群馬県による、地域の稼ぐ力向上モデル事業 「デザインピークスグンマ」。参加事業者による成果発表会を開催
本事業に参加している6事業者が2月22日に群馬県庁でビジネスモデルの変革プランを発表
株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:諏訪光洋)は、群馬県からの委託により、地域の稼ぐ力向上モデル事業 「デザインピークスグンマ」を支援しています。本事業に参加した6事業者が5ヶ月間に渡り挑戦した新規事業や新商品開発について、その過程で得られた成果を発表いたします。本事業を通して、県内事業者がデザインを経営に取り入れ、地域の稼ぐ力を向上させることを目指します。
デザイン経営を推進する、「デザインピークスグンマ」について
ロフトワークと群馬県がタッグを組んで、群馬県で新たなビジネスモデル構築や新事業展開を目指す事業者を対象に、地域の稼ぐ力向上モデル事業 「デザインピークスグンマ」を2023年9月から実施しています。本プログラムでは、参加事業者が自社プロダクトの企画段階から、施策、テスト販売、商品PR、実販売に至るまで、あらゆる段階でデザイン経営を取り入れています。デザイン経営とは、デザイン的思考を取り入れながら顧客ニーズに沿った商品・サービス開発を行う経営手法です。既存の考え方に囚われずに取り組むことで、ブランド力やイノベーションを高め、地域の稼ぐ力の向上を目指します。
本事業に参加した6事業者による成果発表会を、2月22日(木)に群馬県庁32階 NETSUGENセミナースペースにて行います。発表会では、プログラムを通じた取り組みや導き出した「ビジネスプモデル変革プラン」の発表を行います。デザイン経営を自社に取り入れるための事例を紹介し価値を共有することで、デザイン経営を県内事業者に広く知っていただく機会をつくります。
導入支援から資金調達まで。プログラムの3つの特徴
本事業では、経営者やマネジメント層だけではなく、自社の製品企画・技術開発の担当者や社内外のデザイン人材がチームとなって取り組んでいます。
1.チームアップするための体験型ワークショップの開催
アイデア創出とプロトタイピングを通して、経営課題への団結力を高めます。課題の定義から解決までを一貫して行います。
2.テストマーケティングの実施
潜在的な顧客を理解し、プロトタイプを使ったテストマーケティングを実施することで、商品やサービスのブラッシュアップを重ねていきます。
3.事業後も自ら成長し続けられるための変革プランの策定・資金調達
既存プランの更新ではなく、ありたい姿や社会において担うべき役割を再定義し、新たな挑戦に必要な戦略を変革のプランとして策定します。またクラウドファンディングなども通じて、必要な資金調達まで一貫して支援します。
「デザインピークスグンマ」成果発表会の概要
成果発表会のゲストとして、本プログラムの講師を担当し、各社の成長を見守ってきた一般社団法人前橋まちなかエージェンシー 代表理事 橋本薫氏にお越しいただき、各社の発表について講評いただきます。
開催日時 |
2024年2月22日(木) 14:00~16:00 |
会場 |
群馬県庁 32階 NETSUGENセミナースペース(群馬県前橋市大手町1-1-1) |
対象者 |
県内の中小事業者、デザイナー、商店街団体、経済団体、支援機関等 |
定員 |
現地会場:30名(オンラインでも視聴いただけます) |
参加費 |
無料 |
ゲスト:橋本薫氏
MMA 代表理事
合同会社ドーナツCEO
中央通商店街振興組合理事
前橋工科大学総合デザイン工学科非常勤講師
タイムスケジュール
14:00-14:05 |
はじめのご挨拶 |
14:05-14:25 |
デザイン経営について解説 |
14:25-15:55 |
参加事業者による成果発表と講評 |
15:55-16:00 |
おわりのご挨拶 |
※イベント終了後に30分程度の交流の時間有り (参加は任意)
成果発表事業者
※順不同、()内は所在地、「」内は発表内容(予定)
・株式会社Ay(前橋市)
事業内容:アパレルの企画・製造・販売
発表内容「伝統文化と現代技術を活かしたアパレル製品」
・株式会社アリギス(前橋市)
事業内容:金属の精密板金加工
発表内容「精密板金加工のプロが作る、伸縮・鮮度も保つ、なまいきトレーの開発」
・株式会社ソウワ・ディライト(前橋市)
事業内容:電気工事
発表内容「小さな森によるウェルビーイング向上」
・株式会社野口製作所(富岡市)
事業内容:金属のプレス加工・深絞り加工
発表内容「富岡のものづくり企業が挑む動物医療最前線」
・株式会社フクル(桐生市)
事業内容:アパレル製品の製造と販売
発表内容「自然との共生・アパレル生産におけるカーボンオフセットの事業化」
・株式会社北毛久呂保(昭和村)
事業内容:こんにゃく加工品の製造・販売
発表内容「社内の棚卸によるこれからの事業戦略」
FabCafe Tokyoで2社による製品の展示や販売を行います
参加事業者によるテストマーケティングを、群馬県庁前広場をはじめ、事業者が運営する公共スペースなどで実施いたします。2024年2月2日(金)~4日(日)に、2社の製品の展示や販売をFabCafe Tokyoで行います。
カルチャーブランド「Ay」による、伝統的な絹織物「銘仙」を再解釈した「あいのぬの」の展示受注・販売と、株式会社フクルが提供する、生産した服に対してカーボンオフセット認証を付与でき、自然と衣服と私たちをつなげる新サービスの先行発表・紹介を行います。
日時 |
2024年2月2日(金)~4日(日) 10:00~20:00 |
会場 |
FabCafe Tokyo (東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F) |
イベント名 |
Reweave clothing – culture / nature 群馬から衣服と文化・自然の関係性を織りなおす |
FabCafeは、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティです。人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。“デジタル”と“リアル”の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。地域のクリエイターやアーティスト、企業とともに、食、アート、バイオ、AIから教育まで、ものづくりの枠を超えたラボ活動も行っています。
本事業に関するお問い合わせ
群馬県「地域の稼ぐ力向上モデル事業運営業務」事務局(株式会社ロフトワーク)
E-mail: team-up-gunma@loftwork.com
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