障がい者のキャリア形成を支援するトレーニング型雇用開始のお知らせ
IT関連スキルの学習・教育機会を提供
当社は、新たな障がい者雇用の取り組み「JASTラーニングプログラム」を開始することをお知らせいたします。
「JASTラーニングプログラム」は、トレーニング型障がい者雇用として、障がい者を契約社員として雇用した上で、基礎的なITスキルとビジネススキルの獲得に従事いただき、キャリア形成を目指していただくプログラムです。プログラム修了後のキャリアや進路についても当社がサポートを行うことで、障がい者一人ひとりが希望するキャリアの実現と社会全体の障がい者雇用の促進に貢献して参ります。
■ 「JASTラーニングプログラム」の概要
本プログラムでは、個人ごとの学習計画に基づき、ビジネスにおけるIT基礎スキルとしてマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の資格取得に向けた学習を行います。また、学習に加えて実務体験や演習を通じて、ビジネスコミュニケーションや資料作成などの実務経験の獲得、ビジネススキルの習得・向上を目指します。さらに社内ジョブコーチとの定期面談の実施やキャリア相談、スキルシート作成支援なども実施することで、プログラム修了者には当社だけでなく、様々な業界・職種でご活躍いただくことを目指していただきます。雇用期間は1年間ですが、取り組み状況やスキル習得状況に応じて期間延長や卒業生として社内アシスタントへの転換など特性や能力、キャリア志向も考慮して個別に判断を行います。
■ 背景・目的
従業員が一定数以上の規模の事業主には、従業員に占める障がい者の割合を法定雇用率以上にする義務が課せられています。民間企業の法定雇用率は2.5%であり、2026年7月には2.7%へ引き上げられる予定です。企業には積極的な採用と職域開発が求められる一方で、企業が求めるスキルとのマッチングが難しいことも多く、特に情報通信業は法定雇用率達成企業の割合が平均を大きく下回っている状況(※1)です。

(※1)厚生労働省「令和6年 障害者雇用状況の集計結果」よりグラフ作成
https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/001357856.pdf
当社は2021年から実施している農園型障がい者雇用に続き、トレーニング型障がい者雇用を行うことでダイバーシティへの取り組み、多様な働き方をさらに推進いたします。また、社会から法定雇用率の達成が強く求められている中で、自社だけでなく社会全体で障がい者雇用を促進させる取り組みとして、社会の課題解決に努めて参ります。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本システム技術株式会社
総務人事部 担当:山下、石田
TEL:06-4560-1000
Mail:press@jast.co.jp
▼日本システム技術株式会社 企業情報
以上

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像