能登半島地震の被災地への支援物資の提供で農林水産大臣より感謝状
「真の復興」を実現するため、これからも支援に注力
感謝状の理由
能登半島地震が発生した今年1月。水産庁は13日、14日と両日に渡って、急遽、漁業取締船を活用し、支援物資を輸送しました。道路での輸送が困難なため、海から珠洲市・蛸島漁港まで接近し、地元漁船の協力で漁港へ荷揚げし、被災地へ搬送しました。この際の支援で、グリーンコープはサバ缶1万1232缶を急ぎ調達し、寄贈しました。このときの協力が、今回の感謝状授与となりました。
グリーンコープの能登半島地震の被災地支援
地震から約8ヶ月が経ちましたが、被災地はいまだ復興には程遠い状態にあります。この間、グリーンコープはさまざまな支援活動に取り組んでまいりました。
8月26日(月)には輪島市役所で輪島市教育長出席のもと、学校給食調理備品などの目録の贈呈式を行いました。
輪島市中部地区には6校の小学校があります。しかし、震災でいずれの校舎も大きな被害を受けました。そこで6校を1校に集約、児童数が多く中心市街地にある河井小学校のグラウンドに合同の仮設校舎を建設することとなりました。
新たな仮設小学校で授業を再開するにあたり、さまざまな備品が必要となります。そこで、グリーンコープは仮設小学校で用いる学校給食調理備品などを中心に、贈呈することを決定しました。
このほか、2月には能登町の公立宇出津総合病院で働く医療従事者に向けて、昼食の直送を開始しました。医療従事者が仕事の合間に食べられるような、パンやレトルト食品を中心にお送りしました。能登町への輸送ルートが十分に復旧していないため、「配送業者任せ」では届けることができません。そのためグリーンコープのスタッフが現地に配送用車両を持ち込んで、毎週、直接、届けました。
3月には能登町の仮設住宅に設置された集会所にテレビやテーブル、椅子、スケジュールボード、掲示板、湯呑み、血圧計などの備品を寄贈しました。
あるいはゴールデンウィークには輪島市で被災地の子どもたちに楽しんでもらうイベントを開催しました。イベントでは電気自動車のキッチンカーで、できたてのホットドックやライスバーガー、コーヒー、ジュースを振る舞いました。
いまだ震災の傷跡は生々しく残っています。グリーンコープでは今後も、被災地が「真の復興」と言える状態を迎えるまで、不断なく支援を続けていまいります。
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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