熊谷組がCrowdStrike Falcon Complete Next-Gen MDRを導入し、高度な脅威に対抗
建設業界大手企業が、AIネイティブ技術による24時間365日体制のMDRで5,000台のエンドポイントを保護
CrowdStrike(NASDAQ: CRWD)の日本法人であるクラウドストライク合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:尾羽沢 功、以下クラウドストライク)は本日、株式会社熊谷組がCrowdStrike Falcon®︎ Complete Next-Gen MDRおよびCrowdStrike Falcon®︎ Complete for Identity Threat Protection、CrowdStrike Falcon®︎ Next-Gen SIEMを導入し、高度なサイバー脅威への対策を強化したことを発表します。これらのサイバーセキュリティソリューションは、AIネイティブなCrowdStrike Falcon® プラットフォームを基盤としています。これにより熊谷組は、攻撃対象領域の可視性の確保、アラート対応の迅速化、セキュリティ体制の強化を実現しました。
1898年に創業された熊谷組は、日本を代表する建設会社の1つであり、土木、建築、環境分野において幅広く事業を展開しています。セキュリティのみならずインフラやアプリケーションまでを管理職を含めた5名体制で管理する熊谷組では、クラウドストライクの業界をリードするサイバーセキュリティソリューションを導入する以前、従来型のアンチウイルス製品を導入し、常駐の外部委託企業に監視を委託していました。しかし、監視は平日の8:30から17:30までに限られており、攻撃者に狙われやすい土日祝日や夜間には、空白の時間帯が発生していました。熊谷組は、これを運用課題と考え、MDR導入を検討し始めました。
MDRのパイオニアであるクラウドストライクの業界をリードするFalcon Complete Next-Gen MDRは、あらゆる規模と業種の組織に対応できるよう設計されています。大企業の成熟したセキュリティ体制を補完するだけでなく、限られた人員構成や専門知識で運用をする中小規模の企業に対しても高度な脅威検知とレスポンス能力を提供します。Falcon Complete Next-Gen MDRはAIネイティブなFalconプラットフォームを基盤とし、24時間365日体制でワールドクラスのMDR専門サービスを提供することで、顧客の重要なニーズに応えます。
熊谷組は、導入検討中の2023年末から2024年初の年末年始に侵害を受け、データリークサイトにランサムウェア攻撃の対象となったことが公表されました。これを受けて、熊谷組はMDRの選定・導入を急ぐとともに、アイデンティティも保護対象とすることとし、Falcon Complete for Identity Threat Protectionの導入も検討しました。
クラウドストライクが評価されたのは以下の点です。
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比較対象となった他社はメーカーではないサードパーティによるSOCサービスであるのに対して、Falcon Complete Next-Gen MDRは、業界をリードするAIネイティブなFalconプラットフォームとFalcon Completeチームによるワールドクラスのサイバー専門知識が組み合わされています。クラウドストライクが1社で製品からサービスまで管理していることによって熊谷組が得られる安心感。
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熊谷組と同規模の建設企業での多数の導入実績による信頼性の高さ。
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Falcon Complete Next-Gen MDRはアラートの積極的な調査・分析、顧客に代わって対象を絞った修復対応を24時間365日体制で実施するため、熊谷組の運用に最適。
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直感的で使いやすい日本語化されたインターフェース。
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CrowdStrike Falcon® NG-SIEMによる既存の他社製品とのログ連携および相関分析やアイデンティティ保護(CrowdStrike Falcon® Complete for Identity Threat Protection)。
検討の結果、熊谷組は2024年4月にCrowdStrike Falcon Complete、CrowdStrike Falcon Complete for Identity Threat Protectionを導入し、5,000台のエンドポイントを保護しました。さらに、CrowdStrike Falcon NG-SIEMを2025年1月に導入しました。これまでは侵害が起きても気が付かない可能性がありましたが、クラウドストライク製品の導入により、侵入時に確実に検知できるセキュリティ体制が構築され、より高度な脅威への先手対応が可能になりました。熊谷組は、「侵害が起きた場合に気が付ける体制になったことが大きな変化であり、Falcon Complete導入の一番の成果」であるとしています。
また、これまでのアンチウイルス製品では誤検知を手動で調べて戻す作業が必要であり、その作業に都度1.5時間の工数が発生していました。一方で、クラウドストライクの場合は、Falcon Completeが能動的に対応するため、この作業が不要になりました。何かを検知した際の外部委託企業からの頻繁な問い合わせも減り、彼らがログを調べてユーザーに問い合わせるという作業が不要になったことで、運用効率も向上しています。さらに、これまでのアンチウイルス製品は非常に重く、PCが動かないというユーザーからのクレームが発生していましたが、Falconの軽量エージェントにより、ユーザーからは「パフォーマンスが改善した」との声が上がっています。
株式会社熊谷組 経営戦略本部 DX推進部 部長 鴫原 功氏は、この度の導入について次のように述べています。
「攻撃が高度化する中、社内で専門家を採用・育成していくことは困難であり、また成長した社員の転職リスクもあります。導入にあたり、チームメンバーにもセキュリティ関連の資格を取得してもらいましたが、専門性の高い企業にフルアウトソーシングできたことは一番良かったことです。クラウドストライクに委託することで、会社として安心感を得られています」
クラウドストライクの各製品および本導入事例の詳細については以下からご確認ください。
CrowdStrikeについて
クラウドストライク(NASDAQ:CRWD)は、サイバーセキュリティのグローバルリーダーであり、エンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データを含む企業リスクを考える上で重要な領域を保護する世界最先端のクラウドネイティブのプラットフォームにより、現代のセキュリティを再定義しています。
CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、CrowdStrike Security CloudおよびワールドクラスのAIを搭載し、リアルタイムの攻撃指標、脅威インテリジェンス、進化する攻撃者の戦術、企業全体からの充実したテレメトリを活用して、超高精度の検知、自動化された保護と修復、精鋭による脅威ハンティング、優先付けられた脆弱性の可観測性を提供します。
Falconプラットフォームは、軽量なシングルエージェント・アーキテクチャを備え、クラウド上に構築されており、迅速かつスケーラブルな展開、優れた保護とパフォーマンスを提供し、複雑さを低減し即座に価値を実現します。
CrowdStrike: We stop breaches.
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