当社専用の新電気料金プラン「バリューでんき・ガス」のリリースのお知らせ

ポート株式会社

2023年8月1日 15時00分

ポート株式会社（代表取締役社長CEO：春日博文、所在地：東京都新宿区、以下「当社」）の完全子会社である株式会社INE（代表取締役社長：岡本崇章、所在地：東京都豊島区、以下「INE」）は、中部電力ミライズ株式会社と大阪ガス株式会社の合弁会社である株式会社CDエナジーダイレクト（代表取締役社長：八木貴央、所在地：東京都中央区、以下「CDエナジー」）と業務提携の上、当社専用の新電気料金プラン「バリューでんき」「バリューガス」を関東エリアにおいてリリースしたことをお知らせします。（※当社が電力・ガスの小売事業者として展開するものではなく、あくまでも成約支援先のひとつのサービスにあたります。）本件は、今後の当社販促支援サービスのエネルギー領域における業績動向にポジティブな影響を見込んでいることをお知らせいたします。

概要

当社は「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに掲げ、社会課題に対して、テクノロジー×リアルで解決していくことを目指し、人材採用、販促における成約支援事業を展開しております。販促支援サービスの中でエネルギー市場においては、当社の完全子会社であるINEが事業推進しており、一般家庭向け（個人向け）電力成約件数16.7万件（2023年３月期実績）と業界トップクラスの成約件数となっております。また、2023年５月12日付開示「株式会社 Five Line の株式取得（連結子会社化）及び第三者割当による自己株式処分並びに資金の借入に関するお知らせ」の通り、新たに電力成約件数年間11.2万規模の企業である Five Lineの子会社化を決定し、2024年３月期第２四半期より連結対象となります。Five Line 子会社化により、当社グループでの電力成約件数は年間30万件規模となり、国内最大規模※1の電力成約支援事業者となります。

前期（2023年３月期）のエネルギー市場においては、資源価格高騰や円安の影響等により電力事業者における新規顧客獲得余力が低下傾向となり、エネルギー市場全体が厳しい環境に急速に悪化いたしました。INEの取引事業者の中でもこうした環境において新規獲得を一時停止する事業者が生じる状況となっておりました。

その中でINEは、エネルギー市場の厳しい外部環境ながら、ユーザーニーズに対応したインサイドセールスによる成約率を高い水準で維持し、2023年３月期も前年を上回る成約件数となっております。また電力だけでなく、ガスなどのクロスセル強化も進めているほか、ストック契約取次の積極的な拡大も進めております。

このような状況において、INEがCDエナジーと業務提携をして、当社専用の新電気料金プラン「バリューでんき」「バリューガス」をリリースすることは、同社が中部電力ミライズ株式会社と大阪ガス株式会社の合弁会社という大手電力、ガス事業者のバッググラウンドを持つ稀有な事業者でもあるため、通常の提携先の拡充以上の効果があると考えております。

なお、2023年６月13日に開示しました通り、６月から各地域電力事業者における電気料金値上げが実施され、成約単価の改善など新規顧客獲得についての方向性としては全体的に前向きになっており、それに加えての本プランのリリースはポジティブに影響するものと見ています。

※1「国内最大規模」：当社調べによるものになります。