オン・セミコンダクター、新潟県の製造拠点売却を検討

既存顧客への供給の継続を維持するため、売却先に製品の製造継続を合意条件に

高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター・コーポレーション（本社　米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON）は、新潟県小千谷市にある製造施設（以下: 新潟工場）の売却を検討していることを発表しました。新潟工場の売却は、製造拠点を最適化し、高度に差別化されたパワー、アナログ、センサ製品への注力を強化するという同社の計画の一部です。同社は、戦略的な売却先の調査をスタートし、相互に有益な合意に至ることにより、新潟工場の自社施設から自社およびパートナーネットワーク内の他の施設への秩序だった製品移管の促進を意図しています。

新潟工場は、車載品質の認定を受けた施設であり、品質管理に関するグローバルな業界基準である IATF 16949 に適合しています。オン・セミコンダクターは、新潟工場が魅力的な半導体製造資産であると確信しており、多種多様なテクノロジーを管理できる高度なスキルを持ち、生産性の高い従業員によって運営されています。

新潟工場は、同敷地内に 21万5千平方フィート（約 2万平方メートル）のクリーンルームスペースを備えた2つの前工程を有しており、40エーカー（約16万平方メートル）の敷地内に110万平方フィート（約10万2千平方メートル）の建屋を所有しています。この大規模な敷地と既存のインフラ、および8インチ・ウェハ製造の能力は、売却先企業に成長の機会を提供すると確信しています。現在、オン・セミコンダクターは新潟工場で、同社の BCD、BiCMOS、CMOS、ディスクリート、およびスマートディスクリートの各技術をサポートしています。

オン・セミコンダクターは、引き続き日本での存在感を高めることに注力しています。同社は最近、製造拠点として、福島県会津若松市に大型の8インチ・ウェハ製造施設を追加しました。 オン・セミコンダクターは、営業およびフィールドアプリケーションサポート、研究開発、ソリューションエンジニアリングセンター、生産工場などのさまざまな機能グループに引き続き投資し、日本のお客様により良いサービスを提供してまいります。

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オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター（Nasdaq: ON）は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。

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オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。