燃費性、整備性を向上した後方超小旋回ミニショベル「ViO17-1」を発売
本機は、新たにエコモードやカットオフデセル機能を搭載し、燃費低減を実現しました。また、オイルクーラーの標準搭載によりヒートバランスを向上させ、マシンダウンを低減します。さらにグリスだまりやシリンダーホースの形状を見直すことで整備性を向上させ、作業工数の削減を実現しました。
今後もYCEは、安全に作業が行える建設機械を提供するとともに、住宅建設やインフラ整備などの街づくりへの貢献を通じて、あらゆる人が安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。
- 商品概要
商品名:「ViO17-1」
発売日:2021 年9月1日
商品価格:3,507,350円(税込)
年間販売目標台数:900台
製品ページ:https://www.yanmar.com/jp/construction/products/excavator/vio17/
商品スペック:
搭載エンジン形式 | 3TNV70-XBV |
機械質量 | 1,660 kg |
定格出力 | 10.1 kW /2200 min-1 |
燃料タンク | 20 L |
輸送時寸法[全長×全幅(最縮小時)×全高] | 3,460mm×1,280(950)mm×2,370mm |
※ゴムクローラー、2柱キャノピー仕様時
- 主な特長
(1)経済性の向上
エンジンの最大回転数を抑えることで標準モードと比べて作業時間当たりの燃料消費量を約23%削減※1する「エコモード」を搭載しました。燃費が向上したことで、ランニングコストの軽減に繋がります。
また、カットオフデセルレバーをONの状態でロックレバーを上げると、エンジン回転数をローアイドル状態に変更できる「カットオフデセル機能」を搭載しています。これらの機能を組み合わせることで、より経済性に優れた作業が可能になります。
(2)マシンダウン低減と整備性の向上
オイルクーラーの標準搭載によりヒートバランスが向上しました。オイルクーラー非搭載時と比べ、作動油温度の5%低下※2を実現するなど、マシンダウンの低減に貢献します。さらにブーム背面に分割シリンダーホースを採用することで、万が一破損した場合にもホースの交換を容易にしました。
(3)安全性の向上
従来はハロゲンだった作業灯にLEDを採用し、広範囲の照射を可能にしました。また、油圧を一時的に蓄積して、安全に機体の残圧を抜くことができるアキュムレーターを搭載するなど、作業・整備における安全面も改善しています。
※1 当社試験値。ViO17-1の標準モードと比較。
※2 当社試験値。お客様の使用状況により異なります。
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
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