シーメンスとNVIDIAの先端技術を活用した「産業用メタバース活用支援ソリューション」を開発

~ 第2回メタバース総合展の菱洋エレクトロ展示ブースで紹介します~

株式会社ヘッドウォータース

 AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)とAIソリューション開発を手掛けるDATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY(本社:ベトナム ハノイ市、代表者:Dang Quang Duy、以下「DATA IMPACT」)は、シーメンスAG(本社:ドイツ・ミュンヘン、以下「シーメンス」)のBox PC「IPC520A」(※1)、NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州)のエッジコンピューティング「NVIDIA® Jetson Xavier™ NX」(※2)を使い、「産業用メタバース活用支援ソリューション」を開発しました。

 併せてNVIDIA国内一次代理店である菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:中村 守孝、以下「菱洋エレクトロ」)のご協力によって、「第2回メタバース総合展」においてシーメンス、NVIDIAと共同で「産業用メタバース活用支援ソリューション」をご紹介することとなりました。

         ▲メタバース総合展の展示パネル(左:シーメンス、右:ヘッドウォータース)


■「産業用メタバース活用支援ソリューション」について

「産業用メタバース活用支援ソリューション」は、工場や店舗など遠隔地の状況をAIカメラで撮影。その画像をNVIDIAのエッジAIコンピューティング「NVIDIA® Jetson Xavier™ NX」を搭載した、シーメンスの産業向けPC「SIMATIC IPC520A」で判定し、データ化を行います。そのデータをリアルタイムで仮想空間(メタバース)に反映することで、安全性や効率性の向上に貢献します。


 また、AIの機械学習を「SyncLect Edge AI Automation」(※4)によって全自動化。これによりコストの大幅削減、AIの推論精度向上を実現しました。




■開発経緯について

 産業用メタバースは、デジタル機能を実世界と実体経済に導入し、ハードテクノロジーの効率化と変革を実現するイノベーションツールとして、エンタープライズ企業を中心に導入・活用が加速しております。これまでヘッドウォータースでは、「NVIDIA Omniverse™ Partner Council Japan」に参画し、NVIDIAと協業体制のもと、デジタルツイン/産業用メタバース活用に取り組む企業を技術支援して参りました(※3)。

 今回、ヘッドウォータースは、さらなる支援強化を目的に、シーメンスとNVIDIAの技術を活用した「産業用メタバース活用支援ソリューション」を開発いたしました。

 

■メタバース総合展での展示について

名称:第2回 メタバース総合展 秋

会期:2023年10月25日(水)~27日(金)

会場:幕張メッセ 菱洋エレクトロ展示ブース内

来場者登録用URL: https://www.metaverse-expo.jp/autumn/ja-jp.html

 

■各社コメント

・エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業本部 事業本部長 井﨑 武士様のコメント

製造業や流通業におけるメタバースの活用は、今後ますます重要になります。ヘッドウォータース様が提供する、エッジ向けAIモデルの開発プロセスを全自動化するソリューションは、エッジAIカメラで取得された大量データを、高精度かつ迅速に解析する必要がある環境において大変効果的です。NVIDIA AIプラットフォームと組み合わせることで、コストを削減し、AIの推論精度を向上させ、産業用メタバースにおける革新的なサービスの導入を加速させることができると期待しております。

https://www.nvidia.com/ja-jp/


・菱洋エレクトロ株式会社 取締役 常務執行役員 大橋 充幸様のコメント

メタバース総合展への出展にあたり、製造業や小売業での生産性や安全性の向上に貢献できるソリューションのデモ・展示を検討しておりました。「産業用メタバース活用支援ソリューション」は、既にメタバースの活用を検討されているお客様だけでなく、工場や店舗など現場業務の生産性に課題を抱えているお客様への解決策のヒントになると期待しております。

今後も、ヘッドウォータース様、シーメンス様、NVIDIA様のご協力のもと、デジタルツインや産業用メタバースを活用してお客様の課題解決につながるソリューションを展開してまいります。

 https://www.ryoyo.co.jp/


・ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介のコメント

この度、菱洋エレクトロ様から機会を頂き、当社と関連会社であるDATA IMPACTで共同開発した新たな「産業用メタバース活用支援ソリューション」をメタバース総合展にて発表いたします。

シーメンス様、そしてNVIDIA様の技術力と創造力を活用することで、産業用メタバースの実用が可能になりました。これにより今後様々な工場や店舗で課題が解決されると期待しております。


シーメンス様は、長年にわたり世界中の産業界における信頼性と技術革新の象徴として素晴らしデバイスを提供し続けています。NVIDIA様は、AI活用を目的としたエッジコンピューティングの分野で世界をリードしています。両社の協力を得たソリューションが産業界に新たな価値をもたらし、人々の生活をより良くすることを心から願っております。


■今後について

 今後、ヘッドウォータースは、NVIDIA、菱洋エレクトロと共同で、デジタルツイン/産業用メタバースに「NVIDIA Omniverse™ Enterprise」(※5)を連携させた技術開発や、共同マーケティングを加速してまいります。


 なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。


以上


※1:SIMATIC IPC520A TENSORBOX | Siemens

 https://www.siemens.com/jp/ja/products/automation/pc-based/simatic-box-ipc.html#SIMATICIPC520ATENSORBOX


※2:組み込み/エッジ システム用の Jetson Xavier NX | NVIDIA

https://www.nvidia.com/ja-jp/autonomous-machines/embedded-systems/jetson-xavier-nx/

                                                            

※3:ヘッドウォータース、「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」に参画、デジタルツイン/産業
向けメタバース推進で協業開始

https://www.headwaters.co.jp/news/nvidia_omniverse_partner_council_japan.html


※4:エッジAIの機械学習を全自動化する 「SyncLect Edge AI Automation」を開発

 https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_edge_ai_automation.html


※5:メタバース アプリケーションを開発し運用するための Omniverse プラットフォーム|NVIDIA

https://www.nvidia.com/ja-jp/omniverse/

 

■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 


■参考情報

デジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューション企業 - シーメンス株式会社 

https://www.siemens.com/jp/ja.html


■会社情報

会社名:株式会社ヘッドウォータース

所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階

代表者:代表取締役 篠田 庸介

設 立:2005年11月

URL :https://www.headwaters.co.jp


会社名:DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY

所在地:ベトナム ハノイ市

代表者:Dang Quang Duy

設 立:2023年6月

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会社概要

株式会社ヘッドウォータース

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URL
https://www.headwaters.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
電話番号
-
代表者名
篠田 庸介
上場
東証グロース
資本金
3億6902万円
設立
2005年11月