2020年(第38回)毎日ファッション大賞 受賞者発表
2020年(第38回)毎日ファッション大賞(毎日新聞社主催、経済産業省後援)の受賞者が決まりました。
●大賞 熊切秀典さん 「beautiful people(ビューティフルピープル)」デザイナー
【プロフィール】熊切秀典(くまきり・ひでのり)>>神奈川県厚木市出身。1997年文化服装学院アパレル技術科を卒業。「コム デ ギャルソン」のパタンナーを経て、2004年に独立。有限会社エンターテイメントを立ち上げる。2007年春夏からオリジナルブランド「beautiful people」をスタート。
●新人賞・資生堂奨励賞 横澤琴葉さん「kotohayokozawa(コトハヨコザワ)」デザイナー
【プロフィール】横澤琴葉(よこざわ・ことは)>>1991年愛知県出身。エスモード東京校総合学科卒業後、アパレル企業にデザイナーとして勤務。2015年〈kotohayokozawa〉をスタート。コレクションラインに加えて、定番アイテムがそろう〈to do〉と再利用品だけを使うライン〈somebody〉も展開している。
●鯨岡阿美子賞 ファッション甲子園実行委員会
●話題賞 ワークマンプラス
●大賞 熊切秀典さん 「beautiful people(ビューティフルピープル)」デザイナー
【プロフィール】熊切秀典(くまきり・ひでのり)>>神奈川県厚木市出身。1997年文化服装学院アパレル技術科を卒業。「コム デ ギャルソン」のパタンナーを経て、2004年に独立。有限会社エンターテイメントを立ち上げる。2007年春夏からオリジナルブランド「beautiful people」をスタート。
●新人賞・資生堂奨励賞 横澤琴葉さん「kotohayokozawa(コトハヨコザワ)」デザイナー
【プロフィール】横澤琴葉(よこざわ・ことは)>>1991年愛知県出身。エスモード東京校総合学科卒業後、アパレル企業にデザイナーとして勤務。2015年〈kotohayokozawa〉をスタート。コレクションラインに加えて、定番アイテムがそろう〈to do〉と再利用品だけを使うライン〈somebody〉も展開している。
●鯨岡阿美子賞 ファッション甲子園実行委員会
●話題賞 ワークマンプラス
大賞の熊切秀典さんは、2007年に自身のブランドを設立。上質な素材や高度な裁断、縫製が特徴で、近年は服の表でも裏でもない「Side-C」といったコンセプチュアルな発想をもとに確かな技術力で服作りを行ってきました。2017年秋冬から発表しているパリでのコレクションは今年で7回目となり着実に世界進出を果たしています。コロナの時代にあっても変わらない視点、ゼロから新しいものを継続して作り出そうとする姿勢が高く評価されています。
新人賞・資生堂奨励賞の横澤琴葉さんは、15年に自身のブランド「kotohayokozawa」を設立。25分という短い時間で作る服の提案や、即興性を重視した一点物、古着や過去の作品をカスタマイズして作る服など、常に時代を反映させながら独自の立ち位置を確立しています。日常で着られるデザインでありながらオリジナリティーがある服は若い女性に圧倒的な支持を集めています。コロナ禍においては、作品の残り布を使って「STAY HOME WEAR SET」を発表し、売上の20%を医療従事者に寄付するなど、身近な服のデザインを時代に反映できる、世代を代表するようなデザイナーとして今後さらに期待が高まります。
鯨岡阿美子賞はファッション界にあって、長らくその発展に寄与し、功績のあった人や団体に贈られます。受賞したファッション甲子園実行委員会は、全国の高校生を対象としたファッションデザイン選手権大会「ファッション甲子園」を運営。20年目の節目となる今年の大会は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、繊維産業が盛んな青森県弘前市で毎年開催されています。地元の繊維産業振興のために関係者が町ぐるみで運営に取り組んでいる点や若い世代がファッションへの夢を育てる貴重な場となっている点が評価されました。
話題賞の「ワークマンプラス」は、作業着などのフランチャイズ店を全国で展開する「ワークマン」が18年にオープンした一般客も入店しやすい高機能ウェアを扱う新業態店。高機能ながら手に取りやすい価格とファッション性で幅広い顧客層を捉え、「ワークマン女子」という言葉も生まれるほどの人気を集めています。19年9月に開催した雨や強風の中をモデルが歩く「過酷ファッションショー」も大きな話題を呼びました。
2020年(第38回)毎日ファッション大賞の受賞者インタビューを含む特集記事は、10月中旬の毎日新聞全国版朝刊に掲載予定です。
「毎日ファッション大賞」とは
毎日新聞創刊110年を記念して1983年に創設。ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献する。
毎日新聞ニュースサイト https://mainichi.jp/
毎日ファッション大賞 サイト https://macs.mainichi.co.jp/fashion/
【お問い合わせ】
毎日ファッション大賞事務局
fashion@mainichi-ks.co.jp
新人賞・資生堂奨励賞の横澤琴葉さんは、15年に自身のブランド「kotohayokozawa」を設立。25分という短い時間で作る服の提案や、即興性を重視した一点物、古着や過去の作品をカスタマイズして作る服など、常に時代を反映させながら独自の立ち位置を確立しています。日常で着られるデザインでありながらオリジナリティーがある服は若い女性に圧倒的な支持を集めています。コロナ禍においては、作品の残り布を使って「STAY HOME WEAR SET」を発表し、売上の20%を医療従事者に寄付するなど、身近な服のデザインを時代に反映できる、世代を代表するようなデザイナーとして今後さらに期待が高まります。
鯨岡阿美子賞はファッション界にあって、長らくその発展に寄与し、功績のあった人や団体に贈られます。受賞したファッション甲子園実行委員会は、全国の高校生を対象としたファッションデザイン選手権大会「ファッション甲子園」を運営。20年目の節目となる今年の大会は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、繊維産業が盛んな青森県弘前市で毎年開催されています。地元の繊維産業振興のために関係者が町ぐるみで運営に取り組んでいる点や若い世代がファッションへの夢を育てる貴重な場となっている点が評価されました。
話題賞の「ワークマンプラス」は、作業着などのフランチャイズ店を全国で展開する「ワークマン」が18年にオープンした一般客も入店しやすい高機能ウェアを扱う新業態店。高機能ながら手に取りやすい価格とファッション性で幅広い顧客層を捉え、「ワークマン女子」という言葉も生まれるほどの人気を集めています。19年9月に開催した雨や強風の中をモデルが歩く「過酷ファッションショー」も大きな話題を呼びました。
2020年(第38回)毎日ファッション大賞の受賞者インタビューを含む特集記事は、10月中旬の毎日新聞全国版朝刊に掲載予定です。
「毎日ファッション大賞」とは
毎日新聞創刊110年を記念して1983年に創設。ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献する。
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