雨滴霧化と融雪できる車載用の超音波クリーニングレンズユニットを開発
融雪モードでも5W以下の低消費電力、12月よりサンプル出荷開始
近年、車の自動運転機能の進化に伴い車載用カメラおよびセンサーの高画質・高感度化が進んでいます。しかし雨天時や積雪時の使用においては精度や画像の見えにくさなどの課題があり、耐環境性能が高いレンズユニットの開発が期待されていました。マクセルが、これまで培ってきた光学設計技術と超音波技術を融合させて開発したUCLUは、雨滴霧化と融雪が可能な製品です。
UCLUは、超音波の帯域を変えることにより、雨滴霧化から融雪まで1台で行うことができます。筐体内にある振動体が振動することで雨滴を霧化するモード、振動で生じる熱エネルギーで融雪するモードを搭載しています。
サンプル出荷は、2023年12月上旬より順次行う予定です。量産開始は、2026年後半を予定しています。
■製品の特長
1. 1つのデバイスで雨滴、氷/雪、曇り(汚れ)などの異物に対応可能
2. 融雪モードでも5W以下の低消費電力で使用可能
3. 雨滴霧化時間が1秒以下
マクセルは今後も、長年培ってきた光学設計技術を活かし、お客様のニーズに応える信頼性の高い製品開発を進めていくことで、社会の安心安全に貢献していきます。
*1 UCLU:Ultrasonic Cleaning Lens Unit
■製品情報ページ
https://biz.maxell.com/ja/lens_unit/uclu.html
■製品に関するお問い合わせ先
マクセル株式会社 営業統括本部
お問い合わせフォーム:https://biz.maxell.com/ja/lens_unit/inquiry_form_input.html
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 電子部品・半導体・電気機器
- ダウンロード