就活会議「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2023」を発表

ＥＹストラテジー・アンド・コンサルティング、コクヨ、ミヨシ油脂が上位にランクイン

ポート株式会社

2023年6月7日 15時00分

ポート株式会社の完全子会社である就活会議株式会社（代表取締役社長CEO 赤塩勇太、所在地：東京都新宿区、以下：当社）が運営する国内最大級の就活生向け企業口コミサイト「就活会議」は、「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2023」を発表いたしました。本調査は今年で6回目の実施となります。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2023」特設ページ： https://award.syukatsu-kaigi.jp/2023/

開催の背景

近年、就活の早期化に伴い、大学3年時のサマーインターンシップを開催する企業が増えています。学生のインターンシップ参加率が年々増加しているという調査もあるなど、本選考前のサマーインターンシップの開催・参加が当たり前になってきました。

また、2021年に引き続き、2022年も多くのインターンシップがオンライン形式での開催となりました。しかしながら、2021年はオンライン形式での開催が全体の83.25%だったのに対し、2022年は66.22%と約17ポイント減少しています。一方で、対面形式を含むインターンシップの開催が増えており、完全対面形式での開催は2021年で15.52%から2022年では30.96%と約15.5ポイント上昇、オンラインと対面のハイブリッド形式での開催は2021年で1.22%から2022年では2.83%と約1.5ポイント上昇となりました。

25卒から、採用直結型のインターンシップが政府公認で解禁となります。変化の多い就活において、企業の皆さまにおいては今後のインターンシップの企画・開催にあたって、そして学生の皆さまにおいてはインターンシップへの参加にあたって、本レポートが参考となれば幸いです。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2023」特設ページ

詳細は以下よりご覧いただけます。

https://award.syukatsu-kaigi.jp/2023/

学生満足度上位企業のご紹介

【総合評価が高かった部門】

総合的に満足度が非常に高く、その後の就職活動に良い影響があったと評価された企業

1位　ＥＹストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

2位　コクヨ株式会社

3位　ミヨシ油脂株式会社

4位　株式会社野村総合研究所

5位　株式会社アイシン

【業界理解が深まった部門】

実施企業に対する理解のみならず、その業界全体の理解も深まったと評価された企業

1位　ソニーグループ株式会社

2位　東京電力ホールディングス株式会社

3位　日本郵政株式会社

4位　三菱自動車工業株式会社

5位　日清オイリオグループ株式会社

【メンターのコミット部門】

「社員が全力で取り組んでくれた」「積極的にフィードバックをくれた」等メンターに対する評価が高かった企業

1位　ソニーグループ株式会社

2位　株式会社ＮＴＴドコモ

3位　株式会社アイシン

4位　日本郵政株式会社

5位　デロイトトーマツコンサルティング合同会社

【自己成長につながった部門】

プログラムを通じて、自分自身を大きく成長させることができたと評価された企業

1位　株式会社野村総合研究所

2位　Ｐ＆Ｇジャパン合同会社

3位　三井住友海上火災保険株式会社

4位　ソニーグループ株式会社

5位　株式会社アイシン

【テーマが興味深かった部門】

実践的・刺激的・独創的などテーマそのものが興味深く、様々な気付きを得たと評価された企業

1位　日本郵政株式会社

2位　株式会社東京ドーム

3位　ＥＹストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

4位　大阪ガス株式会社

5位　スタンレー電気株式会社

【選考に有利に働いた部門】

インターンシップに全力で取組み結果を残すことで、本選考も有利に進められると評価された企業

1位　ＥＹストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

2位　株式会社ベイカレント・コンサルティング

3位　ＰｗＣコンサルティング合同会社

4位　ソフトバンク株式会社

5位　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）

総評

今回、上位にランクインした企業に共通したのは、《忖度のない実践的なフィードバック》と《社員との密なコミュニケーション》というポイントでした。

上位にランクインした多くの企業では、社員から《忖度のない実践的なフィードバック》があることが、より深い業務理解や自己成長につながるとして学生から評価されています。座学で企業理解を深めるだけでなく、現場の社員から具体的なフィードバックを受けることによって自身がその企業で働いているイメージを持てるかどうかが、インターンシップ参加において重視されているようです。

また、《社員との密なコミュニケーション》という観点では、インターンシップ中に少人数のグループや個人単位でメンターがつく企業が上位にランクインしました。座談会や懇親会で話す機会のほか、インターンシップのワーク中や休憩時間などでも頻繁に話す機会を設けることで、質問しやすい環境ができ、学生の疑問や不安が解消されたようです。学生からは、密にコミュニケーションをとれることで「学生の成長をかなり大切に考えてくれていると感じ、実際に入社したあとのフォローも丁寧だと思った」という声もあるなど、志望度の上昇にもつながっています。

インターンシップの開催形式が多様化する中で、どのように企業の実態や魅力を伝えられるかが重要となってきています。2022年のインターンシップでは、学生が入社後のイメージを持てるよう、限られた時間の中で学生とのコミュニケーションを最大化しようと工夫を凝らした企業が上位にランクインする結果となりました。

開催概要

●対象となるインターンシップ

「就活会議」に掲載中のインターンシップ体験記（※）のうち、昨年夏（2022年6～9月）に開催されたサマーインターンシップを対象としています。

●対象体験記

昨年夏（2022年6月～9月）のインターンシップに参加した学生から寄せられた1087件の体験記をもとに評点を集計しています。（全2078件の体験記のうち、1企業あたり4件以上集まっている企業が集計対象）

●選考方法

学生がインターンシップに参加する際に特に重視する「総合評価」「業界理解」「メンターのコミット」「自己成長」「テーマの面白さ」「内定直結度」の6項目において評点を集計し、上位5企業を選出しています。

（※）インターンシップに参加した学生による体験レポートです。各社が開催するインターンシップのテーマや内容に加え、「志望度が上がったか」「その後の就職活動にどのような影響を与えたか」といった、参加学生の本音を掲載しています。また、「総合評価」「選考難易度」「業界理解」「会社理解」「メンターのコミット」「自己成長」「内定直結度」「学生のレベル」「テーマの面白さ」の全9項目について、5段階評価にて評点を取得しています。