映像に関わるすべての女性を応援するVook×CGWORLD共催オンラインイベント「W Conference」【3/26(水)開催】
株式会社ボーンデジタル(本社:東京都千代田区、CEO:新 和也、URL:https://www.borndigital.co.jp)は、同社が運営するCG・映像クリエイター向けメディア「CGWORLD」と、映像制作ナレッジ共有サービス「Vook」の共催により、映像業界で活躍するすべての女性を応援するオンラインイベント「W Conference」を2025年3月26日に開催いたします。

■イベント概要
映像に関わる女性が働き方やキャリアを考える、業界を変える1日に。
世界では、様々な業界で男女平等は当たり前になってきています。一方で日本のジェンダーギャップ指数は146か国中118位(2024年6月時点)と非常に低い状態にあります。また、CGや映像の領域は、そもそも女性比率が低かったり、それによって女性が働きづらさを感じていたりする傾向にあります。
もっと、女性が働きやすい環境をつくれたら、映画、広告、ゲームなど様々な領域で多くの女性が活躍できたら、クリエイティブの多様性も生まれ、イノベーションも起きるのではないか。
そう考えたCGWORLDとVookが手を組み、映像に関わるすべての女性を応援する取り組みを始めました。このイベントでは仕事への向き合い方、キャリアに対する考え方を共有し、1人でも多くの方の後押しができればと考えています。
皆さんも、業界を変えるかもしれない1日に参加しませんか。
■セッション内容
・Keynote(30分)
なぜ今回VookとCGWORLDが映像に関わる女性たちに向けたイベントを実施するに至ったか、業界の抱える課題について、そしてそれぞれのセッションがどういう意図で企画されたかを紹介するオープニングイベントです。
・女性こそプロデューサー向き?自分の人生をデザインする働き方/飯田 佳奈子氏(60分)
幅広い視点で物事を見なければならないプロデューサーというポジション。子育てと仕事とで時間をうまく配分していかないといけない制作者にとって、プロデューサーの働き方は映像制作を続ける上でのヒントになる働き方かもしれません。全て一人でこなすだけが映像制作ではない、作品の要となるプロデューサーの仕事について、実際の女性プロデューサーから話を聞きます。
・唐草模様を描くキャリア、私がベルリンでメディカル系専門の3DCGアニメーターになるまで/久野 梓氏(60分)
人生を歩む上で、思いがけない路線変更が必要になる場合があります。思いもかけない出来事に遭遇し、絶望的な気持ちになってしまうことがあるかもしれません。でも、もしかしたら、そういった唐草模様のキャリアパスが、後になって人生とキャリアの大きな糧になるかもしれません。直線ではないキャリアパスを持って映像業界で活躍していらっしゃる女性クリエーターはたくさんいらっしゃいます。そういった女性の一人、ベルリンで小さい子供を抱え、思いがけずメディカルアニメーターとしてのキャリアを歩むことになった女性に話を聞きます。
・女性クリエイターなんでも相談室 Powered by マウスコンピューター/久我尚美氏、この氏、橘田 佳奈氏(60分)
まだまだ女性にとってのロールモデルが少ないCG・映像業界。相談したくてもなかなか身近にはいない、、そんなクリエイターも多いはず。そこでW カンファレンスでは現役で活躍する女性クリエイターに登場いただき、スキルアップやキャリアアップ、働き方、効率的な時間術などなど...一般読者からの悩みや相談に答えてもらいます!
セッション後半では働きやすさや効率をアップするための制作環境にも注目!出演しているクリエイターから制作環境を紹介。本イベントのパートナーであるマウスコンピューターより、女性クリエイターおすすめのクリエイターPCも紹介します。
・仕方なくない。働きやすさは「気づく」ことから/中根 さや香氏、落葉 えりか(Ochiba Erika)氏(60分)
働きながら、些細な違和感を気にしないようにしていたり、仕方ないとしている女性制作者は、実は多いのではないでしょうか。でも、その違和感を野放しにしていたら業界はいつまでも変わらない。その違和感が「仕方なくない」ことだと、まずは気づくことが大事なんです。このセッションでは、映像・関連業界の見逃されやすい些細なギャップを話し合い、一人一人が働きやすい環境にしていくにはどうしたらいいか、そして女性映像制作者が増えることでどんな影響があるかを考えます。
■登壇者

飯田 佳奈子氏
株式会社テレビ東京 制作局「シナぷしゅ」統括プロデューサー
1988年生まれ、群馬県富岡市出身。 東京大学を卒業後、2011年にテレビ東京に入社。 制作局や営業局など複数の部署で経験を積む。 18年に第一子を出産。育休中に国内の乳幼児向けコンテンツの選択肢の少なさに疑問を持ち、 育休明けすぐに「シナぷしゅ」を企画立案。 番組の放送だけでなく、ビジネス面も含めたコンテンツ統括プロデューサーを務める。 22年に第二子を出産。

久野 梓氏
3Dメディカルアニメーター
国立豊田高等専門学校建築科を卒業後、渡独。シュトゥットガルト大学建築学部を経てベルリン芸術大学にてファインアートを勉強。アーティスト活動ののち、出産を機に紆余曲折を経て3DCGの世界に入る。2019年よりフリーランスの3Dデザイナーとして活動。メディカル系のアニメーションが専門。

久我 尚美氏
株式会社博展 テクニカルディレクター
1988年北海道生まれ、長野県育ち。大学時代メディアアートを学びながら明和電機や千石電商でアルバイト。2011年株式会社レイに入社し、デジタルコンテンツのディレクターとして、企業ショールーム等の体験コンテンツを制作。より空間とコンテンツの一体感のある体験づくりをしたいと思い、2016年から株式会社博展に在籍。主に企業のセールスプロモーションイベント、ショールームでの体験コンテンツやインスタレーションの企画、システム設計、ディレクションを担当。

この氏
株式会社1コマ 代表 / モーションデザイナー
三重県を拠点にWebCMやWebサイトのキービジュアルアニメーションを中心に制作。Adobe Community Expertとしても活動中。VGT2024 登壇。2024年9月「After Effects モーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳」(MdN)共著出版。

Rieringo氏
Graffity株式会社 3DCGアーティスト
服飾専門学校在学中に自身のオリジナルブランドを立ち上げ、幅広いクリエイティブを手がける。2021年3DCGの新たな表現に魅了され転身。東大発スタートアップに入社後、現在はARエンタメ企業「Graffity」にてジェネラリストとしてApple Vision Proを中心としたコンテンツ制作に携わる。将来の夢は、旅する3DCGアーティスト。

中根 さや香氏
Film Director / 映像監督
日本大学芸術学部油絵科卒業。CM、MVのほかショートフィルムまで幅広く手がける。 onedotzero、エジンバラ国際映画祭などに招待出品、MVA受賞。A Tribe Called Quest 全米ツアーステージ映像演出。2009年クリエイティブスタジオN・E・W設立、2017年には短編映画「Story To Tell」が、ロンドン国際短編映画祭、L.A.インディペンデント映画祭、ハーレム国際映画祭などで複数の賞を受賞。現在ロサンゼルス・東京を拠点に活動中。

落葉 えりか(Ochiba Erika)氏
プロデューサー
奈良県出身。学生時代のデンマーク留学をきっかけに日本国内のジェンダーイシューに対する関心が高まり、帰国後にジェンダーや性、サステナビリティの領域に強みがあるクリエイティブエイジェンシーに入社。性やカラダにまつわる「しかたない」で諦めていることを見直し、変えていくソーシャルプロジェクト「#しかたなくない」を中心に、性教育、ジェンダーにまつわるプロジェクトをプロデュース。

橘田 佳奈氏
株式会社ポリゴン・ピクチュアズ ショット部 部長 FXスーパーバイザー
兵庫県出身。大学卒業後、Vancouver Film Schoolで3Dアニメーションを学ぶ。2005年よりポリゴン・ピクチュアズに所属し、ライティング、コンポジットアーティストを経て、現在はFXスーパーバイザー、テクニカルアーティストとして多岐にわたる作品に携わる。管理職、1児の母としても日々奮闘中。
■開催概要

日時 |
3月26日(水)12:00〜19:00(予定) |
開催場所 |
Zoom(オンライン) |
参加費 |
無料(フォームからお申し込み・アンケート回答が必要です) |
締切 |
3月24日(月) 23:59 |
当日参加方法 |
イベント開催日が近づきましたら、Vookから、視聴リンクなどのご案内を記載したメールをお送りいたします。 |
主催 |
Vook・CGWORLD |
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