「世界報道写真展を日本で復活させたい。時代を伝えてきた新聞社の印刷工場跡を会場に」クラウドファンディング実施中
文化を未来につなぐTHE KYOTO Crowdfunding
THE KYOTO Crowdfunding(運営:京都新聞社)では、2024年10月7日(月)より世界報道写真展2024京都実行委員会によるクラウドファンディングのプロジェクトを実施中です。
「世界報道写真展」は、オランダの世界報道写真財団が運営する写真コンテストの入賞作品を世界各地で展示するものです。戦争、人権侵害、気候変動などの重要なストーリーを何百万人もの人々に伝えています。
「世界報道写真展」は、日本でも長年開催が続いていましたが、2021年を最後に開かれていません。
「世界の『今』を知る扉を開きたい」―。3年ぶりの日本開催に向けて検討を始め、2015年まで新聞を印刷していた印刷工場跡で「復活」させることになりました。
開催には作品輸送や会場制作など、多額の費用が必要です。皆さまのご支援をお願いいたします。
世界報道写真展を日本で復活させたい。時代を伝えてきた新聞社の印刷工場跡を会場に
THE KYOTO Crowdfundingサイト
URL: https://the-kyoto.en-jine.com/projects/wpp2024kyoto
【クラウドファンディング概要】
■今年で67回となる世界報道写真コンテスト
「世界報道写真コンテスト」は、世界で最も権威のある写真コンテストの一つです。オランダ・アムステルダムに本部を置く世界報道写真財団が運営し、年に1回、前年に世界各地で撮影、制作された報道写真から受賞作を選びます。コンテストは1955年に始まり、今年で67回目となります。今年は130の国と地域、約4,000人から約6万の写真とプロジェクトの応募がありました。
六つの地域(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北中米、南米、東南アジアとオセアニア)ごとに、シングル、ストーリー、長期プロジェクト、オープンフォーマットの4部門の地域優勝者を決め、その後、4部門のグローバル優勝者を決定します。今年はそれら24作品に加え、佳作と審査員特別賞が数点選ばれました。
■今年の入賞者の作品を展示
世界報道写真コンテストの入賞者約30人の作品を展示します。「今年の写真」(World Press Photo of the Year)に選ばれたのは、ガザのパレスチナ人フォトジャーナリスト、モハメド・サレムさんが撮影した「めいの遺体を抱きしめるパレスチナ人女性」です。昨年10月17日、イスラエル軍のミサイルが自宅を直撃し、死亡しためいのサリーさんをイナス・アブ・マアマルさんが抱いています。
また、京都新聞の松村和彦が連載「700万人時代-認知症とともに生きる」で撮影した30枚の写真を「心の糸」と題して、革新的な表現を求めるオープンフォーマット部門に応募。アジア地域の優勝者となりました。松村は、認知症の本人の心情と症状を写真と文章で表現し、誰もが自分や身近な人が認知症になる時代を迎えた超高齢社会の日本のあるべき社会像を伝えようとしました。
写真展は、ロシアによるウクライナ侵攻やミャンマーの軍事政権による市民弾圧で、尊い人命が奪われていることも伝えます。アマゾンの干ばつやカナダの森林火災、アメリカやフィジーの海面上昇など同時多発的に気候変動による環境問題が起こっていることも一目瞭然です。
■世界報道写真展2024京都について
・開催日時 2024年11月30日(土)~12月29日(日)午前10時~午後6時
※12月15日(日)は休館
・会 場 京都新聞ビル地下1階印刷工場跡(京都市中京区烏丸通夷川上ル)
・入 場 料 無料
・主 催 世界報道写真展2024京都実行委員会(京都新聞、世界報道写真財団)
・特別協賛 富士フイルム株式会社
・特別協力 一般社団法人KYOTOGRAPHIE
・助 成 オランダ王国大使館
■今回のチャレンジ
会場の印刷工場跡はギャラリーではないため、入場料を設けることができません。このため、ご来場いただいた方々には、無料で写真展をご覧いただけます。公共性の高い情報を多くの方に見てもらう絶好の機会となりますが、世界各地で懸命に取材したフォトジャーナリストたちの努力を形にし、巨大な会場で展示するには、高品質の大きなプリントが求められます。
今回の展示では、世界報道写真財団の本拠地があるオランダ・アムステルダムで春から夏にかけて開かれたワールドプレミア展のプリントを輸入する許可を財団から特別に得ました。しかし、輸送や会場制作に多額の費用が必要です。皆さまのご支援は、こうした費用に充てさせていただきたいと思います。
・実施期間:2024年10月7日(月)00:00~2024年12月29日(日)23:59
・目標金額:3,000,000円
・起案者:世界報道写真展2024京都実行委員会
【注目のリターン】
■WORLD PRESS PHOTO 2024 イヤーブック
「World Press Photo Contest(世界報道写真コンテスト)2024」の入賞作品を収めた写真集です。世界各国のフォトジャーナリストが、報道の現場で切り取った、リアルな「今」を知ることができます。実行委員会より感謝の気持ちを込めたお礼の手紙とともに、お送りさせていただきます。
■【限定10人・12月21日開催】 WPP審査員・入賞者ガイドツアー
World Press Photo Contest(世界報道写真コンテスト)審査員の片岡英子さんと同コンテスト2024のオープンフォーマット部門アジア地域優勝者松村和彦(京都新聞記者)が、世界報道写真展2024京都の会場を案内します。クラウドファンディング支援者10人限定のプレミアギャラリーツアーです。実行委員会より感謝の気持ちを込めて、お礼の手紙もお送りさせていただきます。
■【CF限定】印刷工場跡3点セット(トートバッグ+ポストカード+クリアファイル)
世界報道写真展2024京都の会場となる京都新聞印刷工場跡の写真を用いたトートバッグとポストカード、クリアファイルをセットにしました。実行委員会より感謝の気持ちを込めたお礼の手紙とともに、お送りさせていただきます。
その他のリターンや詳しい内容はクラウドファンディングサイトをご確認ください。
THE KYOTO Crowdfunding について
THE KYOTO Crowdfundingは、株式会社京都新聞社が運営しています。
運営団体:株式会社京都新聞社
責任者 :代表取締役社長 大西祐資
所在地 :京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞社
電話 :075-241-6185
<本件に関する報道関係者の皆様からのお問合せ先>
THE KYOTOクラウドファンディング事務局
thekyoto@mb.kyoto-np.co.jp
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