公共バス・コミュニティバス向けバスロケ導入はゴールではない。次の課題はGTFS-JP(標準的なバス情報フォーマット)の「整備」と「継続」
バスキャッチ、GTFS-JP作成・継続運用機能をリリース ~GTFS-JP V4対応、EXCEL見える化共通入力フォーマット出力、日本語バリデータ、shapes自動生成機能を新搭載~

“GTFS-JP(標準的なバス情報フォーマット) を作る”から、“継続運用できる”へ
地域交通のデジタル化が進む一方で、自治体担当者の異動や人手不足により、交通データの維持管理が新たな課題となっています。
全国60以上の自治体で利用される公共バス向けバスロケーションシステム「BUS CATCH」 では日々の運行設定を活用し、GTFS専門知識に依存せず、自治体担当者・バス運行事業者が継続的に維持・更新できる環境を提供します
VISH株式会社(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役:田淵 浩之)は、公共交通・ルート送迎向けバスロケーションシステム「BUS CATCH(バスキャッチ)」において、GTFS-JPデータの作成・編集・出力・継続運用を実現する新機能をリリースしたことをお知らせいたします。
本機能は、GTFS-JP V4 静的データに対応しており、ゼロからのGTFS-JP作成だけでなく、既存GTFS-JPデータの取込・編集・再出力にも対応します。さらに、作成したデータはGTFS-JP形式だけでなく、EXCEL 「見える化共通入力フォーマット」形式でも出力可能で、データ標準化への対応を容易にします。
また、日本語による整合チェック機能や、経路形状データ(shapes.txt)の自動生成、多言語データ管理機能などを搭載し、ダイヤ改定や路線変更が発生しても自治体担当者や交通事業者自身が継続的にGTFS-JP更新を運用できる環境を実現します。



主な特長
■ GTFS-JP V4 静的データ対応
最新のGTFS-JP V4仕様を踏まえたデータ作成・出力に対応。
■GTFS-JP(標準的なバス情報フォーマット)の新規作成
停留所、路線、ダイヤなどを登録し、GTFS-JPを保有していない自治体でもゼロから作成できます。
■GTFS-JPの取込・編集・再出力
既存GTFS-JPデータを取り込み、編集後に再出力可能。
■日本語対応バリデータ
GTFS-JP作成途中でもリアルタイムで整合性チェックを実施。
既存の英語中心の検証ツールとは異なり、日本語による分かりやすいエラー表示。
■shapes.txt自動生成
停留所情報をもとに経路形状データ(shapes.txt)を自動生成。
手作業による座標入力を削減し、効率的な経路作成を可能にします。
■多言語データ管理
停留所名や案内情報の多言語登録に対応予定。
Googleマップでの情報発信や訪日外国人向けの案内整備を容易にします。
■見える化共通入力フォーマットとの連携
EXCEL 「見える化共通入力フォーマット」形式で出力します。
以下の情報が作成・編集・出力できます。※GTFS-JPに必要な情報をすべて含みます
1) 事業者(agency.txt)
2) フィード情報(feed_info.txt)
3) 停留所(stops.txt)+かな(translations.txt)
4) 路線(routes.txt)
5) 運行日(calendar.txt と calendar_dates.txt)
6) 便(trips.txt)
7) 時刻(stop_times.txt)
8) 運賃(fare_attributes.txt / fare_rules.txt)
9) 経路(shapes.txt)
■柔軟な運行日管理
平日・土休日だけでなく、
・登校日ダイヤ
・シーズン特別便
・イベント輸送
・臨時ダイヤ
など柔軟な運行日設定を可能にします。
目玉機能
“GTFS-JP作成途中でも日本語でエラー確認”
GTFS-JP作成途中でもリアルタイムに整合性を確認でき、日本語でエラー内容を表示。出力後の手戻りをなくします。
“地図上の停留所情報をもとにshapes.txtを自動生成”
バス停情報から自動で経路を作成し、必要に応じて微調整も簡単な操作で修正できます。
バスキャッチ紹介ページ
ウェブサイトもご覧ください:https://pt.buscatch.com/
開発の背景・コンセプト
"バスロケは容易に導入できる今、大変なのは準備と継続”
クラウドサービスの普及や自治体DXの推進により、地域交通でもバスロケーションシステムを導入しやすい環境が整いつつあります。
VISHがこれまで全国の自治体や交通事業者へサービスを提供する中で多く寄せられたのが、
・GTFS-JPを作成したものの更新が続かない
・ダイヤ改定のたびに外部委託が必要になる
・担当者異動で運用ノウハウが失われる
・Googleマップ掲載後の維持管理が負担になっている
といった声でした。
ダイヤ改定や路線変更、バス停移設、臨時便対応などに合わせて継続的に更新・保守する必要があり、その運用負荷が大きな課題となっています。
“GTFSを作る”から、“GTFSを継続運用できる”へ
BUS CATCHでは、日々の運行設定とGTFS-JP管理を一体化することで、専門知識に依存しない継続運用を目指しました。
GTFS-JPの新規作成はもちろん、既存データの取込・編集・再出力、将来のダイヤ改定への対応、整合性チェック、多言語管理までを一つの環境で実現し、自治体担当者や交通事業者の運用負荷を軽減します。
今後の展望
BUS CATCHはバスの見える化・GTFS-JP作成支援に留まらず、
・GTFS-RT
・デマンド交通
・乗降分析
これらができるサービスとして、より発展を見据えた地域交通データ基盤を提供していきます。
今後も地域交通現場で継続運用しやすい仕組みづくりを目指して開発を進めています。
「BUS CATCH(バスキャッチ)」のサービス概要

「BUS CATCH(バスキャッチ)」は、VISH株式会社が提供するクラウド型バスロケーションシステムです。位置情報を通してWebサイトやデジタルサイネージなどのさまざまな手段でバス利用者にバスロケ情報(位置情報、運行状況、遅延情報など)をリアルタイムでお届けします。
定時定路線からセミデマンド・フルデマンド運用までご提案します。
「BUS CATCH(バスキャッチ)」紹介ページ:https://pt.buscatch.com/
VISH株式会社について
2004年の創業以来、バスロケーションシステム「BUS CATCH(バスキャッチ)」サービスをはじめさまざまなサービスを全国の公共交通機関等へ展開しており、導入実績は5,000施設以上です。
近年では公共交通機関に加え、新しいモビリティサービスへの対応などMaaS分野への取り組みや次世代システムの研究・開発を推進しています。
今後もバスロケーションシステムの提供や構築による地域交通の支援を通じて、社会や地域交通の利便性向上や持続的な発展に貢献してまいります。
■会社概要
商号 :VISH株式会社
代表取締役:田淵 浩之
所在地 :愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F
設立年月日:2004年12月
資本金 :1,150万円
企業サイト:https://www.vish.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
