国際環境非営利団体CDPの調査において最高評価となる「気候変動Aリスト」企業に認定
アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 勝木敦志)は、国際的な非営利団体CDP※が実施する調査において最高評価となる「気候変動Aリスト」企業に認定されました。アサヒグループの「気候変動Aリスト」企業への認定は、2018年より5年連続となります。また、当社の気候変動対策が、先進的な取り組み事例として、CDPが発行する「Stories of Change 2022」に掲載されました。
アサヒグループでは、グループ理念「Asahi Group Philosophy」において、行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。持続可能な社会への貢献を目指す「アサヒグループ環境ビジョン2050」では、2050年までに事業活動における環境負荷ゼロ(ニュートラル)を目指すとともに、アサヒグループの独自技術や知見を活かした新たな環境価値創出(プラス)に挑んでいます。
今回の「気候変動Aリスト」の認定、および「Stories of Change 2022」への掲載については、2050年にCO2排出量をゼロとすることを目指す「アサヒカーボンゼロ」の実現に向けて、再生可能エネルギー由来の電力の活用や商品にラベルをつけないラベルレス商品の展開、新たなクリーンエネルギーモデル開発の実証実験、軽量容器の活用などによりCO2排出量の削減に取り組んだことが評価されたものと考えます。また、TCFD提言に賛同し、気候変動リスク・機会における事業インパクトを、シナリオ分析の手法を用いて定量的に評価し開示したことなども同様に評価されたものと考えます。
アサヒグループは「サステナビリティと経営の統合」を目指し、グローバルな推進体制の構築や目標設定によって、グループ全体でサステナビリティを推進しています。かけがえのない未来を元気にすることを目指し、未来への約束を「Cheer the Future」と設定しました。事業を通じた持続可能な社会への貢献を目指しています。
■CDPについて https://www.cdp.net/en
■Stories of Changeについて https://www.cdp.net/en/climate/stories-of-change
※CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体です。CDPは、2000年に英国に設立され、130兆米ドルを超える資産を保有する680強の投資家と協働し、資本市場と企業の調達活動を介して、企業に環境情報開示、温室効果ガス排出削減、水資源保護、森林保護を他に先駆けて働きかけています。2022年、世界の時価総額の半分に相当する約18,700社の企業と1,100強の自治体を含む世界の約20,000の組織が、CDPを通じて環境情報を開示しています。TCFDに完全に準拠した世界最大の環境データベースを保有しており、CDPスコアはゼロカーボンで持続可能な耐性のある経済の実現に向けて投資や調達の意思決定を促すために広く利用されています。
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