ベルトラ、2025年夏の国内現地ツアー&アクティビティ予約動向を発表
旅の選択は価値観の選択へ。“タイパ旅”や“非日常体験”、そして“都市型エンタメ”が夏のトレンドに
現地体験型アクティビティ専門予約サイト『ベルトラ』を運営するベルトラ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:二木 渉)は、今年の夏季期間における国内現地体験アクティビティの予約動向に関する調査結果をまとめましたので、お知らせいたします。

本調査は、2025年6月20日時点のベルトラにおける予約状況に基づき、夏の旅行のピークシーズンである、2025年7月から8月における人気国内旅行先と現地アクティビティの予約動向を考察しています。
調査日:2025年6月20日
調査対象:2025年7月1日~8月31日に参加予定の、ベルトラで予約された国内現地アクティビティ
【おもな調査結果】
1.不動の人気を誇る沖縄、屋久島や奄美大島など「離島」人気が高まる
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2025年夏の国内旅行先ランキングでは、沖縄が不動のトップを維持しました。
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北海道も昨年に続き2位となりましたが、予約数におけるシェア率が上昇。今年も猛暑と予想される中、夏の涼しさや豊かな自然の魅力が、混雑や暑さを避けたいというニーズに合い、人気が高まっていると考えられます。
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また、今年は屋久島や奄美大島をはじめとする九州の離島や小笠原諸島といった「離島」エリアも注目を集めています。忙しい日常から切り替え、自然の中で「心身を休める旅」への関心が高まっています。
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一方で、東京や京都などの大都市圏は、インバウンド観光客の完全回復による混雑や宿泊費の高騰が国内旅行者で特に夏のレジャーを求める層から敬遠された可能性が示唆されています。

2.人気上位エリア アクティビティのキーワード
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「タイパ(タイムパフォーマンス)旅」
北海道の旭山動物園や夏に爽やかな青色を楽しむことができる「青い池」をめぐるバスツアーや、日本三景に名を連ねる京都の「天橋立」をめぐるバスツアーなど、夏らしい絶景が楽しめる観光地を効率的にめぐるバスツアーが人気を集める結果となりました。
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「非日常を味わう」
西表島のマングローブ遊覧や竹富島の水牛車、縄文杉トレッキングツアーなど、自然豊かな離島では本土とは異なる島独自の文化や生態系にふれ、その場所ならではの体験を求める方が増えています。
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「都市型エンタメ」
東京では「没入型アトラクション」という新しいタイプの体験が1位となりました。人気第2位となったANA Blue Baseでの見学ツアーも、東京への旅行者だけでなく、首都圏在住者のマイクロツーリズム的需要も捉えていることがうかがえます。


3.「体験重視」が牽引する、現地体験アクティビティ需要の増加
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「コト消費」は増加傾向
観光庁の統計によれば、日本人国内旅行における消費額は2023年以降四半期ごとに10ポイント以上の増加傾向が続いています。物価高が続き、節約志向は根付いているものの、旅行や娯楽など「コト消費」への支出は引き続き増加すると予測されています。
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現地体験アクティビティの平均顧客単価は上昇傾向
1予約あたりの平均顧客単価は昨年に比べ全体で+12%と、上昇傾向にあります。
特に、北陸(+49%)、東北(+48%)、中部(+32%)など、地方や自然豊かな地域を中心に顧客単価が前年より大きく伸長。予約数では人気ランキング上位にはならずとも、これからさらに注目が集まることが予想されます。
※()内は前年比
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高単価化の背景に「体験志向」と「地域回帰」
プレミアムな体験を求める傾向が強まり、地方観光や自然体験へのニーズが顕在化していることがうかがえます。特に送迎付きハイキング・自然散策ツアーは人気を集めています。
★ 2025年夏の海外現地ツアー&アクティビティ予約動向はこちら
■ベルトラについて
ベルトラは旅行会社の枠組みを超え、国内から海外、旅行前から旅行後、オンラインからオフラインまで、「心ゆさぶる体験」に出会うためのソリューションを提供します。
現地ツアー数:約20,000ツアー / 現地ツアー催行会社数(世界):約8,800社
取り扱い国数:150カ国 / 会員:約285万人 / 参加体験談:約610,000件
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