伊勢原のドア工場が日本人のアート感性を育むデザインのドア作りに挑戦

〜毎年、イタリアのミラノの家具見本市から世界のトレンドを導入〜

室内ドア「フルハイトドア®」を製造・販売する神谷コーポレーション湘南株式会社 (神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:神谷忠重)は、人々が最も長い時間を過ごすご自宅で、住む人の豊かな感性を育むため、今後いっそうデザイン性の高い室内ドアの開発に力を入れることにいたしました。

かつて日本で流通していた室内ドアはどれも似たデザインで品質にも差がありませんでした。これはすなわち、人々がドアに対して期待することが少なく、ドアを選ぶ機会が多くはなかったことを意味します。室内ドア専門メーカーである当社はこの状況を改善するべく、天井まで高さがあり、枠がなくスッキリとしたデザインでお部屋を広くみせる「フルハイトドア®」を開発しました。そして、更に新しいデザインを取り入れるため、デザイン大国であり建具にも力を入れているイタリアのミラノにて視察を行っています。

イタリアの展示会「MADE EXPO 2019」に 当社が出展した浮世絵モチーフのドア「FS」

近年ではSTEAM教育※1に注目が集まっています。子どもがいる男女への調査※2では、STEAM教育の各分野において「ART」の分野が一番関心を集めており、感性や教養を深めることが必要だと考えている人が多いことがわかります。このように世の中がアートへの関心を高めていることを受けて、当社では絵画を展示することができるドア「GALLERIA（ガレリア）」を8月に販売開始します。今後も引き続きイタリアのミラノで視察を行うことで最新トレンドを導入しながら、世の中のニーズに沿った商品開発に取り組んでいきます。
 

絵画を展示することができるドア「GALLERIA」

 

 

※1 Science（科学）、Technology（技術）、Engineering（工学）、ART（芸術）、Mathematics（数学）の5つの頭文字から成る言葉。これらの分野の総合学習を推奨する教育概念。

※2 STEAM教育に関する意識調査アンケート (2019年12月3日～2020年1月9日)/株式会社イー・ラーニング研究所