ビットキー、国内最大規模のペットシッターサービスグループのラニマルと業務提携に関する基本合意書を締結

〜2023年中に1万人の飼い主にスマートロックを活用した家ナカサービスの提供を目指す〜

株式会社ビットキー

株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役:江尻 祐樹・福澤 匡規・寳槻 昌則、以下ビットキー)は、国内最大規模(※1)のペットシッターサービスグループの株式会社ラニマル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:クレーン 淳、以下ラニマル)と、ビットキーが提供する製品・サービスの拡販および、ラニマルが提供するペットシッターサービス「セワクル」のサービス価値向上を目的とした業務提携に関して、基本合意書を締結いたしました。
ラニマルが運営する、ペットシッターが自宅を訪問しお世話を代行するサービス「セワクル」と、ビットキーの提供するスマートロックが連携することで、飼い主とペットシッター間の物理鍵の受け渡しを不要とし、安心・安全・便利なサービスの提供を実現します。今後、2023年中に1万人の飼い主へビットキーのスマートロックを活用したペットシッターサービスの提供を目指してまいります。
※1:ラニマルグループ(株式会社ラニマルが提供する訪問型ペットシッターサービス「セワクル」、株式会社日本ペットシッターサービスが提供する店舗型ペットシッターサービス)の会員数をもとに記載。

◼︎業務提携の背景
ぺット関連市場は2020年度の1兆6882億円から2021年度は1.8%伸長し1兆7187億円に。1匹あたりにかける費用も上昇し、ペットブームとなっています。(※2)
一方、2021年6月に施行され、2023年6月までに適応が必要な改正動物愛護管理法(※3)では、ペットショップ、ブリーダー、ペットホテルなどが飼育・管理する際のケージサイズや職員一人あたりの飼育・保管頭数の数値基準などが定められました。この影響で、13万頭以上の犬や猫が行き場を失うという調査(※4)もあり、ペットホテルの一部では、大型犬などの飼育スペースについて新たな基準に対応できず、施設改築を目的とした緊急の資金調達やサービスの終了、さらには廃業する事業者も発生しています。
ラニマルは、このようなペットの預け先が不足することを見越し、2022年10月に株式会社日本ペットシッターサービスを子会社化。飼い主がペットを安心して預けられる環境づくりを目指しています。
一般的に、飼い主の不在時にペットシッターを依頼する際は予めペットシッターに合鍵を渡す必要があります。加えて定期的にサービスを利用する場合は合鍵を預けたままにすることも多く、飼い主からはセキュリティへの不安の声があがるほか、ペットシッターもカギ管理が負担になっている現状がありました。
※2:国内のペットビジネス市場を調査2022(矢野経済研究所調べ)
※3:改正動物愛護管理法 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/index.html
※4:「改正動物愛護法」数値基準案が及ぼすペット業界への影響調査(犬猫適正飼養推進協議会と一般社団法人 ペットパーク流通協会調べ)

この解決策として、ラニマルはこれまでもスマートロックを用いたサービス提供の検証を進めてきましたが、オートロックマンションのエントランスに対応できない点や、ペットシッター訪問時に飼い主やラニマルのスタッフがカギを遠隔解錠する手間がかかる点など、スマートロックを活用した運用に新たな課題も見えてきました。今後、安心・安全にさらなる市場拡大を目指すため、これらの課題を解決すべく業務提携に至りました。

■取り組みの内容
この度の取り組みでは、飼い主がビットキーのスマートロックを設置し、スマートフォンアプリ(homehubアプリ)でペットシッターにデジタルキーを送付するだけで、ペットシッターは自身のスマートフォンにてカギを解錠することができます。デジタルキーは解錠日時や利用可能な回数の制限が可能なため、ペットシッターは、サービス提供時間のみ、飼い主宅の玄関のカギを解錠することが出来ます。

※5:専用アプリはビットキーが開発し、ペットシッターに提供します。※5:専用アプリはビットキーが開発し、ペットシッターに提供します。

◼︎今後の展開
この度の取り組みは、2023年1月からはセワクルの全会員に向けた提供を予定しており、先行して2022年11月中より一部のセワクルユーザーの協力を得て、飼い主とペットシッター間の最適な運用方法を検証します。今後、2023年中に1万人の飼い主へ、不在時でも物理鍵を受け渡すこと無くペットシッターサービスの提供を目指すほか、エントランスにビットキーのスマートロックが設置されたオートロックマンションでのサービス提供も予定しています。ビットキーはこれからも、homehub inHome Serviceの拡充を目指して、家ナカサービス提供企業との連携を進めてまいります。

■ビットキーのスマートロックについて
ビットキーは2019年4月よりスマートロックの販売を開始し、スマートロック国内累計販売台数で一位を獲得しています(※6)。2021年12月に販売を開始した家庭用のスマートロックbitlock MINIは、手ぶら解錠やスマートフォンアプリでのカギの施解錠、日時や回数を指定したデジタルキーの発行が可能です。拡張アイテムbitlinkを組み合わせることで、外出先でもカギの施錠・解錠の状態を確認することができます。bitlock MINIの設置は、自宅玄関ドアの内側にある「サムターン」に付属の両面テープで貼り付けるだけ。賃貸住宅でも利用できます。
※6:2021年9月時点(ESP総研調べ)

■homehub inHome Serviceについて
オートロックマンションや戸建てなど物件の種類を問わず、玄関前や家の中への置き配、家事支援などのサービスを、不在時でも安全に享受できるビットキーのサービスです。
サービス事業者や物流事業者は、ビットキーのスマートロックや、連携する他社集合玄関機などが設置された物件に、カギ解錠のためのWeb APIやスマートフォンアプリを通じて「人・時間・回数」などの制限付きデジタルキーを受け取ることで、スムーズに入室することができます。オートロックマンションへのサービス提供を可能にするスマートロックbitlock GATEの受注数は約6,000棟を数え、すでに一部エリアで玄関前への置き配を開始しています。

ビットキーはhomehub inHome Service連携企業・サービスを募集しています。
お問い合わせはこちら https://bitkey.co.jp/contact/relationship/

◼︎ペットシッターサービス「セワクル」について
プロのペットシッターがお客様の自宅に訪問し、飼い主の代わりにペットのごはんの用意やお散歩、遊びなどのお世話を代行するサービスです。飼い主様は外出先から様子を知ることができる“シッティング報告書”もあるため、安心して自宅を空けることができます。セワクル運営元のラニマルは、2022年10月に株式会社日本ペットシッターサービスを子会社化し、ラニマルグループは国内最大規模のペットシッターサービス会社となりました。
詳細はこちら:https://sewakl.jp/

【株式会社ビットキー 概要】
社名  :株式会社ビットキー
所在地 :東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン9F
代表者 :代表取締役CEO 江尻祐樹
     代表取締役COO 福澤匡規
     代表取締役CCO 寳槻昌則
創業  :2018年8月1日
資本金 :12,036,920,300円(2021年9月30日現在 資本準備金を含む)
事業概要:デジタルコネクトプラットフォームの企画・設計・開発
     Home/Workspace/Experience領域のコネクトプラットフォームの開発・販売・運用
     上記プラットフォームと連携するプロダクトおよび、サービスの開発・販売・運用
     ※「ビットキー」「家ナカサービス」「HomeHub」は当社の登録商標です。

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会社概要

株式会社ビットキー

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URL
https://bitkey.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋3丁目1−1 東京スクエアガーデン 9F
電話番号
-
代表者名
寳槻 昌則
上場
未上場
資本金
200億6272万円
設立
2018年05月