LIXILのIoT宅配ボックスとキッチン製造技術を活かし、メルカリで売れた商品が発送できる無人宅配ボックス「メルカリポスト」提供開始

株式会社LIXIL（以下 LIXIL）は、当社がこれまで培ってきたエクステリア分野のIoT技術とキッチン製造技術を活かして、株式会社メルカリ（以下 メルカリ社）と共同で、フリマアプリ「メルカリ」で出品した商品を投函、発送できる無人宅配ボックス「メルカリポスト」を開発し、提供を開始いたします。
 

LIXILは、”当たり前に荷物が届く毎日“を目指し、2018年よりIoT宅配ボックス「スマート宅配ポスト」を展開しています。このIoT宅配ボックスは、スマホを使った宅配便の荷受や発送といった便利で安心な機能やクラウドサービスとして個人間やAPI連携（Application Programming Interface：ソフトウェア同士が相互に情報をやり取りして連携できる機能）により社会サービス提供者とお届けものシェアできる「あずけるボックス：もってって・もってきて」を提供しています。

LIXILは宅配便サービスの問題を社会課題と捉え、メルカリ社と課題を共通認識する中で、これまで培ってきたIoT技術を生かし、メルカリの出品者が商品を簡単に発送しやすくするために、株式会社メルロジが運営する無人投函ボックス「メルカリポスト」を開発、展開する運びとなりました。

LIXILが開発した「メルカリポスト」は、メルカリユーザーのUX（User eXperience：ユーザー体験）として使いやすさを考えた本体、そして安心して使えるようハードウェアを含む先進のIoTアーキテクチャとIoTセキュリティに配慮しています。また、本体はLIXILのキッチン製造などで培った板金加工技術を融合して開発、生産しています。「メルカリポスト」は、全国のメルカリステーションやドコモショップ、コンビニ店を含む商業施設、決済サービス「メルペイ」加盟店を中心に展開していく予定です。LIXILは今後も、住まいと社会をつなぎ、便利で快適、安心の暮らしの実現に向けて、新たな価値を創出していきます。