AI inside、あらゆるデータを活用し自律学習するAIにより、誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる世界を目指す「AnyData」を発表

AIインフラの提供を通じてAI民主化を推進するAI inside 株式会社（代表取締役社長CEO兼CPO：渡久地 択、本社：東京都渋谷区、以下「AI inside」）は、種類・形式を問わないあらゆるデータを活用し自律学習するAIにより、誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる世界を目指す「AnyData」を発表いたします。

AI inside は、AIがあらゆる社会課題を解決する持続可能な未来社会「Smart X」の実現に向けて、世の中に必要なソリューションを「AnyData」から生み出していきます。その一つとしてまずは、請求書などをアップロードするだけで改正電子帳簿保存法に対応できるソリューションを、2023年春の提供開始に先駆けて本日より申込受付を開始いたします。

 

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• 背景

政府や地方公共団体、企業や個人を取り巻く環境では、ドキュメント・画像・動画・音声・電子メールなど多様な種類・形式のデータが存在し、日々蓄積されています。DXやデジタルシフトが加速し、ますますデータ活用の必要性が高まっている昨今、データの収集・分析方法や意思決定への活かし方について、苦悩する企業や人々も少なくありません。

デジタル技術を用いて既存のビジネスモデルを変革し、新たな価値を生み出す「デジタライゼーション」が求められる中、その過程では「ツールは導入したがうまく活用されていない」「実証実験を繰り返してコストが嵩んでいる」「人材育成がなかなか進まない」という新たな課題が浮き彫りになってきました。

また、データ活用のための様々なツール・システムが登場し、それらを駆使してDXを推進する人材の育成やリスキリングが注目を浴びています。加えて、実務レベルのAI活用が徐々に広がりを見せる今、業務効率化・省力化のその先の本質的なDXを実現するには、これまでとは全く異なるアプローチが求められており、世の中の構造的な課題を理解した上で、新しい「AIの使われ方」を見出す必要があります。
 

• 意識することなくAIの恩恵を受けられる「AnyData」とは

ーーー企業間決済において、請求書を手にすることはなくなり、シームレスに自動で決済が完了する。それにより、人々は請求書発行・受取、入金確認・支払いなどの煩雑な業務から解放され、コア業務に専念できるようになったと同時に、財務指標をリアルタイムに可視化し、より精緻な事業予測による資金調達能力の向上など、AIの関与による経営の最適化がなされるようになった。ーーー

ーーー過去の診察・健康診断の結果や、薬の処方履歴などのデータを元に、最適なタイミングで適切な医療が提供され、さらには、より個人に合った最適な保険商品が提案される。人々は、生活習慣の改善が図れるようになり、保険商品のパンフレットを見ながらどの保険に加入するかを悩む必要はなくなった。ーーー

AI inside が目指す「誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる世界」では、このようなことが当たり前になります。AIの可能性は人々の代わりとなり仕事をこなすだけではありません。世の中にある膨大なデータや人々の知恵・経験を掛け合わせて、これまでにない全く新しい解を生み出すことさえもでき、それによりワークスタイルは大きく変革します。

このような未来を実現するべく、AI inside は先進的な研究テーマの一つとして挙げられる「自律学習AI」の研究開発を加速させます。「AnyData」は、あらゆるデータを活用してAIが自律的に学習し、新しいAIモデルを自動的に次々と生み出す「Autonomous Learning（オートノマス ラーニング）」により、新たな価値を創出する多種多様なソリューションを生み出します。

AI inside は、「AnyData」によりAIの真価が発揮される新しい「AIの使われ方」を開拓し、あらゆる社会課題が解決される持続可能な未来社会「Smart X」を実現し、人々の想像を大きく超える変革をもたらすことで、人類の進化や人々の幸福に貢献してまいります。
 

• 「AnyData」にアップロードするだけで電帳法に対応

中小企業の多くでは、企業間決済において「これまでの商慣習」や「取引先相手の指定」などの理由から銀行振込が主流となっており、請求書発行や受領した請求書の処理が発生します。その過程ではアナログ業務がいまだ多く残っており、支払い遅延のリスクなどの課題を抱えています。健全な事業運営のために急務となっているデジタルシフトに加えて、電子取引データの保存が義務化された改正電帳法の施行により、ますます中小企業は対応に迫られています。

AI inside はこれらの課題を解決するため、中小企業向けに「AnyData」の請求業務に関するソリューションの提供を予定しています。「AnyData」は、請求書などをアップロードするだけで、自動でデジタルデータ化を行い保存の要件を満たし、手間を掛けることなく低コストで電帳法に対応することができます。

■電帳法対応ソリューションの概要
基本機能：AI-OCRによる請求書等の自動電子データ化・AIによる自動仕分け・保管
価格：初期費用なし、請求書1枚あたり130円（税抜）で完全従量課金制
提供開始時期：2023年春（予定）
今後の機能強化：対応帳票の拡大、会計システム連携、インボイス制度対応など
申込受付・お問い合わせ：https://inside.ai/contact/anydata

AI inside 株式会社について
AI inside は「世界中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、データ活用による事業運営と意思決定を可能とするAIプラットフォームやプロフェッショナルサービスを提供しています。政府機関・地方公共団体・大手企業などを顧客とし、独自開発のソフトウエアやハードウエアにより最適なAI運用を実現することで、DX推進や経営課題の解決に貢献します。

社名：AI inside 株式会社
所在地：東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表者：代表取締役社長CEO兼CPO　渡久地 択
設立：2015年8月
事業内容：人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
HP：https://inside.ai

※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。