「第34回産経国際書展」7月27日開幕

東京都美術館　2400点展示、松村雄基・中山秀征さんらも出展

産経新聞社と産経国際書会が主催する「第34回産経国際書展」が7月27日（木）～8月3日（木）に東京都美術館（東京・上野公園）で開催されます。書芸術を通じた国際交流などを目的にした公募展で、日本を代表する書家から若手の作品まで約2400点のほか、タレントの中山秀征さん、岡部まりさん、俳優の松村雄基さん、女優・画家の藤田三保子さんが特別出品します。

第34回産経国際書展　高円宮賞　風岡五城「團團冰鏡吐清輝」

日本の4大書展のひとつである同展は昭和59（1984）年に第1回を開催。「漢字」「かな」「現代書」「臨書」「篆刻（てんこく）・刻字」の各部門で公募を行い、今回は、最高賞である高円宮賞や内閣総理大臣賞など各賞受賞作品のほか、タレントの中山秀征氏、岡部まり氏、俳優の松村雄基氏、女優・画家の藤田三保子氏の特別出品を含め、約2400点が展示されます。

初日の7月27日（木）には高円宮賞の風岡五城氏ら上位受賞者によるギャラリートーク（午後2時～3時、ロビー階第1展示室）、28日（金）には硯の専門家・楠文夫氏（イエンタイ社長）による講演会「硯のはなし」（午後2～3時、美術館講堂）、30日（日）には産経国際書会常任顧問で今回の内閣総理大臣賞を受賞した青陽如雲氏と産経国際書会顧問の森井翠鳳氏による揮毫会（午後1時～2時半、ロビー階第1展示室）などのイベントが予定されています。

また、「2017産経ジュニア書道コンクール」が同美術館内で同時開催（入場無料）され、子供から大人までの国内最高作品を鑑賞できます。

産経国際書展の贈賞式は8月1日（火）午後4時から明治記念館（東京・元赤坂）で行われます。

【「第34回産経国際書展」開催概要】
会期：7月27日（木）～8月3日（木）　7月31日（月）は展示替えのため一部休室
会場：東京都美術館（東京都台東区上野公園）ロビー階第１～4展示室、1階第1～4展示室
入場料：一般500 円（心身に障害のある方と付き添い1人、65歳以上、大学生以下は無料）
開場時間：午前9時半～午後5時半（最終日は午後2時半まで）　入場は閉館30分前まで
問い合わせ先：産経国際書展事務局（電話03・3275・8902）