ハイアット、セントラル・リザベーション・システムの強化にセーバー社を採用し、お客様の客室検索・予約プロセスを向上

ホテルオーナーへさらに質の高い収益を、お客様へより良い利便性をもたらすために、世界中のハイアットのホテルでセーバー社のテクノロジーを導入し、予約システムと客室販売を強化

ハイアット ホテルズ コーポレーション （https://hyatt.com ）　（米国イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者：マーク・ホプラメジアン、以下「ハイアット」）はこのほど、ハイアットの関連会社が世界の旅行業界を支える大手ソフトウェアおよびテクノロジー企業であるセーバー社と新たなテクノロジー契約を締結したと発表しました。同契約に基づき、2024年以降セーバー社が提供するSynXis Central Reservation System（セントラル・レザベーション・システム、以下「CRS」）が、ハイアットの主要なCRSとなります。これにより、ハイアットの客室予約システムの強化ならびにオペレーションの効率化が実現し、同時にお客様においてはより快適かつ迅速な客室の検索・予約が可能になります。同契約は、ハイアットが収益管理システムの最適化にHyatt PrOを導入したことに続く発表です。これらの技術革新は、ハイアットの商用技術基盤強化を目的としており、ホテルのオーナーやオペレーターの要望を取り入れて実現しました。

ハイアットの新予約システムは、SynXis CRSを活用することで、お客様による客室の検索・予約プロセスをより円滑にし、空室状況の可視性を高めるよう設計されています。

• 柔軟なカレンダー検索：　お客様が空室状況を検索する際、より使いやすく効率的なカレンダー表示を利用できます。また、特別なプロモーションが実施される期間や、ロイヤルティプログラム「ワールド オブ ハイアット」会員のお客様がポイントを最もお得に利用できる期間なども簡単に確認できるようになります。

• 客室・料金表示の強化：　ホテルが予約状況の変更をすばやくシステムに同期できるようになるため、お客様や従業員が新たに利用可能となった客室をリアルタイムで確認できます。また、ホテルはダイナミックパッケージを提示し、お客様はホテルでの滞在を自由にカスタマイズできるようになります。

• 効率的な予約：　本プラットフォームは、お客様に事前購入料金からベストレートを提供し、ホテル従業員の事務処理を合理化することで、予約プロセスを簡素化するよう設計されています。

ハイアットの最高情報責任者（CIO）、エベン・ヒューイットのコメント：

「私どものビジネスにおける全ての意思決定は、当社のパーパスである『人を思いやると、人は最高の状態になれる』に基づいており、それは共感と傾聴から始まります。ハイアットの革新的成長の道程において、ホテルオーナーやフランチャイズ運営企業から、より効率的で合理的な予約システムの構築が必要という意見を伺いました。徹底的な見直しを行った結果、セーバー社がハイアットのグローバルポートフォリオに最適なプロバイダーであり、お客様における客室の検索・予約プロセスをより快適にできると判断しました」。

セーバー・ホスピタリティー・ソリューションズ　スコット・ウィルソン社長のコメント：

「セーバーのリザベーション・システムが、ハイアットのテクノロジー戦略推進のために採用され、同社における宿泊予約機能を強化し、お客様のホテル滞在体験の向上に貢献できることを今般発表でき、大変嬉しく思います。当社は、顧客企業の業務と将来のイノベーションの基盤となるテクノロジーを提供することで、顧客企業の目標達成を支援しています。今回の事案は、ホスピタリティー業界への支援を強化し、お客様のホテル滞在体験を向上させるという当社のコミットメントを表しています」。

ハイアットのグローバルプロパティ＆ゲストサービス担当シニアバイスプレジデントのジェシカ・ホワイトのコメント：

「今般のセーバー社との契約により、ホテル内外の業務が簡素化され、ワールド オブ ハイアット会員様をはじめとするお客様に、より充実したホテル滞在体験を提供することが可能になります。セーバーを当社の新たなセントラル・リザベーション・システムとして採用することで、ハイアットの販売網とリーチが拡大し、グローバルなブランドポートフォリオ全体でパーソナライズされた直接予約を可能にします」。

今回の発表は、IDeaSとの世界的なコラボレーションであるHyatt PrOのようなクラス最高レベルのアプリケーションの採用により、ホテルシステムを簡素化すると同時に、プロパティーレベルの柔軟性を生み出すというハイアットのコミットメントに基づくものです。Hyatt PrOにより、ホテル内外のハイアットの従業員は、クラス最高のモジュール性と柔軟性、自動化の強化、イノベーションによる組織の成長、およびコマーシャルチーム間のより深いコラボレーションを推進する能力の恩恵を受けることができます。

革新的な機能に対するハイアット独自のビジョンは、ホテルのオーナーやオペレーターに独自の価値を提案し、競争上の優位性を促進する分野においてカスタマイズを提供することを目的としています。こうした取り組みを継続するため、ハイアットではプロパティー・マネジメント・システムのオプションをさらに強化する方法も検討しています。

※    本リリース中の「ハイアット」とは、ハイアット ホテルズ コーポレーションおよび（または）その関連会社を指す用語として使用されています。

セーバー社について
セーバー社は、世界の旅行業界を支える大手ソフトウェアおよびテクノロジー企業であり、航空会社、ホテル経営企業、旅行会社、その他のサプライヤーを含む幅広い旅行産業にサービスを提供しています。セーバー社は、顧客がより効率的に運営し、収益を高め、個人に合わせた旅行体験を提供できるようにする小売・流通、および予約・手配・管理などのソリューションを提供しています。大手旅行市場を通じて、旅行サプライヤーと世界中のバイヤーを結び付けます。セーバーのテクノロジープラットフォームは、年間2600億ドル相当の世界旅行費を管理しています。米国テキサス州サウスレイクに本社を置くセーバー社は、世界160カ国以上の顧客にサービスを提供しています。詳細については、www.sabre.com をご覧ください。

ハイアット ホテルズ コーポレーションについて
ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社：米国イリノイ州シカゴ)は、私たちの存在意義を「人を思いやると人は最高の状態になれる」と定める世界有数のホスピタリティー企業です。2023年３月31日現在、世界6大陸の75カ国で1250軒以上のホテルやオールインクルーシブ施設を展開しています。ハイアットが展開するブランドには、タイムレス・コレクションとして「Park Hyatt®」「Grand Hyatt®」「Hyatt Regency®」「Hyatt®」「Hyatt Residence Club®」「Hyatt Place®」「Hyatt House®」「Hyatt Studios」「UrCove」、バウンドレス・コレクションとして「Miraval®」「Alila®」「Andaz®」「Thompson Hotels®」「Dream® Hotels」「Hyatt Centric®」「Caption by Hyatt®」、インディペンデント・コレクションとして「The Unbound Collection by Hyatt®」「Destination by Hyatt®」「JdV by Hyatt®」、インクルーシブ・コレクションとして「Impression by Secrets」「Hyatt Ziva®」「Hyatt Zilara®」「Zoëtry® Wellness & Spa Resorts」「Secrets® Resorts & Spas」「Breathless Resorts & Spas®」「Dreams® Resorts & Spas」「Hyatt Vivid Hotels & Resorts」「Alua Hotels & Resorts®」「Sunscape® Resorts & Spas」があります。また関連会社では、ロイヤルティプログラム「World of Hyatt®」のほか「ALG Vacations®」「Unlimited Vacation Club®」「Amstar DMC」「Trisept Solutions®」を運営しています。詳しくは www.hyatt.com をご覧ください。