JR東日本ビルテックと西菱電機、「緊急連絡・報告システム」を共同開発
JR東日本ビルテック株式会社(本店:東京都渋谷区、代表取締役社長:横山淳、以下「JR東日本ビルテック」)と西菱電機株式会社(本社事務所:大阪府大阪市、代表取締役社長:西井希伊、以下「西菱電機」)は、JR東日本ビルテックのファシリティマネジメントにおける建物維持管理業務において、緊急時の的確な情報共有を目的に、緊急連絡および報告を支援するシステム(以下「緊急連絡・報告システム」)の開発を行いました。今後、JR東日本ビルテックの管理施設において、緊急連絡・報告システムの試験導入を予定しています。
■共同開発に至った背景と目的
JR東日本ビルテックでは、ファシリティマネジメントの現場において、緊急時でも関係者に必要な情報をタイムリーに共有したいという課題がありました。この課題解決のため、JR東日本ビルテックが持つファシリティマネジメントに関するノウハウの一つである、緊急事態における情報の連絡・共有体制のシステム化による業務の高度化・効率化のアイディアと、西菱電機が得意とする中央省庁・自治体向け防災ソリューションで培われた防災・BCPなどミッションクリティカルな環境に対するシステム開発のノウハウ、そして西菱電機の業務システム基盤を活用し、緊急連絡・報告システムの共同開発に至りました。
■緊急連絡・報告システム
「緊急連絡・報告システム」とは、建物維持管理業務において、緊急時の的確な情報共有を目的に、緊急連絡および報告を支援するシステムです。管理施設で障害発生時に、ビルメンテナンスのスタッフがスマートフォンアプリから報告内容を入力すると、自社やビルオーナーなど、必要な関係者に自動配信され、初動から処置完了まで、速やかに情報共有できます。
■JR東日本ビルテック株式会社
JR東日本エリアの広大なフィールドを舞台に、約1,700の駅と、駅ビル・ホテル・オフィスビルをはじめとするJR東日本グループを中軸に多彩な建物・設備の維持管理業務を行っています。毎日、多くのお客さまが利用される公共性の高いスペースを、より安全に、より快適にご利用いただけるよう、維持管理業務を通じて得たノウハウを基に、多くのアイディアを提案し新たな価値を創り出しています。
■JR東日本ビルテックのビル事業
駅ビルやエキナカのショッピングセンター、オフィスビルなど、多岐にわたる建物の維持管理業務を展開しています。多くの人が集うビルをより快適な、より安心な空間にするため、オーナーさまの立場で統括的にマネジメントし、品質管理や中長期的な修繕計画の提案を実施することで、オーナーさまへの経営上の価値を提供し、建物をご利用になられるお客さまへの満足の向上を図っております。
■西菱電機株式会社
IoTサービス及びコミュニケーションサービスを手がける「IoT事業」、携帯情報通信端末の販売及び修理再生などを手がける「情報通信端末事業」、情報通信機器及びシステムの開発、販売、保守、運用を手がける「情報通信システム事業」を展開する ICT ソリューション企業です。
■西菱電機のIoT事業
「デジタル技術で成長する組織に変革する」を事業コンセプトに、自治体および企業向けに、業務システムの受託開発、自社開発のパッケージ商品の提供、コンサルティングをしております。業務効率化など、お客様が抱えている多様な課題を丁寧にヒアリングさせていただき、コスト、機能、品質の3つのバランス、そしてサービス導入後の運用のしやすさまで考慮して、お客様にとって最適なサービスをご提案いたします。
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