Spider Labs、アメリカ・ニューヨークとアイルランド・コークに新拠点を設立

アドフラウド対策ツール「Spider AF」の海外売上は前年比453%と急速に成長

株式会社Spider Labs

2023年5月24日 13時10分

アドフラウド（広告不正）対策ツール「Spider AF（スパイダーエーエフ以下「Spider AF」）」を提供する株式会社Spider Labs（東京都港区、代表取締役社長：大月聡子、スパイダーラボズ以下Spider Labs）は、2023年5月にアメリカ・ニューヨークとアイルランド・コークに新拠点を設立したことをお知らせします。これによりSpider Labsの海外拠点はポルトガル・リスボンを含む３ヶ国となりました。Spider Labsはグローバルでの展開を加速させ、不正対策におけるリーディングカンパニーを目指します。

海外拠点新設の背景と今後の展望

2022年グローバルでのアドフラウド被害は、約9.3兆円（680億米ドル）規模と言われており、今後もますます被害は拡大する見込みです。（※1）また国内よりも海外の方がアドフラウド対策ツールの導入が進んでおり、すでに需要が顕在化しています。

Spider Labsは、2021年の資金調達後から海外展開を本格化し「Spider AF」の事業拡大を行っていました。国内だけでなく海外の売上も好調で、前年比453％（2023年5月現在）と急速に成長しています。海外拠点の増設を皮切りに、2024年までに海外での売上規模を全体の30%以上に引き上げることを目指し、「Spider AF」をグローバル展開してまいります。

※1　Juniper Research: Digital Advertising Spend Lost to Fraud to Reach $68 Billion Globally in 2022（https://www.businesswire.com/news/home/20220221005046/en/Juniper-Research-Digital-Advertising-Spend-Lost-to-Fraud-to-Reach-68-Billion-Globally-in-2022 ）

コメント

◆ Spider Labs CEO 大月聡子

昨年以降の円安やインフレなどの景気後退から、スタートアップが海外進出を検討しているとよく聞きます。元々外貨を稼ぐ産業をビジョンとしていたため、これまでの成長経験を糧に海外進出を本格的に始めることに決定しました。
すでに英語圏で展開しており着実に売上は伸びているので、今後は成長を加速させます。日本発の会社として、世界中の人々にHappy & Saferな未来を提供することを目指して精進してまいります。

◆ Spider Labs マーケティング VP Will Nunan

コークには、グローバルな技術系企業や新興企業との長い歴史があります。世界的に有名な大学との強いつながりと強力なビジネスサポートサービスにより、コークはヨーロッパにおける人材とイノベーションのリーダー的存在となっています。Spider Labsは、この優秀な人材を活用しビジネス環境を利用することで、ヨーロッパ全域で成長とイノベーションを生み出します。

新拠点について

◆ アメリカオフィス

アメリカ・ニューヨークは、メディアと広告の豊かな歴史を持つ都市で、北米におけるデジタル広告のハブとなっています。世界トップクラスのメディア企業や広告代理店の本社があり、デジタル広告業界における革新と成長の拠点となっています。Spider Labsは、ニューヨークへの進出により、この活気あるエコシステムを利用し、この地域で拡大するネットワークを活用する機会を得ることができます。

＜所在地＞

136 Madison Avenue 5th & 6th Floors, New York, New York 10016 United States of America

◆ アイルランドオフィス

アイルランド・コークは、アップル、デル、ファイザーなどの多国籍テクノロジー企業の中心的な拠点で、テクノロジー、ソフトウェアエンジニアリング、データ分析の分野で活躍する有能なプロフェッショナルが集まっています。これらの企業は、地元の人材プールを活用するために市内に事業所を設立しています。Spider Labsにはコーク在住の社員も多く、イノベーション地域として発展を遂げていることからコークにオフィス開設を決めました。