AI献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』医療機関向け生活習慣病管理DXソリューション「Kakaris(カカリス)」をリリース

〜患者ニーズに寄り添った、あるべき療養管理をDXで効率的に実現​​〜

おいしい健康

AI献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』を運営する株式会社おいしい健康(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:野尻哲也)はこのたび、令和6年度診療報酬改定に対応した医療機関向けSaaS「Kakaris(カカリス)」を開発し、2024年6月10日よりサービス提供を開始いたします。​​( https://kakaris.jp )
本サービスでは、単に療養計画書業務を自動化するのみならず、患者への問診や個別化した生活指導までを一貫して手間なく実現できる点が特徴です。更には、おいしい健康がこれまで開発した管理栄養士レシピ1万品以上を自由に利用いただけるため、患者と医療スタッフのいずれにもお喜び頂けるものと考えます。


■Kakaris(カカリス)開発の背景

2024年3月に通知された令和6年度診療報酬改定(厚生労働省)において、「生活習慣病に対する質の高い疾病管理を推進する観点」から、糖尿病・高血圧・脂質異常症が特定疾患療養管理料の算定対象外となり、代わりに「生活習慣病管理料1または2」による算定へと変更されました。これに伴い、主に生活習慣の是正を目的とした「療養計画書」を患者ごと・算定ごとに作成するとともに、患者への丁寧な説明・交付、同意署名の取得、歯科・眼科の定期的な受診勧奨等が当該診療報酬の算定要件となることが示されました。この結果、医療機関においては食事や運動など患者のライフスタイルに合わせた疾病管理の推進が求められると同時に、関連業務の増加や保険収入への影響が生じるものと予測されます。

そのような中、AI献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』を提供する当社では、かねてより医療機関や調剤薬局からの引き合いが増加しており、これら医療現場における食事・生活指導支援のためのソリューションを準備しておりました。そしてこのたびの診療報酬改定を受け、おいしい健康の豊富なアセットを基盤とした生活習慣病管理DXソリューション「Kakaris(カカリス)」をリリースすることとなりました。


■Kakaris(カカリス)の概要と特徴

生活習慣病管理DXソリューション「Kakaris(カカリス)」は、”患者一人ひとりのニーズに寄り添った、あるべき療養管理を効率的に実現する”ことをコンセプトとしております。生活習慣病管理料に伴う療養計画書の作成・管理業務を簡易化するのみならず、「患者満足の向上・アウトカム支援」、「医療DXへの適応」、「人手不足を見据えた業務標準化(BPR)」など、医療機関経営において本質的なソリューション機能を提供いたします。

詳細はこちらから
https://kakaris.jp 


Kakaris(カカリス)の特徴

  1. わずか「2ステップ」で、患者一人ひとりに合った療養計画書・生活指導資材を作成

  2. 療養管理業務を標準化し、膨大な療養計画書を一元管理することで、非属人的なオペレーションを実現(人手不足への備えに)

  3. 電子サインによるペーパーレス化(※計画書の交付には印刷が必要です)

  4. 患者の生活サマリーレポートの自動作成

  5. 1万品以上の管理栄養士レシピ等、おいしい健康の患者向け資材を自由に利用可能

Kakaris(カカリス)では、AI献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』が培ってきた多数の食事・生活改善コンテンツ、1万品以上の管理栄養士レシピを自由に活用、患者へ提供いただけます。管理栄養士や保健師、看護師はもちろんのこと、どのような医療スタッフにおいても丁寧な患者指導を行うことが可能となります。


Kakarisで提供可能なコンテンツのイメージ


■今後の展開「医療における“三方よし”の実現を目指して」

日本の国民医療費は約45兆円におよび、国家予算(一般会計)の4割に該当する規模となりました。そのうち、糖尿病と高血圧性疾患にかかる直接的な医療費は2.9兆円であり、また、関連する循環器疾患や代謝系疾患を含めると8兆円を超える医療費となります※1。一方で、薬物治療中の高血圧患者の70.1%が降圧目標に未達という報告もなされており※2、今回の診療報酬改定にて示されたように、生活習慣に踏み込んだ質の高い疾病管理の推進は医療費抑制の面において重要な課題と考えられます。

AI献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』では、生活習慣病を含む80種類以上の疾患における食事支援サービスとして、現在では月間100万人の方々にご利用頂いております。また、ヘルスケアアプリとしてのエビデンス構築に積極的に取り組んでおり、糖尿病のある人の食事管理支援アプリとしての有用性検証(Diabetes, Obesity and Metabolismに掲載)※3など、10件以上の臨床研究を実施しております。

今後のKakaris(カカリス)においては、AI献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』との連携による療養管理・患者支援の高度化や、アプリを通じた多職種連携(病院、介護施設、調剤薬局等)、生活習慣病以外の療養管理支援(腎臓病、がん、消化器疾患、希少疾患など)、管理栄養士監修の宅配弁当・冷凍弁当の提供を実現し、SaMD/Non-SaMDを通じた「医療機関、患者・生活者、医療保険制度の“三方よし”の実現」を目指してまいります。

※1 令和3年国民医療費の概況
※2 高血圧治療ガイドライン2019による薬物治療推奨者・降圧目標未到達者の試算(厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)研究報告書)
※3 AI献立アプリ「おいしい健康」の使用が糖尿病のある人の血糖改善に有意に寄与する可能性を確認(https://corp.oishi-kenko.com/news/20240227.html

■Kakaris(カカリス)の概要

・Kakaris紹介サイト:https://kakaris.jp
・システム構成:クラウドサービスによる提供
・導入にあたり必要なもの:PC、プリンター、インターネット環境(問診用タブレットの貸与オプション有り)
・価格:お問い合わせください(お見積もりいたします)
・お問い合わせ先:kakaris@oishi-kenko.com

Kakarisイメージキャラクター「くるりん」

■AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』の概要
AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』は、利用者の健康状態や疾患、食の好みなどに合わせた最適な献立・レシピをAIが提案する、パーソナライズ食事管理サービスです。 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」および各疾患の診療ガイドラインに準拠した食事、または医療機関から指示される食事療法の内容に基づき、予防、ダイエット、疾患ごとの食事管理を、ご家庭で手軽に実践いただけるよう支援いたします。

アプリ紹介ページ: https://oishi-kenko.com/service_description
App Store  https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store
Google Play Store  https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play
WEB: https://oishi-kenko.com/

■株式会社おいしい健康「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」
株式会社おいしい健康は、データサイエンスに基づく栄養療法(Data science-based Nutrition:DBN)により「世界から病気をなくす」ことを目指す、ヘルスケア・スタートアップです。 パーソナライズ献立提案・栄養管理アプリ『おいしい健康』の提供を通じて、世界80億人の健康とWell-beingの実現、ならびに医療費抑制など社会課題の解決に貢献いたします。

会社名:株式会社おいしい健康
代表取締役CEO:野尻哲也
設立:2016年7月
所在地:東京都中央区日本橋小舟町3−2リブラビル3階
社員数:40名
株主:第一生命ホールディングス株式会社、Aflac Ventures LLC、東洋製罐グループホールディングス株式会社​​、味の素株式会社、株式会社スズケン、他
事業内容:生活者・医療機関を対象としたヘルスケアサービスの提供、製薬・食品・生命保険業界を対象としたマーケティングソリューションの提供
コーポレートサイト: https://corp.oishi-kenko.com/

■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社おいしい健康 広報担当
E-mail: press@oishi-kenko.com

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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https://kakaris.jp/
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会社概要

株式会社おいしい健康

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URL
https://corp.oishi-kenko.com/company.html
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋小舟町3−2 リブラビル3階
電話番号
-
代表者名
野尻哲也 松浦弥太郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年07月