京都府宇治市「紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト」の観光キャンペーンにPKBソリューションが採用

紫式部ゆかりの地を巡ってもらい、宇治の歴史や文化、観光施設の魅力を発信

株式会社PKBソリューション

2024年4月4日 10時00分

株式会社PKBソリューション（本社：滋賀県野洲市、代表取締役：山本浩史）が提供するスマートフォン活用キャンペーンシステムが、京都府宇治市主催の「#いと行きたし！“声”と“映像”でいざなうゆかしき宇治へ！」に採用されました。

「＃いと行きたし！“声”と“映像”でいざなうゆかしき宇治へ！」概要

「紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト」の一環として行われる、紫式部ゆかりの地23ヶ所を巡りながら、音声ガイド・PR動画をお楽しみいただけるキャンペーンです。

デジタルスタンプラリーがベースのシステムとなっており、対象スポットを巡り現地でGPS機能を使用してチェックインを行うことで、音声ガイドを再生できます。音声ガイドは声優の梶裕貴さんが光源氏役となって、各スポットについて解説しています。

また、宇治市内で同様にチェックインを行うと、本プロジェクトのために京都アニメーションが制作したPR動画をお楽しみいただけます。

期間：＜前期＞2024年3月9日(土)～9月30日(月)

　　　＜後期＞2024年12月1日(日)～2025年1月6日(月)

●「紫式部ゆかりのまち宇治」公式サイト

https://www.city.uji.kyoto.jp/site/murasaki/

主催者コメント

◎キャンペーン実施の経緯

宇治市では、「紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト」の事業として、声優梶裕貴さんによる光源氏ボイスでの音声ガイドや、京都アニメーションと連携した宇治のPR動画「うじには物語がある」を制作しています。

音声ガイド・PR動画どちらもとても魅力的なものに仕上がったため、宇治を訪れた多くの方に楽しんでもらえる工夫を検討していたところ、スタンプラリーの機能を活用できるのではないかと考えました。

◎当社を採用した理由

様々な企業を検討しましたが、PKBソリューションのシステムは「希望の仕様にカスタマイズできる自由度の高さ」が非常に優れていると思います。

開始当初は現地に専用の紙マップを設置し、マップに記載のQRコードを読み取る方法で実施していました。しかし、QRコードが流出してしまうと宇治市に来ることなく視聴できてしまうほか、各施設にQRコードを設置すると、景観を損なう恐れがあります。そこで、GPSでの実施に変更を決めました。

GPS機能を活用することで、宇治市に実際に訪れた方に限定した、特別感のあるキャンペーンに仕上げてもらえたと感じています。

◎今回のキャンペーンについて

宇治市は「源氏物語」五十四帖のうち最後の十帖の舞台であり、藤原氏が築いたまちや、“ほんまもん”の平安文化が息づくまちです。

この取り組みをきっかけに、多くの方に宇治市に残る文化、景観を楽しんでいただきたいと考えています。

宇治市　産業観光部　観光振興課　観光企画係長　大原様

ご相談から実施までのサポートについて（カスタマーサポート担当者より）

ご相談をお受けした当初、宇治市様からいただいたのは「現地に行って音声・動画を楽しんでもらいたい」「音声再生だけでなく、周辺のおすすめスポットも紹介したい」といったご要望です。

当社ではお客様の企画に合わせてシステムを構築するため、「実際に現地に訪問した方に楽しんでいただきたい」という担当者様のこだわりから、GPS認証を組み込むことを検討。加えて、1度訪れた方がデータをダウンロードしてSNS等で拡散をされてしまうことを防ぐため、音声・動画データは保存ができないよう制御機能を追加することをご提案いたしました。

GPS認証と保存制御機能をW活用することで「実際に対象スポットに訪れた方だけが楽しめるコンテンツ」に仕上がったのではないかと感じています。

宇治市様では、動画データ・音声データ・その他進行について担当する部署が分かれています。そのため、制作にあたりまず意識したのは、各部署で認識の差が生じないよう、メールで皆様が確認・共有できる形で連絡を取ることです。併せて、細かな補足や不明点は直接担当者様に電話でやり取りを行うなど、内容に合わせたコミュニケーションを密に取るよう心掛けました。

制作途中で見えてきた課題に対しては、改めてキャンペーンの目的や流れを見直し、類似した事例を参考に対応策を提案して解決していくことで、当初のイメージ通りのキャンペーンを構築できたと思います。タイトなスケジュールでしたが、ご担当者様と調整を重ねた結果、遅延することなくスタートできて安心しました。