壁紙ブランド「WhO(フー)」から、AIがデザインする新たな16柄が登場。落合陽一氏率いる「ピクシーダストテクノロジーズ」と共創
野原ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:野原弘輔)が運営するインテリア内装材·壁紙ブランド「WhO(フー)」(以下、WhO)は、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:千代田区、代表取締役 落合陽一、村上泰一郎、以下「PxDT」)と共同で、AIがデザインした新柄を2022年3月29日にリリースしました。具体的には、PxDTの開発したデザイン生成技術「DeepWear™」を用いて、WhOの既存品番である約1,000点を学習。そこから自動生成されたデザイン300柄の中から16柄を選定し、カラーバリエーションを含めた計102点をラインナップします。
https://whohw.jp/products/collaboration/pixie-dust-technologies/同時に、さまざまなブランドや企業とのコラボレーションを行う「COLLABORATIONS」シリーズへ、“Pixie Dust Technologies”というカテゴリを新たに追加。今後も「DeepWear™」を活用した挑戦的な企画・デザインをおこなっていきます。
PxDTとの共創プロジェクトと今後の取り組み
昨年2021年6月に、PxDTと共にAI を活用した壁紙デザインプロジェクトをスタート。同年7月に第一弾となる新柄のリリースを行いました。今回はAIによるデザインの自動生成点数を100点から300点に増やしたことで、人の手に寄らないAI独特の描写はそのままに、個性的で幅広いテイストの柄が揃いました。
今回は、WhOオリジナルの壁紙のデータを元に自動生成を行ったため、壁面に使いやすいリピート柄やシンプルな柄が多く見られました。「DeepWear™」では、深層学習するデザインは壁紙のデータに限らず、写真やアートなどさまざまな画像を用いることができます。今後は、そうした様々な素材をもとに、AI の偶発性が生み出す新たなデザインを模索していきたいと思います。
「ピクシーダストテクノロジーズ株式会社」について
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、Digitally Rebalanced.̶̶世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。筑波大学及び東北大学との共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築しています。今後も産学連携やオープンイノベーションを通じ、新たなインターフェース技術の社会実装を行っていきます。
代表取締役 落合陽一 村上泰一郎
URL: https://pixiedusttech.com/
「DeepWear™」について
PxDT が展開する「機械がつくる 人間には提案できないデザイン」をコンセプトに次々と新しいデザインを自動で生み出すAI システム。深層学習を用いる事により洗練されたデザインを大量かつ高速に生成することができます。
*「DeepWear」及びそのロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
今回新たにラインナップした柄の一例
【商品情報】
SERIES COLLABORATIONS - Pixie Dust Technologies
NO. CBPD001 - 016
PRICE ¥4,500 / m
WhOについて
「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のための壁紙ブランドです。2015年7月に、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開する「graf」プロデュースのもと、壁紙ブランド「WhO」を立ち上げました。
海外ではすでにトレンドとなっている感性豊かで多様な壁紙デザイン。「WhO」は、日本における壁紙の可能性を広げながら、日本の住まいや空間に適した、日本人の感性にあうデザインの壁紙を提供しています。2016年にはグッドデザイン賞を受賞。現在では2,000点を超える個性的で表情豊かなラインナップを揃えます。
今後さらに拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。
また、WhOの製品ではインクジェットプリントでの制作を手法として取り入れています。近年注目されるSDGsへの取り組みとして、VOCや有害大気汚染物質を含まない、人や環境に優しい次世代インクを使用。完全受注生産方式とカタログの廃止により、過剰在庫、過剰生産を行わないサスティナブルなビジネスモデルを展開しています。
https://whohw.jp/
「graf」について
大阪を拠点に家具の製造・販売、グラフィックデザイン、スペースデザイン、プロダクトデザイン、アートから食、イベントの企画運営に至るまで「暮らしのための構造」をキーワードに、暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット。
http://www.graf-d3.com/
「野原ホールディングス株式会社」について
野原ホールディングスを中心とする野原グループは、建設業界を中心に建材や鉄鋼関連、セメントなどの資材販売、道路交通標識などの販売・施工を通して事業を拡大してまいりました。私たちは、2020年8月より掲げる新ミッション「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のもと、これまでの知見をさらに磨き未来へつなげて、より一層社会に貢献して参ります。
https://nohara-inc.co.jp
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