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株式会社三菱総合研究所
会社概要

2025年大阪・関西万博 京阪神圏や20代で来場意向回復

20代の認知度向上や、女性の来場意向促進がポイント

株式会社三菱総合研究所

株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二)は、2025年大阪・関西万博に関して、2021年4月から、全国における独自の意識調査を半年ごとに計7回にわたり実施してきました。
開催1年前にあたる2024年4月に全国の状況を調査し、来場者確保に向けた取り組みの方向性について検討しました。この結果を活かし、2025年大阪・関西万博事業の機運醸成に貢献します。

1. 主な調査結果

本章では、要点のみ解説しています。詳しい調査結果は以下をご参照ください。

  → 2024年4月万博意識調査結果【詳細版】

    https://www.mri.co.jp/news/press/i5inlu0000009v29-att/nr20240530.pdf

 

(1) 認知度:全国で上昇。その他西日本、20-29歳や30-39歳で上昇

・ 大阪・関西万博に対する認知度(※1)は、全国で上昇傾向。前回調査の89.6%から3.8 pt上昇し、93.4%となった。

・ 地域別にみると、全ての地域で、90%を上回った。その他西日本では、88.3%から6.1pt上昇し、94.4%となった。

 

       図1-1 2025年に大阪・関西万博が開催されることの認知度の推移(地域別)

   三菱総合研究所作成


・ 年代別でみると、20-29歳では、前回調査の79.7%から6.0 pt上昇し、85.7%となったものの、その他の年代と比べ、認知度は最も低い。30-39歳では、83.9%から6.2 pt上昇し、90.1%となった。


       図1-2 2025年に大阪・関西万博が開催されることの認知度の推移(年代別)

   三菱総合研究所作成


(2)関心度:全国的に微減。特に京阪神圏や60-69歳で低下

・ 大阪・関西万博に対する関心度(※2)は、全国で微減。前回調査の27.4%から1.9pt低下し、25.6%となった(※3)。                                     
・ 地域別にみると、首都圏で前回調査の25.0%から4.1pt低下し21.0%となった(※3)。京阪神圏では横ばい。


       図2-1 2025年に大阪・関西万博が開催されることの関心度の推移(地域別)

   三菱総合研究所作成


・ 年代別でみると、30-39歳の低下が最も大きく、前回調査の30.1%から5.0pt低下して、25.1%となった。40-49歳も前回調査から3.5pt低下した。


        図2-2 2025年に大阪・関西万博が開催されることの関心度の推移(年代別)

   三菱総合研究所作成


(3)来場意向:全国で横ばい。京阪神圏や20-29歳で上昇

・ 万博開催期間中の会場への来場意向(※4)は、全国で27.0%と前回調査の26.9%から横ばい。

・ 地域別にみると、京阪神圏で前回調査の39.3%から4.3pt上昇して、43.5%となった(※3)。


           図3-1 2025年大阪・関西万博への来場意向推移(地域別)

   三菱総合研究所作成


・ 年代別では、20-29歳で前回調査の26.0%から5.6pt上昇して、31.6%となった。


           図3-2 2025年大阪・関西万博への来場意向推移(年代別)

   三菱総合研究所作成


(4)リピート意向(※5):来場意向者の15.0%にリピート意向あり

・ 来場意向者に、来場回数の予定(※6)を聞いた。2回以上来場意向のある人は全体で15.0%、少なくとも1回行き、満足したら2回以上行きたい人は30.4%。

・ 2回以上来場意向のある人の割合は、特に性別で差が見られた。2回以上来場意向のある人の割合は、男性では19.5%、女性では9.3%で、男性の方が10.2pt多い。


            図4-1 2025年大阪・関西万博への予定来場回数(性別)

   三菱総合研究所作成


(5) 機運醸成と来場者確保における課題と示唆

機運醸成に向けては、20-29歳の認知度が他年代に比べ低いことから、若年層向けの認知向上施策は引き続き課題である。万博の開催情報に加え、万博がどのようなイベントであるか、また若年層にとっての楽しみ方を発信することが有効であると考えられる。


また、来場意向が上昇した京阪神圏や20-29歳の期待感を維持するとともに、首都圏や30-39歳・40-49歳の関心度の回復も必要である。

海外国や国内パビリオンなどの関心の高い項目に関して、質の高い情報を届けられるよう公式Webサイトや機運醸成イベントなどへのアクセスを促す施策が考えられる。

 

また、来場者確保に向けては、リピート意向を高めることも重要である。リピートの可能性がある層(少なくとも1回行き、満足したら1回以上行きたい人30.4%)に対し、会期中の催事や展示内容の変化や、繰り返し訪れる魅力を伝えていくこと、また混雑回避等の来場時を快適に過ごすための情報を提供することが有効な可能性がある。特に、女性に対し、万博の内容や魅力を伝えるなど、来場意向を高めるための施策を強化することが必要である。

 


※1:2025年に大阪・関西万博が開催されることについて、「知っている」を選択した人の割合

※2:2025年の大阪・関西万博への関心について、「大いに関心がある」「まあ関心がある」を選択した人の割合

※3:図の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、前回調査との差の値が合わない場合があります

※4:2025年大阪・関西万博の開催中の会場について、「行きたい」を選択した人の割合

※5:来場意向者に対し、2025年大阪・関西万博に行きたい回数を尋ねた

※6:2025年大阪・関西万博に行きたい回数について、「3回以上行きたいと思う」+「2回行きたいと思う」を選択した人は「2回以上」、「少なくとも1回は行って、満足したら2回以上行きたいと思う」を選択した人は「少なくとも1回行き、満足したら2回以上行きたい」、「1回は行きたいと思う」+「1回は行きたいが、状況によって行けない可能性がある」を「1回」として集計



2. 調査概要

対 象     全国20-60歳代の男女3,000名

時 期     2024年4月

方 法     WEBアンケート調査 生活者市場予測システム(mif)

項 目     2025年の大阪・関西万博に関する認知・関心、参加意向等

エリア区分と回答者数  ・首都圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県

            ・京阪神圏:京都府、大阪府、兵庫県

            ・中京圏:岐阜県、愛知県、三重県

            ・その他東日本:上記以外で、新潟県・長野県・静岡県以東

            ・その他西日本:上記以外で、富山県以西

            各エリア600名

※調査結果は、エリア別・性別・年齢別の人口構成比に合致するように、重みづけ(ウエイトバック)して集計しています。

 

 

関連情報

2025年大阪・関西万博 全国で認知度上昇、関心・来場意向は低下京阪神圏の関心・来場意向の回復が急務、年代に合わせた情報発信がポイント(三菱総合研究所ニュースリリース、2023.12.25)

https://www.mri.co.jp/news/press/20231225_2.html


2025年大阪・関西万博 全国の認知度上昇、関心度は横ばい地域の期待に合わせた機運醸成施策を(三菱総合研究所ニュースリリース、2023.6.12)

https://www.mri.co.jp/news/press/20230612.html


mif 生活者市場予測システム

https://mif.mri.co.jp/


万博みらい研究会|未来共創イニシアティブ~プラチナ社会を実現~ (mri.co.jp)

https://icf.mri.co.jp/activities/activities-4442/





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本件に関するお問い合わせ先

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株式会社三菱総合研究所

【内容に関するお問い合わせ】

  〒530-0011 大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA 17F

  万博推進室 奥野 今村

  メール:osaka-expo@ml.mri.co.jp

  【報道機関からのお問い合わせ】

 

  〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号

   グループ広報部

 

  メール:media@mri.co.jp

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種類
調査レポート
ビジネスカテゴリ
シンクタンク
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会社概要

株式会社三菱総合研究所

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URL
https://www.mri.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区永田町2-10-3
電話番号
03-5157-2111
代表者名
籔田 健二
上場
東証1部
資本金
63億3624万円
設立
1970年05月
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