金融教育動画を「はぐくみ企業年金」導入法人従業員向けに、企業年金DXシステム「はぐONE」を通じて配信開始

〜将来の不安に寄り添うコンテンツで、資産形成への理解を深める〜

株式会社ベター・プレイス

2025年7月17日 13時00分

「福祉はぐくみ企業年金基金」（以下、「はぐくみ企業年金」）を中心に、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：森本新士、https://bpcom.jp/、以下、ベター・プレイス）は、「はぐくみ企業年金」加入者の金融リテラシーを育み資産形成への理解を深めることを目的として、導入法人従業員に向けた金融教育動画の配信を開始しました。ベター・プレイスが開発した企業年金DXシステム「はぐONE」上で視聴いただけます。

◾️本取り組みの目的

「はぐくみ企業年金」導入法人従業員へ金融教育のコンテンツを届けることで、資産形成に関する理解を深め、金融リテラシーを育むお手伝いをいたします。それにより、従業員の将来へのお金の不安を軽減し、仕事に対するモチベーションの向上や、先を見据えたキャリア形成に貢献できるよう、私たちは全力でサポートしてまいります。

◾️金融教育動画配信の背景

ベター・プレイスは、働く人たちへお金の安心を提供すべく、従業員の資産形成を支援するお金の福利厚生「はぐくみ企業年金」の普及推進を行っています。その中で、導入法人の方からお困りごとを伺うことがあります。ひとつは、税金や社会保障についての理解を深める必要があるケースで「給与明細の見方がわからない従業員が多い」、「入社2年目から住民税が発生することを理解していない」などです。その他には「資産形成を自分事として捉えられていない」、「資産形成を始める“きっかけ”が不足している」、「資産形成への一歩を踏み出せない」といった、資産形成について知る機会が必要なケースもあります。

また、ベター・プレイスが今年3月に実施した「社会人3年目以内の資産形成の調査」（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000074850.html）では、社会人3年目以内の人のうち75.8%が将来へのお金の不安があり、「資産形成をするつもりがない」、「資産形成をしたくてもできない」を選んだ人の理由1位は「はじめ方が分からない」でした。

こうした現状を踏まえ、資産形成に関する知識を動画で学べる環境を導入法人の従業員様へ提供することを目指しました。

わたしたちは、資産形成のはじめの一歩として、手軽に始めやすい企業年金制度は有効な選択肢であると考えています。ベター・プレイスの金融教育コンテンツを通じて、「はぐくみ企業年金」の理解促進にもつなげてまいります。

◾️配信動画の概要

「金融リテラシー向上のための動画シリーズ」

「稼ぐ」「増やす」「使う」の3つのテーマを軸に、収入を得て、育て、賢く使うプロセスを一貫して学べる内容となっています。経済活動と仕事の意義の理解を深め、計画的な生活設計や資産管理への第一歩を後押しします。

配信スケジュール：2025年5月から月1回程度・全12本（番外編含む）を配信予定です。

第一弾：「このままでいいのかな？と思ったら…はじめての未来予想図」

配信日：2025年5月29日

第二弾：「今も未来も楽しむための「稼ぐ力」の身につけ方」

配信日：2025年6月25日

参考：第一弾ショート動画

https://www.instagram.com/reel/DLWQubmqjb2/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

次回、第三弾の動画は、7月公開予定

※本編動画は、「はぐくみ企業年金」導入法人の従業員の方のみが企業年金DXシステム「はぐONE」にログインして視聴できます。

◾️その他の取り組み

ベター・プレイスでは今回の動画配信の他にも金融リテラシーを育む取り組み、資産形成への一歩を支援する取り組みを実施しています。

・「はぐくみ企業年金」導入企業において、新入職員向けに特化した説明会を実施。お金への関心を高めながら、資産形成への理解を深める

https://note.com/betterplace/n/n086f9acca8cf

・「はぐくみ企業年金」導入企業の従業員向け説明会を実施。従業員の将来に向けた資産形成への真剣度に経営者も驚く

https://note.com/betterplace/n/n8a3d69d0b2b1

■「はぐくみ企業年金」について

現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*¹であり、働く世代の老後の不安の第一位は「お金」*²となっています。

勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差、これは将来の資産形成、老後資金にも大きく影響しています。私たちは、主に中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも従業員にもメリットがある企業年金制度「はぐくみ企業年金」の導入を推進しています。

「はぐくみ企業年金」は厚生年金被保険者であれば、従業員（非正規雇用含む）でも役員でも加入可能な確定給付企業年金（DB）で、事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することができます。企業年金・退職金制度の充実が従業員満足度向上・離職率低下につながったというお声もいただいており、特に人手不足が深刻化している中小企業や福祉業界において、従業員に安心して働いてもらうための「お金の福利厚生」としてご好評いただいています。

従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証*³されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC（企業型確定拠出年金）やiDeCo（個人型確定拠出年金）に比べて、高齢期の資産形成を目的とした積み立てが基本となる点は同じですが、年金として受け取るのではなく退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取る選択が可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。

現在、導入法人の96%が従業員300名以下の中小規模法人*⁴で、約4割の法人が福祉・医療・教育関連*⁵となっています。

*³運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。

サービス紹介サイトURL：https://bpcom.jp/hagukumikikin/

（出所）

*¹厚生労働省　令和5年若年者雇用実態調査の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-r05_gaikyou.pdf

*²金融庁　金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」2019年6月

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html

*⁴厚生年金被保険者数記録のある2018年4月～2024年9月現在までに導入した2,849法人が対象

*⁵2018年4月～2024年9月現在までの実績　　