総合保育テックサービス「はいチーズ!」を提供する千株式会社が、New Relicの導入から数カ月で、トラブル原因の特定スピードの迅速化や機能リリース頻度の3倍向上など、さまざまな効果を実現

MCPサーバーも活用し、顧客からの問い合わせ対応時間を半日から10分に短縮

New Relic株式会社

デジタルビジネスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都中央区、以下「New Relic」)は、総合保育テックサービス「はいチーズ!」を提供する千株式会社(本社:東京都千代田区、以下「千」)が、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を導入し、本番運用開始から数カ月で、さまざまな効果を実現したことを発表します。

千は2004年10月に設立、保育団体や保護者の負担をITで改善し、子どもたちの心と身体の両面へアプローチする保育支援事業を展開しています。主力事業のSaaS型総合保育テックサービス「はいチーズ!」は、「こどもにピース」をコンセプトに、保育園・幼稚園など子どもを預かる施設や保護者とともに子どもの幸せを育むことを目指す、総合保育テックサービスです。写真撮影とオンライン販売のサービス「はいチーズ!フォト」、保育業務支援のICTサービス「はいチーズ!システム」、アルバム制作サービス「はいチーズ!アルバム」、給食・食育サービス「はいチーズ!ベジ」などを展開しており、2026年2月時点で2万以上の団体が、「はいチーズ!」シリーズを活用しています。

導入の背景と経緯

このたび千では、「はいチーズ!システム」の開発・運用業務において、New Relicを導入しました。「はいチーズ!システム」は、「登降園管理」や「保護者連絡」「勤怠管理」「指導計画」「要録作成支援」「健康管理」など、30以上の機能を備えます。同システムには、保育士の勤務開始時間である平日朝8時ごろにアクセスが集中し、ピーク時のリクエストは毎分1万8,000件に及びます。このようなピーク時でも安定稼働が求められますが、従来は、システムの性能が重い状況が常態化していました。システムの開発・運用はAWS上で行っていますが、システムの性能が重いことに気づいても、原因を即座に特定できなかったことが、特に問題となっていました。

以前は、顧客からシステムトラブルの問い合わせを受けると、まずAWSのモニタリングサービスで問題発生の期間とエンドポイントを絞り込み、次に各所からログを収集してAIツールで分析する必要がありました。これは非常に手間のかかるプロセスで、問題の原因特定と対処に時間を要していました。こういった課題を解決するべく、「はいチーズ!システム」へのオブザーバビリティの導入が検討されました。

New Relicの導入と効果

千は、2025年8月に複数のオブザーバビリティ製品の比較検討を行いました。その結果、ユーザー数とデータ量(データの取り込み量)をベースとした料金体系がありコストコントロールがしやすかったことや、日本法人によるサポート体制が充実していたことなどを高く評価し、New Relicの採用を決定しました。その後PoC(概念実証)の実施を経て、2025年10月からNew Relicの本番運用を開始しました。

現在、同社では、SREチームと「はいチーズ!システム」の開発チームが、New Relicを日常的に運用しています。New Relicの導入は、本番運用開始から数カ月で、さまざまな効果をもたらしています。

  • 発生したトラブルの根本原因を数分で特定

性能低下のアラートが発出された際、以前であれば原因がなかなか特定できず、リソースを増やして様子を見るといった対応しかとれませんでした。New Relicでは、例えば特定の処理がCPUを圧迫しているといったことが、わずか数分で特定できます。これまで見えなかったことを含めて、問題の根本原因がすぐさま把握できるようになりました。

  • はいチーズ!システムにおける機能リリースの頻度が3倍に向上

New Relicの導入以降、リリースしたソフトウェアに万が一問題があっても、それを即座に検知できるとの確信が持てるようになり、また、仮に何かあった場合も、対応策をデータで明快に示せるようになりました。結果として、エンジニアたちがトラブルの発生を過度に恐れる必要がなくなり、それが「はいチーズ!システム」における機能リリース頻度の向上につながっています。実際に、New Relicの導入前は週1回程度のリリース頻度でしたが、それが週3回へと3倍に向上しました。

  • 新卒エンジニアが、活用1カ月でデータベース性能を大きく改善

New Relicは、「はいチーズ!システム」におけるボトルネックの発見と性能改善の難度を引き下げています。実際に、情報工学専攻でもなくソフトウェア開発の経験もない新卒入社のエンジニアが、New Relicの機能を使い、改善のヒントを頼りにデータベースにインデックスを追加したところ、ピーク時におけるデータベースのトランザクション性能を従来の39倍に高速化できました。この性能改善によってデータベース処理に必要なリソース量が減少し、New Relicの活用開始から、わずか1カ月でリソースコスト25%低減という成果を実現することができました。

  • MCPサーバーの活用により、顧客からの取い合わせ対応時間を半日から10分に短縮

現在、千では、New RelicのMCP(Model Context Protocol)サーバーを活用し、New RelicとAIエージェント、そして、CSチームが顧客からの問い合わせの起票に使っているタスク管理ツールを連携させています。これにより、タスク管理ツールのURL(問い合わせ内容へのリンク)をAIエージェントに貼り付け、調査の指示を出すだけで、問い合わせへの対応業務が、ほぼ終えられるようになりました。以前はCSチームからの問い合わせ対応に半日を要することもありましたが、現在は、調査に要する時間を10分程度に短縮しています。

千では、非エンジニアリングチームへの展開やAIエージェントを活用した障害対応の自動化など、今後もNew Relicの活用をさらに進めていく予定です。

千株式会社 基幹事業本部 システム開発部 横断開発課 SREチーム リーダー 玉﨑 一廣 氏 コメント

「これまでは、自分の開発スキルに自信の持てる特定の人しか、機能リリースに踏み切れませんでした。それがNew Relic導入後は、開発チームの誰もが安心してリリースに踏み切れる環境が築かれつつあります。この『リリースの民主化』は、プロダクトの改善、強化のスピードを増す変革と見ています。New Relicの導入は開発チームの意識を変え、サービス改善の自走性を大きく高めました。今後は、『はいチーズ!』シリーズ全体にNew Relicを展開し、開発組織全体の生産性と信頼性を向上させていきたいと考えます」

■「千」New Relicご採用事例の詳細は以下をご参照ください。

https://newrelic.com/jp/customers/sen

■本プレスリリースのURLはこちらです。

https://newrelic.com/jp/press-release/20260407

■その他のお客様によるNew Relic採用事例は以下からご覧いただけます。

https://newrelic.com/jp/customers

■New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。

https://newrelic.com/jp/about/media-assets

■New Relicについて

2008年に創業したNew Relicは、業界におけるリーダーとして、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOpsチームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は16,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。

■オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」の特長

New Relicはオブザーバビリティのリーダーとして、優れたソフトウェアの計画、構築、デプロイ、実行に対するデータドリブンなアプローチでエンジニアを支援しています。New Relicは、エンジニアがあらゆるテレメトリー(メトリクス、イベント、ログ、トレース)を取得できる唯一の統合データプラットフォームを提供し、強力なフルスタック分析ツールとの組み合わせにより、エンジニアが意見ではなくデータを用いて最高の仕事をできるよう支援します。New Relicは、シンプルで透明性の高い価格体系を採用しています。開発サイクルタイムの計画、変更失敗率、リリース頻度、平均復旧時間(MTTR)の改善を支援することにより、エンジニアに高い費用対効果をもたらします。

※New Relicは、New Relic, Inc.の登録商標です。

※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。

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会社概要

New Relic株式会社

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URL
https://newrelic.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区八重洲2丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー7階
電話番号
03-4577-9065
代表者名
古舘正清
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年08月