ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、New Relicの導入により、約58万人が利用する実店舗向けスマホアプリ「Scan&Go」のサービス体験向上を実現し、「買い物DX」を推進
〜「観る・監る・診る・看る」の「4つの見る」を実践、原因不明だった不具合を特定・解決〜
デジタルビジネスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都中央区、以下「New Relic」)は、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「U.S.M.H」)が、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を導入し、首都圏500店舗以上で利用可能なスマートフォン決済サービス「Scan&Go」において、従来は原因不明だった不具合の特定・解決を実現するなど、お客さまのサービス体験向上につながる成果を達成したことを発表します。

U.S.M.Hは、マルエツ、カスミ、いなげや、イオンフードスタイルを傘下に持つ持株会社で、首都圏に763店舗を展開*し、売上高1兆円を超える国内最大の食品スーパーマーケット企業連合です。同社が提供する「Scan&Go」は、レジに並ばずに買い物ができるデジタルサービスとして好評を博し、現在58万名を超えるお客さまに利用されています。
導入の背景と経緯
U.S.M.Hが2022年より提供しているScan&Goは、来店したお客さまがスマートフォンアプリを立ち上げて選んだ商品のバーコードをスキャンし、クーポンの利用や会計をセルフサービスで行えます。首都圏に展開するマルエツ、カスミ、イオンフードスタイルの500店舗以上で利用が可能です。U.S.M.Hでは従来、アプリケーション開発ベンダーとインフラ構築ベンダーが、それぞれ異なるツールでScan&Goのシステム稼働状況を監視していました。問題発生時にサービス管理部署が報告を受ける体制でしたが、アプリケーション処理の遅延が検知されたものの、原因を特定できないまま4時間後に初めて報告を受けるといった事態(以下「4時間問題」)も発生していました。同社は、Scan&Goのシステムの安定稼働を維持し、よりスマートで快適な買い物体験を継続的に提供するため、2025年6月にNew Relicを導入しました。
New Relicの導入と効果
New Relic採用の決め手は、技術面・運用面・コスト面の三拍子が揃っていた点にあります。第一に、必要なシステム観測データを簡単な実装で取得できる利便性で、複雑な設定や追加開発を要することなく、欲しいデータを的確に収集できる点が評価されました。第二に、ダッシュボードを介して、アプリケーション開発ベンダー、インフラ構築ベンダー、サービス管理部署、エンジニアリング支援部門など、立場の異なる関係者が、観測データをリアルタイムに共有できる点も大きなメリットとなりました。加えて、ユーザー数と取り込むデータ量によって決まるシンプルなライセンス体系も合理的と判断されました。繁忙期にサーバー台数を追加する際にも追加の契約手続きが不要で、環境変化に柔軟に対応できる点は、季節変動の大きい食品スーパーマーケット事業を支えるシステム基盤として高く評価されています。
4つの「見る」によるSRE活動の深化
U.S.M.Hでは、New Relicの活用を通じてSRE活動を推進し、「システムを見る」という業務を4つの切り口で深化させています。
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観る(観測):「ダッシュボードを眺める会」を定期的に実施し、システム監視に携わるメンバーが平時のデータを共有することで、異常の予兆を捉えるポイントをチーム全体で理解。
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監る(監視):スマホアプリの操作、APIの応答時間、アプリケーションのエラー率などを可視化することで、ユーザー体験そのものをリアルタイムに把握。
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診る(診断):アラート発報を受けてAPMで異常箇所を絞り込み、観測データとログを速やかに分析する体制を構築。従来課題だったログ収集の手間も解消。
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看る(看護):観測データという「事実」に基づいて原因を仮定・対処し、継続的に観測・評価することで、着実な改善サイクルを回す。
これらの取り組みにより、New Relicでアプリケーションのコードレベルまで深掘りした原因特定と再発防止を実現し、従来の「4時間問題」を解決することができました。また、システム監視に携わるメンバーに「予兆から対応策を考える意識」が定着し、ユーザー体験を把握しながら問題解決に先手を打てるような体制も構築できました。New Relicでは、直感的な操作で不具合の原因を探れるため、原因調査に掛かる工数も大幅に削減され、システムの改善に注力することができるようになりました。さらに、特定のOSバージョンでのみ発生する、通常であれば見逃されがちな不具合の検知・改修にも成功しています。
U.S.M.H デジタル本部 エンジニアリング部 EA統制グループ マネージャー 新川 太陽氏 コメント
「New Relicは、システムとサービスの安定化に貢献するだけでなく、ビジネス視点で有益なデータを提供するポテンシャルがあります。例えば、お客さまが『ある商品を一度スキャンしたが取り消した』といった、POSデータでは把握できない『買わなかったデータ』を活用することで、現場を動かすためのより鮮度の高い情報を提供できると考えています。今後はScan&Goと連携するシステムにもオブザーバビリティを適用し、お客さまの暮らしをより豊かにしていきます」
*店舗数:2026年4月10日現在
■「U.S.M.H」New Relicご採用事例の詳細は以下をご参照ください。
https://newrelic.com/jp/customers/usmh
■本プレスリリースのURLはこちらです。
https://newrelic.com/jp/press-release/20260610
■その他のお客様によるNew Relic採用事例は以下からご覧いただけます。
https://newrelic.com/jp/customers
■New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。
https://newrelic.com/jp/about/media-assets
■New Relicについて
2008年に創業したNew Relicは、業界におけるリーダーとして、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOpsチームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は16,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。
■オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」の特長
New Relicはオブザーバビリティのリーダーとして、優れたソフトウェアの計画、構築、デプロイ、実行に対するデータドリブンなアプローチでエンジニアを支援しています。New Relicは、エンジニアがあらゆるテレメトリー(メトリクス、イベント、ログ、トレース)を取得できる唯一の統合データプラットフォームを提供し、強力なフルスタック分析ツールとの組み合わせにより、エンジニアが意見ではなくデータを用いて最高の仕事をできるよう支援します。New Relicは、シンプルで透明性の高い価格体系を採用しています。開発サイクルタイムの計画、変更失敗率、リリース頻度、平均復旧時間(MTTR)の改善を支援することにより、エンジニアに高い費用対効果をもたらします。
※New Relicは、New Relic, Inc.の登録商標です。
※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。
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