いられた。頭抜けたフィジカルコンタクト、球際の強さに圧倒される。1対1も全く勝てない。セルティック時代にはUEFAチャンピオンズリーグも経験している中村俊輔も、チェルシーに所属するエシエンとのボールの奪い合いの中で、その強烈さを改めて実感した様子だった。実際に、足の状態の悪さもあって、フィジカルの強い相手に倒されたり、ボールを奪われる場面も何度かあった。
この日は70分間の出場に終わったが、中村俊輔らしいパスセンスが発揮された場面もあった。特に印象的だったのが前半15分の決定機。岡崎慎司（清水）に一度当ててボールを戻し、そのタイミングでゴール前に走り出した中村憲剛（川崎）に出した鋭いスルーパスは、完全に1点ものだった。本人もその連動性の高さに手ごたえを感じていた。エスパニョールでは自分1人の力で強引に押すことも大事だが、日本代表ではあくまで連動性で勝負すべき…。そんな彼の哲学がより明確になったようだ。
前日入念に確認したFKの場面はあまり訪れなかった。前半44分のキックは岡崎と中澤佑二（横浜）がフリーになっているところにピタリと合ったが、残念ながらゴールならず。今後、さらに精度を高めていく必要があるだろう。その一方で、貪欲にシュートを打っていく姿勢は向上した。前半35分に放ったミドルシュート、36分にペナルティエリア内で遠藤保仁（G大阪）のクロスに飛び込んだボレーなどは、これまでの代表では見られなかったもの。こういったフィニッシュの貪欲さは、今季のリーガ・エスパニョーラでの戦いに必ずつながるはずだ。
次は中2日で12日の大一番、レアル・マドリード戦を迎える。本人はガーナ戦後にも足の痛みを訴えたものの、週末のレアル・マドリード戦に関しては、「頑張ります」と一言。左足首の状態は心配されるが、エスパニョールにとってもホーム開幕戦となるレアル・マドリード戦は重要な一戦。この状況を何とか乗り切って活躍してほしい。
■第2節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
エスパニョール vs レアル・マドリード ※［放送予定］9月12日（土）深夜2:50 生中継
バジャドリード vs バレンシア ※［放送予定］9月13日（日）深夜1:58 生中継
デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs マラガ
ビジャレアル vs マジョルカ
テネリフェ vs オサスナ
セビリア vs サラゴサ
スポルティング・ヒホン vs アルメリア
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アトレティコ・マドリード vs ラシン・サンタンデール
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