JR九州博多駅と麻生専門学校グループがNFTアートコラボレーション。学生がもつデザインの力で地域活性化と観光魅力度アップを図る
福岡/総合専門学校/麻生専門学校グループ
麻生専門学校にて、「JR九州 博多駅×麻生専門学校グループ NFTアートコラボレーションメディア発表会」が行われました。

JR九州は、「安全を最優先し、お客さま視点で考え、安心で快適な毎日と“わくわく”するときをつくる」を使命として鉄道業のみならず不動産業や飲食業など様々な事業を展開しており、その内の1つに、NFT事業があります。NFTとは「Non-Fungible Token」の略で替えの効かない唯一無二のデジタルデータを指し、JR九州は限定デザインのNFTコレクションなどを通して顧客との多様な接点を築いています。
今回のコラボレーションでは、麻生建築&デザイン専門学校、ASOポップカルチャー専門学校、麻生情報ビジネス専門学校 北九州校の学生が、JR九州NFTのデザインを担当します。
学生は「博多駅」と「博多駅を発着するJR九州の列車」の2つをテーマとして作品制作に取り組み、採用作品が「博多駅オリジナルNFT」の第三弾として販売される予定です。
メディア発表会当日は博多駅副駅長の刀根明子様と助役の山下翔様にお越しいただき、企画概要の説明とWebサイトを利用した作品の紹介が行われました。また、質疑応答の時間では学生から活発な質問が寄せられました。


「博多駅発着の列車で特に人気のあるポイント」として、特急「ゆふいんの森」号や「或る列車」など、地域の魅力を体感できる観光列車が紹介されました。「JR九州がNFTに期待すること」については、訪日外国人観光客への新しいアプローチ手段としての可能性が語られました。また、「博多駅らしさが特に表れる場所」として、JR九州博多駅NFTのアイコンにもなっているJR博多駅ビルの大時計が挙げられ、作品作りのヒントが得られる時間となりました。
本企画では、伝統ある鉄道業界に新たな価値をもたらす、学生たちの自由な発想と若い感性に大きな期待が寄せられています。
【関係者のコメント】
麻生建築&デザイン専門学校 校長代行 原将史氏
この企画では、自分たちの作品が社会に影響を与えることができる貴重な機会となります。制作活動は楽しいと感じることもあれば、思うように進まない部分もあると思いますが、自分の力を高めたり、確かめる良い経験になるため、時には周りに頼りながら頑張って取り組んでください。
【学生代表】
麻生建築&デザイン専門学校 クリエイティブデザイン学科ビジュアルデザイン専攻1年 乘友なみえさん
プロジェクトを通して自分たちの作品が世に出る、販売されるという機会は大きな学びになると思います。プロの現場で求められる視点や責任を経験し、成長につなげられるように精一杯取り組んでいきます。


【参加学生の声】
麻生建築&デザイン専門学校 クリエイティブデザイン学科ビジュアルデザイン専攻1年上原 光太さん
私は普段からJRを利用して通学をしています。博多駅のお気に入りの場所は、季節によって装飾が変化する駅前広場です。今回の企画は自分の力を成長させられる貴重な機会だと思うため、入賞を目指して作品作りを進めていきたいです。
麻生建築&デザイン専門学校 クリエイティブデザイン学科ビジュアルデザイン専攻1年小林琉梨さん
普段博多駅は友人と遊びに行く際によく利用します。今回の企画は、授業内での学びとは異なり、クライアントがいるというとても貴重な機会です。まだ入学して間もないですが経験値を積んでいけるように一生懸命取り組みます。
ASOポップカルチャー専門学校 イラスト学科2年 中村 吏咲子さん
博多駅は改札口の電光掲示板がとても見やすく、利用しやすい駅だという印象があります。
このような企画への参加は初めてですが、見てくれる方の視点に立って多くの人に分かりやすく博多駅の良さを伝えられる作品を作りたいです。
ASOポップカルチャー専門学校 コミックイラスト科1年馬場 明美さん
私は長崎県出身で、西九州新幹線を利用する機会があるため、それをテーマにしたデザインも良いなと考えています。高校生の時には美術部に所属しており、自分でコンテストに出す機会がありましたが、企業と直に連携した機会は初めてです。将来に活かせるように作品制作をしていきたいです。

今回の企画は以前からASOポップカルチャー専門学校の学生の作品が博多駅構内トイレに飾られるなど、連携の動きがあったことから実現しました。
「博多駅」や「JR九州の列車」という明確なテーマに沿って作品を制作することは、自由な発想に加えて“求められる表現”を形にする力を養います。また、納期やフォーマットといった条件に対応する経験は、計画性や責任感といった社会で必要な力を自然と育てます。
さらに今回の作品には、「地域の魅力発信」「観光資源としての活用」といった、JR九州がNFT事業に込める想いや目的を理解し、自分の表現でそれにどう応えるかを考える力も求められました。この経験を通じて、学生は自分のクリエイティブが誰かの心を動かし、地域社会に貢献できることを実感できます。自分の表現が“世の中に出ていく”リアルな体験は、大きな自信とモチベーションにつながります。
こうした経験は、机上の学びだけでは得られない、実践的かつ心に残る成長の場です。
麻生専門学校だからこそ実現できるリアルな学びを、これからも学生一人ひとりに届けていきます。
本企画は6月頃から作品制作開始、7月下旬に販売作品決定・表彰式、8月以降作品販売予定となっています。今後の展開にもぜひご期待ください。
学校法人麻生塾/麻生専門学校グループについて ( https://asojuku.ac.jp/ )
1939 年設立。福岡県内にて 12校の専門学校と高等部を運営する西日本最⼤級の専門学校グループ。福岡県のみならず、九州全域・山口・沖縄から多くの学生が進学しており、卒業生は72,000人を超える。IT、ゲーム、デザイン、建築、 医療福祉、観光・サービス、自動⾞など幅広い分野で実践的な教育を提供。学生一人ひとりの能力や目標に合わせた教育を重視し、実践力を身につけながら夢や目標に向かって成長するための支援を行っている。
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