「数学者とマンガ家のあいだをとって物理学者になった」QuizKnockと東大工学部が、中高生に向けて「学問が好きになっちゃう」トークイベントを実施【イベントレポート】
2023年5月21日(日)、東京大学本郷キャンパスの安田講堂において、東大メタバース工学部とQuizKnockが主催するトークイベント「学問が好きになっちゃう放課後」が開催されました。学生とその保護者約700名が参加し、東京大学の教員とQuizKnockメンバーによる「学問が好きになっちゃう」トークに耳を傾けました。
トークイベント「学問が好きになっちゃう放課後」は三部構成のプログラムで実施されました。第一部と第二部ではYouTubeチャンネル「QuizKnockと学ぼう」で実施されている大好評企画「好きになっちゃう放課後」と「勉強LIVE」、第三部ではメタバース工学部の教員がMCを務める、会場と登壇者の質疑応答が行われました。イベントの模様はいずれも、東京大学工学部のYouTubeチャンネルでアーカイブ配信されています(アーカイブの閲覧はこちらから:https://www.youtube.com/watch?v=OqX88_xqGx0 )。
第一部では東京大学工学部の教員2名とQuizKnockメンバー3名によるトークライブを実施。今回のイベントのテーマである「学問」との出会いやその道を志したきっかけ、面白さや魅力について語り合いました。登壇者の沙川氏が「数学者とマンガ家にあこがれて、あいだをとって物理学者になった」と語ると、会場からは驚きと笑いが起こりました。
第二部の「勉強LIVE」では、安田講堂に集まった参加者約700名とイベントのスタッフ、登壇者が自ら持ち寄った課題に黙々と取り組む、という試みが行われました。これまでYouTubeチャンネル「QuizKnockと学ぼう」で配信されてきた企画をリアルな場で実施した初めての例となりましたが、安田講堂のなかで700名以上の人が連帯感を持ちながらそれぞれの課題に取り組む、異様な光景が展開されました。
登壇者の須貝駿貴は「これだけの人数が集まって勉強する瞬間に感動した」とこの企画を振り返りました。
第三部では、東京大学工学部の教員がMCとなり、会場の参加者と登壇者の質疑応答を行いました。登壇者に向けて「(勉強のために)睡眠時間を削ることはあるか?」といったライトな質問から「学校の先生の指導に納得できなかった時にはどうしていたか」というシリアスな質問まで、様々な質問がぶつけられました。登壇者がそれぞれの視点から丁寧に応答する様子が印象に残ったという点で、終了後に行った参加者アンケートでは最も満足度の高いパートとなりました。
イベントの最後には、東京大学工学部長の加藤泰浩氏が締めくくりの挨拶を行いました。加藤氏は今回のイベントの盛り上がりを受けて、冒頭から「このイベントはもう一回やらないとダメだよね」と参加者の同意を求めつつ、大学と学生たちの繋がりを強化していく試みへの思いを語りました。「みなさんが何に悩んでいるのか、それを私たちにぶつけてほしい。私たちは真摯に応えます」とメッセージを伝え、イベントは幕を閉じました。
QuizKnockとは
QuizKnock(クイズノック)は、東大クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信中。YouTube(https://www.youtube.com/c/QuizKnock)チャンネル登録者は202万人を突破。(2023年6月時点)
株式会社batonとは
株式会社batonはビジョンである「遊ぶように学ぶ世界」を実現するために、遊びと学びをつなげる各種サービスの運営を行っています。現在の主力サービスは「楽しいからはじまる学び」をコンセプトとしたQuizKnock。
・森羅万象にクイズで楽しく触れられるWebメディア
・エンタメと知を融合させた動画コンテンツを提供するYouTubeチャンネル
・直感的な楽しみを通じて知力を鍛えるゲームアプリ
の3つの事業についてコンテンツ制作や運営を行っています。また、昨日よりも楽しく・知的な人生をおくるきっかけ作りの一環として、書籍の刊行やイベントの開催、学校での講演活動などにも積極的に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:株式会社baton
設立:2013年10月
代表取締役:衣川洋佑
コーポレートサイト:https://baton8.com/
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