日本の医療政策を日・英2か国語でまとめた、世界で唯一のプラットフォーム「Japan Health Policy NOW(JHPN)」をリニューアル公開
制度の成り立ちから政策決定プロセス、医療費・財源まで。患者・当事者、学生、研究者、行政・企業・メディアの担当者など、日本の医療政策に関わるすべての方へ
特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)(所在地:東京都港区、代表理事:乗竹 亮治)は、近年の制度改正を踏まえて掲載内容を刷新し、日本の医療政策を日・英2か国語でまとめたプラットフォーム「Japan Health Policy NOW(JHPN)」をリニューアル公開いたしました。

■転換期を迎える日本の医療・社会保障
2025年9月時点で日本の高齢化率は29.4%と過去最高を記録し、合計特殊出生率は2015年の再上昇の後に再び低下に転じ、2024年には過去最低の1.15となりました。さらに2040年には、第二次ベビーブーム世代が65歳以上となって高齢者人口がピークを迎える一方、現役世代の人口減少が加速すると予想されており、医療・介護・社会保障のあり方は大きな転換期を迎えています。こうした状況のなかで、個別の制度改正やニュースを正しく読み解くには、制度がどのような歴史を経て形づくられ、誰がどのように政策を決めているのかという全体像の理解が欠かせません。

■リニューアルの概要
Japan Health Policy NOW(JHPN)は、HGPIが運営する、日本の医療政策に関する情報を日・英2か国語で発信する世界で唯一のプラットフォームです。
2015年に開設したJHPNをこのたびリニューアルしました。日本の医療制度や医療政策の全体像を万遍なくカバーできるよう、政策環境、医療制度、医療機関、製品(医療機器と医薬品)等の各セクターごとに情報を提供しています。
患者・当事者の方、医療政策を学ぶ学生や研究者、新たに医療分野を担当する行政・企業・メディアの方、海外のパートナーに日本の制度を説明する必要がある方など、日本の医療政策の基礎をおさえたいすべての方にお役立ていただけます。
各章はウェブ上で閲覧できるほか、PDF資料としてダウンロードいただけます。全セクションをまとめたPDFもご用意しています。

■各章の内容
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背景
日本の人口構成や疾病構造の変化を踏まえ、公的医療保険の役割と歴史、社会保障制度改革の経緯について解説しています。
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プロセス及びプレイヤー
日本の統治機構の概要と、診療報酬改定を中心とした医療政策の決定プロセス、関わるプレイヤーを解説しています。
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医療保険制度
日本の医療・介護保険制度及び民間医療保険の役割について解説しています。
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医療提供体制
日本の医療施設や病床の動向、医療従事者数、地域における医療提供体制の計画について解説しています。
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医薬品・医療機器
医薬品や医療機器について、その定義や区分のほか、市場に流通するまでのプロセスなどについて解説しています。
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バジェッティング
医療費の動向や財源、診療報酬制度の仕組みに加えて、医療機関の経営状況についても整理・分析しています。

■サイト情報
名称:Japan Health Policy NOW(JHPN)
English:https://japanhpn.org/en/
運営:特定非営利活動法人 日本医療政策機構
ライセンス:クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)
■日本医療政策機構とは: https://hgpi.org/
日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)は、2004年に設立された非営利、独立、超党派の民間の医療政策シンクタンクです。市民主体の医療政策を実現すべく、独立したシンクタンクとして、幅広いステークホルダーを結集し、社会に政策の選択肢を提供してきました。特定の政党、団体の立場にとらわれず、独立性を堅持し、フェアで健やかな社会を実現するために、将来を見据えた幅広い観点から、新しいアイデアや価値観を提供しています。設立以来、女性の健康、がん対策、認知症、薬剤耐性、再生医療、グローバルヘルスなど、当時は十分に議論されていなかったテーマをいち早く政策課題として提示し、法制度や国家戦略の形成、国際的な政策議論に反映されるなど、具体的な政策の前進に寄与してきました。こうした継続的な取り組みは、国内外の政策関係者や国際機関からも一定の評価を受けており、日本発の医療政策シンクタンクとして国際的な対話の場に参加し続けています。
日本国内はもとより、世界に向けても有効な医療政策の選択肢を提示し、地球規模の健康・医療課題を解決すべく、これからも皆様とともに活動を続けていきます。

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