【日本青年会議所「SMILE by ACTION」事業】インドネシア・バリ島での実施決定のお知らせ
~深刻なごみ問題の解決へ向け、クローズドループによる「生ごみ循環モデル」を新たに構築~
公益社団法人日本青年会議所(会頭:加藤 大将、 所在地:東京都千代⽥区麹町2丁⽬12-1 VORT半蔵⾨7F、以下「日本 JC」)では、国際貢献事業として取り組む「SMILE by ACTION」事業について、2026年は「JCI JAPAN SMILE by ACTION in Bali ~Step to protect the environment~」と題して、インドネシア共和国のバリ島チャングー地区ペレレナン村で事業を実施することが決まりましたのでお知らせいたします。

SMILE by ACTION 事業とは
発展途上国において様々な環境問題の解決を目指すために、日本JCが取り組んでいる国際貢献事業です。2016年から開始した発展途上国に安心・安全な水を提供するSMILE by WATER事業をもとに、水質資源問題だけでなくより幅広い環境問題に取り組むために2023年よりスタートしました。
国連が掲げる2030年までの達成を目指すSDGsに設定された17のゴールのうち、主に13番目の「気候変動に具体的な対策を」、14番目の「海の豊かさを守ろう」の達成に向けて活動しています。SMILE by WATER事業と同様に、設備の設置だけでなく、地域が自助努力で環境問題の解決や経済発展をしていくための持続可能な開発に力を入れています。
2026年度の注目ポイント
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インドネシア共和国バリ島チャングー地区ペレレナン村で実施
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クローズドループ型の生ごみ循環モデルを構築
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コンポスト施設を建設し、生ごみの回収と堆肥化プロセスを整備
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堆肥を活用した有機作物の生産を支援
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飲食店での有機作物購入とメニュー提供の促進
実施背景
インドネシアは年間のごみ総排出量が世界5位の約6,500万トンで、東南アジア最大の都市ごみ発生国といわれています。中でも世界有数のリゾート地でもあるバリ島は、観光客増加に伴う廃棄物排出量の急増により、生ごみ処理が喫緊の課題となっています。また、この地域では排出ごみの処理は埋め立てに依存しており、全体の60~70%を占める生ごみは、分別や堆肥化、バイオガス化の体制が不十分なため、悪臭や衛生問題、メタンガス発生等の環境リスクを生んでいる状況です。
こうした問題を解決するために、日本JCでは、環境博士の高間剛氏(su-re.co CEO)との協働で、生ごみを資源として循環させるクローズドループ型の生ごみ循環モデルを構築します。現地のホテル、農家、企業の協力で、ホテルで分別された生ごみを堆肥化し、それを農家が有機作物生産に利用、その作物をホテルが購入し、ホテル内のレストランで提供することで、資源と経済の地域内循環を目指します。
高間剛氏について
たかま・たけし◎環境シンクタンクsu-re.co(シュアコ/Sustainability & Resilience)の創業者兼CEO。オックスフォード大学で環境地理学の博士号を取得後、気候変動・環境専門家として活動。これまでにADB(アジア開発銀行)、IRENA(国際再生可能エネルギー機関)、JICA(国際協力機構)、GIZ(ドイツ国際協力公社)ほか多数の国連機関を担当し、現在はSEI(ストックホルム環境研究所)のアソシエイト、ウダヤナ大学客員教授などを兼務しています。
事業概要
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コンポストの新設
インドネシア共和国バリ島ペレレナン村のごみ処理施設(TPS Pererenan)内、10m×10m(約100㎡)のスペースに、1日約100kgを堆肥化可能なコンポストを設置します。
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生ごみの回収と堆肥化プロセスを整備
協力ホテル間で生ごみ分別の基準や手順を統一します。分別された生ごみは専用ルートで回収し、堆肥化施設(コンポスト施設)に集約して処理。生ごみの埋め立て量を減少させ、環境負荷の少ないリサイクルの仕組みを形成します。
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堆肥を活用した有機作物の生産を支援
生成された堆肥は地域の農家へ提供し、有機農業に活用します。農作物の種類や土壌に合わせた堆肥活用計画の策定を支援し、野菜の生育をします。
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飲食店での有機作物購入とメニュー提供の促進
堆肥を活用して生産された農作物をホテルが購入し、ホテル内のレストラン・飲食店で提供する仕組みを整えます。
これらの取り組みを通して「生ごみ → 堆肥 → 農産物 → ホテル消費 → 生ごみ」の循環を成立させ、廃棄物を削減するだけでなく、地域経済の活性化(各工程での雇用創出、売買による新たなビジネス創出、農家の収益安定化など)も両立し、持続可能な地域開発に貢献します。さらに、バリ島の観光業においても、ホテルでのこのクローズドループ導入による付加価値で、新たなサステナブルツーリズムの創出へと展開させていきます。
主なスケジュール
2026年2月 協力ホテルへごみ分別の基準や手順について研修会を実施
2026年3月 コンポスト施設の建設準備、施工開始
2026年4月 コンポスト施設竣工、コンポスト施設で生成された堆肥を使った有機作物の生産開始
2026年5月 コンポスト施設竣工式開催
2026年6月 協力ホテルで有機作物を使用したメニューの提供開始
SMILE by ACTION 過去の実績
■2024年
インドネシア共和国
養蚕事業を通じて女性の雇用機会を提供、桑の木の植樹
■2025年
フィリピン共和共和国
現地の人気インフルエンサーFumiya氏との協働でごみ分別教育を実施、リサイクルを通じた雇用機会の創出
本事業の詳細や進捗は、以下ホームページにて随時情報を発信いたします。
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