テクニスカ・ヴェルケン、IFS Cloud 採用によりサービスの高度化とDXを推進

IFSジャパン株式会社

スウェーデンの公益事業グループが、世代の異なる複数システムを IFS Cloud に刷新し、業務統合、効率向上、グリーントランジションを加速

2025年12月11日、英国ロンドン発 — 産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは本日、スウェーデンの自治体所有エネルギー・公益事業グループである Tekniska verken(テクニスカ・ヴェルケン)が、持続可能で革新的かつ統合的な形で社会インフラサービスを提供するという同社のミッションを支える基盤として IFS Cloud™ を採用したことを発表しました。

 

テクニスカ・ヴェルケンは、熱供給、電力、水、廃棄物管理、光ファイバー、バイオガスといった生活に不可欠なサービスを家庭や企業に提供しています。同社は現在、業務を統合し、サービス提供力をさらに強化するための大規模なデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいます。IFS Cloud の導入により、複数のレガシーシステムを、産業用AIを搭載した単一の接続されたコンポーザブルなプラットフォームへと刷新します。これにより、発電、配電、水処理から、フィールドサービス、顧客対応に至るまで、バリューチェーン全体をリアルタイムで可視化することが可能となり、計画立案、意思決定、部門間連携の効率が向上します。

 

IFS Cloud は、ERP、企業資産管理(EAM)、フィールドサービス管理(FSM)、資産投資計画(AIP) を統合することで、保守業務の最適化、プロジェクト計画および実行の確実性向上、資産信頼性の強化、ならびにフィールドリソースの効率的な配分を可能にし、日常業務と中長期の投資戦略をシームレスに結び付けます。

さらに IFS Copperleaf を導入することで、テクニスカ・ヴェルケンは、廃棄物発電、バイオ燃料、太陽光、風力、水力といった発電およびネットワーク領域全体にわたる投資ポートフォリオを対象に、投資の優先順位付けと最適化を行う AI を活用した意思決定レイヤーを構築します。これにより、すべてのプロジェクトは、長期的なレジリエンス、持続可能性、そして戦略的価値といった事業目標に沿って推進されることになります。

テクニスカ・ヴェルケンのCEOである Conny Udd氏 は、次のように述べています。
「エネルギー業界は急速に進化しており、将来に向けて適切なツールを備えることが不可欠です。新たな基幹業務システムは、計画、実行、フォローアップのための共通基盤を提供し、組織全体の連携を強化します。これは、サービスをさらに強化し、業界で最も競争力のある製品とサービスを提供するという長期ビジョンを実現するための重要な一歩です。」

 

IFS 北欧地域 マネージングディレクターの Ann-Kristin Sanderは、次のように述べています。
「テクニスカ・ヴェルケンは1988年から IFS とパートナーシップを築いてきた、長年の大切なお客様であり、IFS の本拠地であるリンシェーピングを拠点としています。今回もその変革の旅を支援できることを誇りに思います。IFS Cloud と産業用AIにより、同社は業務を簡素化し、透明性を高め、よりスマートに持続可能な意思決定を可能にする単一プラットフォームを手にします。スウェーデンのエネルギー業界をリードする企業が、IFS を活用して将来に備え、グリーントランジションを加速させている好例です。」

 

IFS Cloud の導入は、オペレーショナル・エクセレンスと環境責任を両立させる、プロセス志向の組織への変革というテクニスカ・ヴェルケンの広範な取り組みを支えるものです。財務、人事、調達といった中核業務に、高度なアセット管理およびフィールドサービス管理を統合することで、効率性、信頼性、そして顧客エンゲージメントのさらなる強化を実現します。

 

Tekniska verken(テクニスカ・ヴェルケン)について
テクニスカ・ヴェルケンは、自治体が所有するエネルギーおよびインフラ企業であり、グリーントランジションを推進する重要な担い手です。革新と高度な技術力を通じて、将来にわたり持続可能な社会の実現に貢献しています。資源効率が高く統合されたソリューションにより、日常生活をよりシンプルで持続可能なものにし、限りある地球資源を賢く活用しながら、環境負荷を抑えた高い価値を提供しています。電力供給・配電、廃棄物管理、バイオガス、再生可能エネルギー、水・下水、地域冷暖房、ブロードバンド、公共照明といった幅広いサービスを通じて、「今」と「未来」を支える地域社会づくりに貢献しています。

 

IFSについて

IFSは、産業用AIおよびエンタープライズソフトウェアの分野で世界をリードするプロバイダーであり、製造、資産管理、サービス運用を通じて、地球を支え、守るハードコアなビジネスを支援しています。IFSのテクノロジーは、製品を製造し、複雑な資産を保守し、サービス重視の業務を管理する企業が、産業用AIの変革力を活用し、生産性、効率性、持続可能性を向上させることを可能にします。

 

IFS Cloudは、AIを活用した完全にコンポーザブルなプラットフォームであり、お客様の特定の要件やビジネスの進化に柔軟に対応できるよう設計されています。ERP、EAM(企業資産管理)、SCM(サプライチェーン管理)、FSM(フィールドサービス管理)などのニーズを包括的にカバーします。IFSのテクノロジーは、AI、機械学習、リアルタイムデータ、アナリティクスを活用して、お客様が十分な情報に基づいて戦略的な意思決定を行い、「サービスの瞬間 (Moment of Service™) 」を実現できるように支援します。

 

IFSは1983年に、最初のお客様の敷地の外にテントを張った5人の大学の友人によって設立されました。彼らは、年中無休で対応し、お客様のニーズを第一に考えていました。それ以来、IFSは80カ国で7,000人以上の従業員を抱えるグローバルリーダーに成長しました。機敏性、顧客中心主義、信頼という基本的な価値に基づいて、IFSは価値を提供し、戦略的変革を支援することで世界的に認められています。当社は、この分野で最も推奨されるサプライヤーです。その理由については、ifs.com/jaをご覧ください。

※本プレスリリースは、2025年12月11日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1‐2-1 Otemachi Oneタワー 27階
電話番号
03-5456-5480
代表者名
大熊 裕幸
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年01月