【ピアノの駅プロジェクト】デビッド・マシューズら世界的ジャズピアニスト 佐賀市とJR小城駅で12月にライブイベントを開催!
“触れないでください”から“触れてください”へ「ピアノの駅」プロジェクト。12月21日(金)佐賀市・アバンセ円形ホールにてコンサート、12月22日(土)JR小城駅にて音楽寺子屋
佐賀県は、「SAGA SEA 2018- 佐賀とオランダの“再会”が22世紀の文化をつくる」の一環として、今年8月より取り組む「ピアノの駅」プロジェクトにおいて、デビッド・マシューズら世界的ジャズピアニスト等を招き、12月21日(金)に佐賀市・アバンセ円形ホール、翌22日(土)に「ピアノの駅」を設置するJR小城駅にてライブイベントを開催します。
- 佐賀文化プログラム推進プロジェクト公式サイト:http://www.saga-bunpro.jp/netherlands/
- SAGA SEA2018-公式フェイスブック:https://www.facebook.com/SAGA-SEA-2018--321065811758023/
「SAGA SEA 2018- 佐賀とオランダの“再会”が22世紀の文化をつくる」とは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を契機とし、佐賀のホストタウン相手国であるオランダの交流を深める新たなプロジェクトで、「ピアノの駅」はこの取り組みの一環です。
駅にピアノが自然に置かれ活気が生まれているオランダの文化を参考に、人々の行き交う鉄道駅にピアノを置き、誰もが気軽に自由にピアノに触れ、演奏を楽しんでもらう、そういった雰囲気が広がってほしいという願いを込めて、今年8月にJR新鳥栖駅、9月にJR小城駅にピアノを設置しました。
今回は、このピアノを通じて佐賀を旅する「ピアノの駅」プロジェクトを記念してのライブイベントで、 ジェームズ・ブラウンのアレンジャー、サイモン&ガーファンクルの音楽監督としてグラミー賞、プラチナ・ディスクを数多く受賞し、マンハッタン・ジャズ・クインテットのリーダーも務める世界的ジャズピアニストのデビッド・マシューズと南アフリカが生んだ“アフリカン・ピアノの継承者”カイル・シェパードを迎えます。
21日(金)の佐賀市・アバンセ円形ホールでは二本立てコンサートで県内の子どもたち50名を無料招待、翌22日(土)のJR小城駅では、音楽寺子屋と題したコンサートとトークショーを入場無料で開催予定です。
県では、本事業を通じ、子どもたちが一流の芸術に触れることで、感性を育んでいただき、またオランダが持つ多様性の文化を学んでいただければと考えております。
- ライブイベント概要
1、SAGA SEA2018- ピアノの駅 コンサート
(1)日時:2018年12月21日(金曜日)19時開場/19時30分開演
(2)場所:アバンセ円形ホール(佐賀市天神3丁目2-11)
(3)出演:カイル・シェパード(pf)、デビッド・マシューズ(pf)、松永 誠剛(Contrabass)
(4)入場料:前売り 3,500円、当日 4,000円(全席自由)※未就学児入場不可
(5)主催:SHIKIORI
(6)共催:佐賀県
(7)協力:Braist Art、Frue、Piano Era
(8) チケット購入方法、問い合わせ先
前売り券は、10月19日(金曜日)からLive Pocket ( https://t.livepocket.jp/e/75e1n )、古民家SHIKIORI( http://shikiori.net )のホームページ、または、11月中旬よりアバンセにて販売します。当日券は会場受付にて、お買い求めください。※チケット販売枚数に達し次第、販売を終了します。
(9) 問い合わせ先:
佐賀県文化課 電話:0952-25-7236
Braist Art メール:info@braist-art.org ホームページ:http://braist-art.org
古民家 SHIKIORI メール:asiancape@gmail.com ホームぺージ:http://shikiori.net
<子ども無料招待(抽選)概要>
(1)対象者:県内の小・中・高校生50名 ※小・中学生は保護者同伴
(2)費用:無料
(3)応募方法:次の必要事項を明記の上、「メール」又は「はがき」にて、お申し込みください。
【必要事項】
・子どもの氏名、学校名、学年、住所、電話番号
・保護者氏名(小・中学生のみ)
※複数名分まとめての応募可。
【申込先】
佐賀県文化・スポーツ交流局文化課芸術担当(担当:村山、愛垣)
・メールアドレス:bunka@pref.saga.lg.jp
・住所:〒840-8570 佐賀県佐賀市城内1丁目1-59
【応募期間】
2018年10月31日(水曜日)~11月22日(金曜日)
【当選結果】
当選者には、2018年12月3日(月曜日)頃に連絡します。
2、SAGA SEA2018- ピアノの駅 音楽寺子屋
(1)日時:2018年12月22日(土曜日)14時~15時30分
(2)場所:JR小城駅
(3)内容:カイル・シェパード(pf)、デビッド・マシューズ(pf)によるコンサート、トークショー ※オープニングアクト:小城少年少女合唱団
(4)入場料:無料 ※小城駅には駐車場がありませんので、小城公園の駐車場をご利用ください。
- 出演者プロフィール
1、カイル・シェパード(Kyle Shepherd)
NYのカーネーギー・ホールからインドのジャズ・クラブまで世界中の聴衆を魅了する音楽を生み出す“アフリカン・ピアノの継承者”カイル・シェパード。1987年、南アフリカに生まれ、アフリカン・ピアノの巨星アブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)はもちろん、キース・ジャレットやエスビョルン・スベンソンの影響を大きく受けた、アフリカ音楽シーンの新時代を担う存在としてデビュー以来注目を集める。
日本でもすでに5枚のCDがリリースされ、2011年に実現した初来日公演では三日間の公演がソールドアウトと高い人気を得ている。 2014年にはスタンダード・バンク・アワード最優秀新人賞を受賞、日本では「東京JAZZ」に出演。現在、南アフリカを拠点に世界各国での演奏を続けている、また演奏家としてだけでなく、映画音楽の作曲家としても活動を展開している。
2、デビッド・マシューズ(David Matthews)
1942年アメリカ・ケンタッキー州生まれ。1960~64年ルイ・ビル・ミュージック・アカデミーでフレンチホルンと作曲を専攻。シンシナティ音楽院、イーストマン音楽院を経て、1970~76 年ジェームス・ブラウン・バンドでのアレンジが音楽活動の第一歩となった。1975年、Paul Simonの「Still Crazy After All These Years」グラミー賞を獲得。その後、フランク・シナトラ、ポール・マッカートニー、ビリー・ジョエル等のアレンジを担当し、ジャズ、フュージョン、ポップスと幅広い名アレンジでアメリカ音楽界での地位を確立した。
日本では1984年に「マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)」89年に「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ(MJO)」を結成して以降、高い人気を誇っている。大の親日家で来日は80回を超える。2014年より札幌市芸術文化財団「札幌芸術の森」のビッグバンド「札幌ジャズアンビシャス」の音楽監督を務め、「アメリカの開拓時代、ジョニー・アップルシードが荒地に林檎の種を蒔いたように、自分も日本の若者へ音楽の種を蒔きたい。」と、日本に在留し音楽活動を続けている。2017年には松田聖子の”SEIKO JAZZ”の全アレンジを手がけ、第32回日本ゴールドディスク大賞 JAZZ ALBUM OF THE YEAR 受賞。2018年には、エディ・ゴメス、スティーヴ・ガッドという”旧友”を迎え、トリオ作品「Sir,」を発表。
日本語の会話はもちろん、ひらがな、カタカナ、漢字の読み書きもお手のもの。"熱燗"と"あじのたたき"が大好物で、新宿の"思い出横丁"の常連。趣味はセイリングで、キャプテンハットは彼のトレードマークでもある。
3、松永 誠剛(Seigo Matsunaga)
1984年福岡生まれ。10代の頃にマシュー・ギャリソン、ニールス・ペデルセンのもとで音楽を学ぶ。これまでにエンリコ・ラヴァ、カイル・シェパード、ビアンカ・ジスモンチ、ビリー・マーティンなどと共演、活動を行っている。また、振付家・大橋可也氏の作品の音楽や、写真家・上田義彦氏の主宰するGallery 916を舞台に大鼓の大倉正之助氏と写真とのコラボレーションなど、活動は多岐にわたる。
現在、沖縄「宜野座村国際音楽祭」佐賀「SAGA SEA 2018-」など音楽祭のアーティスティック・ディレクターを務め、福岡の”古民家SHIKIORI”を拠点に畑と田んぼに囲まれながら、ティグラン・ハマシアンをはじめ世界中から集まる人々との対話を重ねている。
- 「ピアノの駅」これまでの取り組み
ピアノの設置を記念して、地元の音楽団体等が演奏するオープニングイベントを実施しました。
1、JR新鳥栖駅 オープニングイベント
(1)日時:2018年8月19日(日曜日)10時~
(2)場所:JR新鳥栖駅西口広場
(3)内容:
・「ピアノの駅プロジェクト」のご案内
・オープニングコンサート
出演:鳥栖市立弥生が丘小学校合唱部&OG、むぅ、グーチカ、みらい、篠崎大輔、グルーヴスタッフ
2、JR小城駅 オープニングイベント
(1)日時:2018年9月8日(土曜日)14時~
(2)場所:JR小城駅構内
(3)内容:
・「ピアノの駅プロジェクト」のご案内
・オープニングコンサート
出演:小城ウィンドアンサンブル、後藤志織・納富まり
- 「SAGA SEA 2018- 佐賀とオランダの“再会”が22世紀の文化をつくる」
400年前、オランダの東インド会社により伊万里港から“海(sea)”を通じてヨーロッパに伝わった有田焼。
150年前、オランダの人々が“海(sea)”を旅して佐賀で生まれた新たな”出会い”。
オランダとの出会いが佐賀を変えました。
それから、150年が経った2018年、オランダの街を歩くと、肌の色も髪の色も様々な人々が行き交い、世界の縮図のように多様な文化とともに豊かな発展を遂げていることが実感されます。
多様性をオランダに学び、1976年からオランダで開催されている「ノース・シー・ジャズ・フェスティバル」のように、音楽を通じ、地域に根付いた交流を目指します。
2018年、佐賀とオランダの再会が、新しい文化を作り出していきます。
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