ワンマン運転DX音声案内サービス「CoToComm Voice」を提供開始
~列車の位置情報に連動した自動案内放送により、ワンマン運転時の乗務員の業務負荷を軽減~
NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡敦子、以下「NTTテクノクロス」)は、鉄道業界向けに列車内の案内放送を自動化する、ワンマン運転DX音声案内サービス「CoToComm Voice」(コトコムボイス)(*1)を2026年6月11日より提供開始します。
本サービスの導入により、乗務員が列車内で案内放送を行う必要がなくなり、業務負荷の軽減と案内品質の均一化を実現します。あわせて、ワンマン運転時に安全配慮などに集中できる環境づくりにも貢献します。
また、クラウドサービスとして提供するため、鉄道各社は自社で環境を構築することなく、低コストかつ迅速に利用を開始できます。

■ 背景
近年、少子高齢化による労働人口の減少が進むなか、鉄道業界ではワンマン運転の拡大や乗務員の業務負荷軽減が重要な課題となっています。しかし、従来のワンマン運転では、列車内の案内放送を乗務員が肉声で行ったり、手動で案内を切り替えたりするケースも多く、運転状況や駅ごとに異なる案内が求められることから、乗務員の負担の一因となっていました。
NTTテクノクロスは、約20年にわたり鉄道業界向けのシステム開発を手掛けてきた経験と、鉄道事業・業務に関する知見やノウハウを活かし、タブレット端末を活用して列車内の案内放送を自動化するワンマン運転DX音声案内サービス「CoToComm Voice」を開発しました。本サービスにより、案内業務の負荷軽減とワンマン運転時の安全性向上を支援し、乗務員が安全確認や運転業務に集中できる環境の実現に貢献します。
■「CoToComm Voice」の特長
(1)位置情報に連動した自動案内放送により、案内業務の負荷を軽減し、ワンマン運転を支援
列車の走行位置情報に基づき、駅到着や通過タイミングに合わせて自動で案内放送を行います。これにより、乗務員による案内放送業務が不要となり、乗降時や走行中の安全確認により集中できる環境を実現します。ワンマン運転時の安全性向上と業務の省力化に寄与します。
(2)鉄道業界に特化したクラウドサービスで、低コストかつ迅速な導入が可能
本サービスはクラウドサービスとして提供され、タブレット端末を列車のマイク端子に接続するだけで導入できます。利用企業側で独自のシステム環境を構築する必要がなく、車両の大規模な改修も不要なため、初期導入コストを抑えつつ、短期間で運用を開始できます。
(3)自動案内放送の登録は多言語に対応し、自然な音声で案内可能
自動案内放送の登録は多言語に対応しており、さまざまな利用シーンに応じた案内文を柔軟に設定できます。また、合成音声機能には当社の音声合成技術「FutureVoice®」を活用しており、自然で聞き取りやすい音声による案内を実現します。
(4)アナウンス内容は自由に編集可能
システム管理者がアナウンス内容を自由に登録・編集できる機能を搭載しています。ダイヤ改正などに伴う案内内容の変更にも柔軟かつ迅速に対応でき、効率的な運用を支援します。
■ 今後の展開
NTTテクノクロスでは、本サービスを起点に、鉄道運行の安全性およびサービス品質の向上に貢献する「乗務員業務DX」基盤プラットフォームへと発展させることを目指します。今後は、他の乗務員支援システムとの連携をはじめ、さらなる機能強化を検討していきます。
■ 価格
実際の利用環境などにより構成や価格が異なるため、詳細はお問い合わせください。
□ 用語解説・注釈
*1:「CoToComm Voice」は「つながる」「伝える」という意味合いを持つ「CoTo」、通信や意思伝達を想起させる「Comm」、音声や案内、読み上げ、アナウンスを直感的に連想させる「Voice」を組み合わせたもので、円滑なコミュニケーションを支えるサービスであることを表現しています。「CoToComm」はNTTテクノクロスが展開する鉄道DX製品のシリーズ名で、その第一弾のサービス名が「CoToComm Voice」となります。(https://www.ntt-tx.co.jp/products/cotocomm/)
*「CoToComm Voice」および使用するロゴはNTTテクノクロス株式会社の商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
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