社会で活きる力を学ぶ「ボーダレス」フリースクール『SOZOW SCHOOL 小中等部』が11月1日に正式開校　さらに2024年4月に『高等部』も開校決定

「好きを学びに。未来を自在に。」ありのままを受け入れ、自信を育む実践型オンラインフリースクール

SOZOW株式会社

2023年10月12日 12時00分

「好奇心と可能性を解き放ち、未来をSOZOWする学びの生態系をつくる」をビジョンに掲げるSOZOW株式会社（所在地：東京都品川区、代表取締役：小助川将）は、『SOZOW SCHOOL 小中等部』を2023年11月1日(水)に正式開校いたします。個別最適なコンテンツや、多様な大人が関わることで実社会を体現するこれまでにない仕組みを通して、社会で活きる力を学ぶ実践型のオンラインフリースクールです。
さらに、子どもたちが社会に出ていくまでの連続的なサポートを実現するため、2024年4月に『SOZOW SCHOOL 高等部』を開校することを決定いたしました。

『SOZOW SCHOOL 小中等部』公式HP：https://sozow-school.com/

『SOZOW SCHOOL 高等部』公式HP：https://sozow-highschool.com/

実践型の学びを届ける『SOZOW SCHOOL 小中等部』11月より正式開校

不登校の小中学生の人数は、少子化にも関わらず年々増加しており、文部科学省の最新調査によると2022年度には前年度比22.1%増の29万9,048人(※1)となりました。また、世界各国との比較データでは、日本の子どもの精神的幸福度が世界ワーストクラス(※2)であり、未来に希望を持てず、自己肯定感が低い若者が多い(※3)という問題が浮き彫りになっています。

SOZOWはこのような日本の現状を変え、子どもたちが好奇心を活かして自分らしく活躍できる社会をつくることを目指す、エデュテイメント・スタートアップです。テクノロジーの力を活用して、旧来の教育システムとは全く異なる「好奇心を起点にした学び」をオンラインの習いごと事業やイベント事業を通じて全国の子どもたちに届けてきました。

この度、子どもたちの「好き」を活かしながら、社会に存在する「地方と都市」「学校と社会」といった様々な分断(ボーダー)を超えたボーダレスな学びを届けるため、『SOZOW SCHOOL 小中等部』を11月1日(水)に正式開校することにいたしました。平日の昼間に、小学4年生から中学3年生の子どもたちが学校の代わりとして学べるオンラインフリースクールです。

2017年に施行された教育機会確保法は、義務教育学校（学校教育法第1条に規定する学校）以外の学びの選択肢を認め、子どもそれぞれにあった学習環境の確保を求めていますが、『SOZOW SCHOOL 小中等部』はまさにこの「学校以外の学びの選択肢」であるフリースクールの一校となります。地域の学校に籍を置きながら、平日昼に『SOZOW SCHOOL 小中等部』へ通うことで、「出席扱い制度」の認定を取得することも可能です(※4)。

『SOZOW SCHOOL 小中等部』は2021年10月にβ版としてプレ開校し、正式開校前にも関わらず、すでに500名近くの子どもが在籍しています。継続的にサービスの改善・拡充を行ってまいりましたが、これまでの運営の知見を活かした新たなコース制度を2023年11月より導入し、この度の正式開校と位置付けることにいたしました。

※1：令和4年度文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」

※2：2020年ユニセフ報告書「レポートカード16 先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か」

※3：2022年日本財団「18歳意識調査」

※4：「出席扱い制度」の認定には在籍学校の学校長による承認が必要です。

ボーダレスな実践型の学びを実現する、5つの特徴

『SOZOW SCHOOL 小中等部』のコンセプトは、ありのままを受け入れ、自信を育み、社会で活きる力を共に学ぶ、実践型の「ボーダレス」フリースクールです。実社会に直結する「生きた学び」を届けるための特徴5つを紹介します。

1. 好きから学びにつながる個別最適なコンテンツ

カリキュラムを自分の興味関心に合わせて自由に組み立てられることが大きな特徴です。

マインクラフト、動画制作、プログラミング、デザインなどデジタルクリエイティブスキルを学べる多彩なオンラインライブに加え、ビジネス・お金、eスポーツやイラストなど、自分の好きなことを題材にして学ぶことも可能です。ICT教材を活用し、5教科の学びもサポートします。

2. 150名以上の大人や企業と出会えるオンラインキャンパス

仮想空間のキャンパスでは、プロのエンジニアやデザイナーなど、多彩なスキル・経験を持つ総勢150名以上の大人が活動をサポート。普通の学校では出会えないような様々な世界で生きる大人から、社会で活きる学びを得られます。外部の企業とコラボレーションして行うプロジェクト活動もあります。

3. 仮想コインで実社会を体験できる仕組み

子どもたちが一緒に活動する中で感謝の気持ちを感じた時に、「得意なことを教えてくれてありがとう」「困った時に助けてくれてありがとう」といったメッセージと一緒に仮想コインを贈り合える仕組みがあります。貯まったコインは様々なグッズやAmazonギフトカードなどに交換も可能。感謝の気持ちの対価としてお金がめぐる経済の仕組みを体現しています。

4. 子どもの個性がわかる日本初*アセスメントシステム

『SOZOW SCHOOL 小中等部』にはテストや偏差値といった仕組みはありません。代わりにあるのが、子どもに関わる多様な大人がそれぞれの視点で見つける子どもの得意や強み、そしてメタバース上での活動ログなどを収集し独自のダッシュボードで子どもの個性を可視化する「個性レポート」。学校の成績表よりも子どものことを知ることができると保護者の方から好評をいただいており、小中学校の「出席扱い制度」の申請にも活用されております。（*自社調べ）

5. 子どもの状態に合わせて選べる3つのコース

これまでのプレ開校期間を経て、子どもたちが自分らしさを解き放つには、安心できる居場所づくりが重要であることが明らかになりました。この安心した居場所を基盤に、自身の「好き」を深めたり、他の子どもや大人との出会い・交流を通じて、自信や主体性を培っていくのが『SOZOW SCHOOL 小中等部』です。

11月の正式開校以降は、子どもの状態やニーズに合わせて最適な環境で学べるよう、以下の3つのコースから選択できるようになります。

・ありのままを受け止め、自己肯定感を育む「自分探Qコース」

・「好き」で仲間と出会い、学びにつながる「好き探Qコース」

・好奇心と個性で新しい未来を描く多様な経験を届ける「未来探Qコース」

2024年4月には『SOZOW SCHOOL 高等部』も開校決定

現在の『SOZOW SCHOOL 小中等部』は小学校4年生から中学校3年生が対象となっていますが、今後、子どもたちが社会に出ていくまでの連続的なサポートを実現するため、高校生を対象とした
『SOZOW SCHOOL 高等部』を2024年4月に開校いたします。高等学校卒業資格の取得を前提にした通信制高校サポート校として、小中等部のコンセプトを引き継ぎながら、より将来につながる生きた学びを届けていきます。