日東工業の「直接液冷・高密度対応のOCP ORV3ラック」がAIインフラ検証施設「DRIL」に採用

AIインフラ検証施設「MCデジタル・リアルティ イノベーション ラボ(DRIL)」に、日東工業の直接液冷(DLC:Direct Liquid Cooling)対応「OCP ORV3ラック」が採用・設置

日東工業株式会社

 日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長:手嶋 晶隆、以下 日東工業)は、MCデジタル・リアルティ株式会社(MCDR)が千葉県印西市のNRT12データセンター内で運営するAIインフラ検証施設「MCデジタル・リアルティ イノベーション ラボ(DRIL)」に、日東工業の直接液冷(DLC:Direct Liquid Cooling)対応「OCP ORV3ラック」が採用・設置されたことをお知らせいたします。


 近年、企業のAI活用は実証実験から本番運用へと移行しつつあり、高性能GPUを多数搭載したサーバの導入が急ピッチで進んでいます。これに伴い、ラック当たりの消費電力と発熱量は著しく上昇しており、従来の空冷設計のみでは対応が困難なケースが増加しています。

 このような背景から、直接液冷(DLC)への注目が高まるとともに、AIインフラのオープンな

標準化を進めるOpen Compute Project(OCP)の仕様に対応した「OCP ORV3ラック」への期待も高まっています。

 DRILは、高度なAIおよび高性能コンピューティング(HPC)のユースケースに対応する設計となっており、パートナー企業やお客様に対し、本番環境に準じた検証環境を提供し、実環境に即した条件下でのAIおよびハイブリッドクラウドのアーキテクチャ検証・最適化に貢献しています。(https://www.mc-digitalrealty.com/dril

 日東工業は、長年培った高度な筐体設計技術と熱対策ノウハウを活かし、「最大150kW/ラック」という高電力密度ワークロードに対応するDRILの検証環境向けに、直接液冷(DLC)対応の「OCP ORV3ラック」を開発・提供いたしました。本ラックは、冷却液分配装置(CDU)との接続や、マニホールド・配管等の実装を考慮した構造を採用しており、パートナー企業やお客様がDRIL内で本格導入に先駆けて行う性能や冷却戦略の検証をサポートいたします。

OCP ORV3ラック(正面)
OCP ORV3ラック(背面)

■採用された「OCP ORV3ラック」の主な特長

・高密度AIインフラへの対応

 最大150kW/ラックの高電力密度ワークロードに対応するDRILの検証環境において、高性能GPUを搭載したAI/HPCサーバーの実環境に近い条件での検証を支えます。

・直接液冷(DLC)システムとの接続・実装性

冷却液分配装置(CDU)との接続や、マニホールド・配管等の実装を考慮した構造を採用しています。直接液冷を用いる高密度AIインフラに必要な冷却系統の構成・検証に対応します。

・要件に応じた構成対応と信頼性

電力、冷却、搭載機器などの条件に応じた実装を考慮し、施工性・保守性にも配慮した構造を採用しています。また、国内生産ならではの高品質な製品提供と、安定した生産体制を実現しています。

【OCP(Open Compute Project)とは】

OCPは、Meta社(旧Facebook)が中心となり設立した非営利団体です。データセンターのハードウェア設計をオープンソース化することでイノベーションを促進し、効率的なデータセンターの構築を目的としたプロジェクトです。OCPではサーバ、ストレージ、ネットワーク機器、ラックなど様々なハードウェアの仕様が作成、公開されています。

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会社概要

日東工業株式会社

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URL
https://www.nito.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
愛知県長久手市蟹原2201
電話番号
0561-62-3111
代表者名
黒野 透
上場
東証プライム
資本金
65億7863万円
設立
1948年11月