「ガイドウェイバスへの自動運転技術導入に向けた大型自動運転バスによる実証実験を実施します」～自動運転バスによる都市部の基幹的公共交通実現に向けた取組～
アイサンテクノロジー株式会社（本社：愛知県名古屋市中区、代表取締役社長：加藤 淳）は、 愛知県名古屋市のガイドウェイバス志段味線（愛称：ゆとりーとライン）において検討されている、自動運転技術を活用した新たなシステムの導入に向けた大型自動運転バスによる実証実験に参画しますのでお知らせします。
今年度は、検討の一環として実施する実証実験において、大型の自動運転バスを走行させ、車両制御の精度検証を予定しております。本実験は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金（自動運転実証調査事業）」の採択を受けて実施するものです。
【実証実験概要】
1.実験期間
２０２４年２月１２日（月・祝）～２月２１日（水）まで
２． 実験概要
（１） 実験場所
名古屋市が所管する守山南部処分場（愛知県尾張旭市）の管理通路
（２） 実験内容
ガイドウェイバス専用道（高架区間）の幅員や急カーブを部分的に再現した実験区間において、運転士が乗車した状態でハンドル操作や加減速操作をシステムにより自動走行（自動運転レベル２※１）し、自動運転用センサを使用した各種誘導方式※２による車両制御の精度を検証します。
※１ 自動運転レベル２
システムがハンドル操作やアクセル・ブレーキ操作を実行し、緊急時は運転士が介入。 運転の主体は運転士。
※２ 各種誘導方式
ア磁気マーカシステム（ＧＭＰＳ）：道路に敷設された磁気を発するマーカ（磁気マーカ）を、車両に取り付けられた磁気センサーモジュールで読み取り、車両の自己位置を正確に特定 する方式。 「ＧＭＰＳ（Global Magnetic Positioning System）」は、愛知製鋼株式会社の登録商標。
イ ＧＮＳＳ方式：Global Navigation Satellite Systemの略。複数の衛星からの情報を基に衛星からの距離を計測し自車位置を測定。
ウ ３Ｄマップ方式：自動運転車両の走行経路の設定に用いられる３Ｄの地図により、自己位置の推定を行う方式。
（３） 実験車両
アイサンテクノロジー株式会社保有の大型自動運転バス
（４）実証実験
企業名 | 所在地 | 代表 |
アイサンテクノロジー株式会社 | 愛知県名古屋市中区錦3-7-14 ATビル | 〇 |
三菱商事株式会社 | 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 | |
株式会社オリエンタルコンサルタンツ 中部支社 | 愛知県名古屋市中村区名駅南2-14-19 住友生命名古屋ビル |
以 上
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
アイサンテクノロジー株式会社
モビリティ事業本部
TEL：052-950-7500
E-Mail ：atam@at45.aisantec.jp
すべての画像
