世界を魅了した画家菅原健彦展をギャルリーためなが にて新春に開催

ギャルリーためながでは、去る7月8日62歳にて急逝した菅原健彦の展覧会を「流転」と題し、2026年1月17日(土)から 2月8日(日)まで開催。最期に描いた新境地の作品を含め紹介する。

株式会社ギャルリーためなが

「岩抱き杉」130 x 162 cm
アトリエにて

このたびギャルリーためながでは、本年62歳にて急逝致しました菅原健彦の展覧会を、「流転」と題しまして開催致します。菅原が旅立ちましたのは、今秋に予定しておりましたパリでの個展に向け、新たなモチーフや技法の探求に鋭意取り組んでいる最中のことでした。画家が最期に思い描いた新境地の作品を、日本の皆さまにも是非ご高覧賜りたくご案内申し上げます。

菅原は1962年東京に生まれ、多摩美術大学にて日本画を専攻。早くから数多くの権威ある賞を受賞し、その才能は若くして高く評価されておりました。1996年山梨に移り住み、樹齢千年を超える神代桜に出会い、その古木が放つ生々流転する生命のダイナミズムに深い衝撃を受けます。以降、自然が織りなす超越的な姿を、日本画の伝統技法を継承しつつも独創性あふれる画風で描き続けてまいりました。2012年、ギャルリーためながパリ店にて開催した初個展が大成功を収めたことを機に、菅原の魅力は海外のコレクターにも着実に浸透し、現在では次代の美術界を牽引する重要な存在として大いなる期待が寄せられておりました。

自然界に分け入り、圧倒的な生命力に触れた衝撃そのままを画面に写し取る。神代桜、淡墨桜、臥龍の松、青池、七尋杉とモチーフが移り変わる中でも、これが菅原の一貫した制作スタイルでした。作品から人々が感銘を受けるのは、こうした画家の自然に対する憧れと畏敬の念が画面に満ち溢れ、大胆でありながら繊細な優美さに心奪われるからなのでしょう。

菅原は、人智を超えるような神秘に幾度も出会ったと言います。その感動を絵筆に託し、菅原は逝きました。皆さまにおかれましては、遺された菅原作品をいつまでもご堪能いただければ幸いに存じます。

 

本展では、菅原が弊社ギャルリーためながと契約した2011年から本年までに描いた作品を一堂に会し展覧致します。皆さまのご来廊を心よりお待ち申し上げます。

「倒さ杉」146 x 112㎝

「窓杉」162 x 130 cm 

【展覧会情報】

菅原健彦展「流転」

会期:2026年1月17日(土)- 2月8日(日)

レセプション:1月17日(土)16:00 - 18:00

会場:ギャルリーためなが

開廊時間:月-土11:00 – 19:00 /日・祝11:00 – 17:00  

 公式サイト:www.tamenaga.com 

「臥龍の松」 162 x 224 cm

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会社概要

株式会社ギャルリーためなが

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URL
http://www.tamenaga.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区南青山 6-5-39 南青山IIIビル
電話番号
03-3573-5368
代表者名
為永清嗣
上場
未上場
資本金
3億円
設立
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