BBSec USA, Inc.設立のお知らせ
~大規模施設やビル・工場のセキュリティリスク対策のグローバル展開に向けて~
【設立の背景】
日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization)によれば、企業等が行う大規模な会議、報奨・インセンティブ旅行、国際機関や学会が行う国際会議、展示会や見本市などのビジネスイベント(略称MICE:Meeting, Incentive Travel, Convention, Exhibition/Event)は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で一時的に落ち込んだものの、2022年から回復傾向にあり、今後も市場は拡大していくと予想されています。
一方、昨今のギャンブル依存症の社会問題化や、大規模施設へのサイバーセキュリティ攻撃の脅威などMICEを展開するにあたってのリスクについての対策は十全とはいい難い状況にあります。国際会議場や展示場施設、宿泊施設、レストラン、エンターテインメント施設等で構成される統合型リゾート施設において、空調、照明・電気、エレベータ・エスカレータ、防犯・防災等の各種制御装置がサイバー攻撃により不正操作される脅威にさらされており、セキュリティ対策の強化が必要となっています。
【今後の展開】
新たにMICEセキュリティ対策を研究する拠点として、世界で最大級のMICE市場を持つ米国に現地法人BBSec USA, Inc.を設立することにより、ギャンブル依存症対策や大規模施設やビル・工場のセキュリティリスク評価の事業化、グローバル展開が加速されることと期待しております。
2024年4月に動画の超圧縮技術を持つ株式会社ティ・エム・エフ・アースと資本業務提携を行っており、BBSec USA, Inc.とともに認証・監視カメラ等への動画技術を用いたセキュリティ対策も進めていく予定です。
【BBSec USA, Inc. 概要】
BBSecは、「技術的な成長が指数関数的に続く中で、人工知能が人間の知能を大幅に凌駕する時点」であるシンギュラリティについて、本格的な転換の到来(プレシンギュラリティ)を2030年と予測し、来るべき転換点に向けてVision 2030を定めております。「社会インフラを狙った攻撃」への対策はBBSecのVision 2030の大きな柱の一つであり、社会全体にとっても喫緊の課題であるとの認識のもと、研究と事業展開に努めています。
【BBSecについて】
BBSecは、2000年創業のトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。現状の可視化や診断から事故発生時の対応、24時間/365日体制での運用まで、フルラインアップのサービスを提供しています。高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、「サプライチェーンを狙った攻撃」「社会インフラを狙った攻撃」「AI時代のセキュリティ」を解決すべき社会課題ととらえ、より多くのお客様を悪意ある攻撃者から守ることで、「便利で安全なネットワーク社会を創造する」というビジョンを実現します。
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