【部分痩せの本音】二の腕・お腹に悩む女性多数!3人に1人が“美容医療”を検討中?
「部分痩せは難しい」と言われがちですが、実際の取り組みや意識はどうなっているのでしょうか?今回は、気になる部位へのケア実態や美容医療への関心度を調査しました。

「気になる部分だけ引き締めたいけど、ハードな運動は続かない」
「ダイエットしても、二の腕やお腹はなかなか痩せない…」
「セルフケアを続けているけど、効果が出ているのか分からない」
そんな“部分痩せ”の悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
最近では、筋トレやストレッチなどのセルフケアに加えて、美容医療によるアプローチも注目を集めています。中でも「手軽に続けられること」や「リバウンドしにくいこと」が、施術を選ぶ際の大切なポイントとされています。
今回は、そんな“部分痩せ”に関する最新のケア事情と、美容医療の利用実態を調査しました。
調査概要
調査方法:アンケート調査
調査期間:2025/05/07~2025/05/09
調査対象:20代〜60代の女性
対象者数:100名
調査項目:「部分痩せ」に関するアンケート
アンケート結果
【年代を教えてください】
今回アンケートにご協力いただいた100名の各年代の比率は、以下です。
各年代の比率は、以下です。
-
20代 20.0%
-
30代 46.0%
-
40代 23.0%
-
50代 9.0%
-
60代以上 2.0%
【体型の中で特に気になる部位を教えてください/「二の腕」や「背中」の脂肪やたるみが気になるシーンはありますか?】

今回の調査では、体型の中でも「二の腕」や「お腹」への悩みが最も多く挙がり、次いで「太もも」「背中」「顔」といった部位も続きました。
特に“脂肪がつきやすく目につきやすい部位”に悩みを抱える人が多いようです。
また、「二の腕」や「背中」の脂肪やたるみが気になるシーンとしては、「ノースリーブを着たとき」がもっとも多く、季節やファッションによって体型の見え方を気にする傾向が顕著に表れました。
その他にも「ブラの段差」や「後ろ姿の写真」、「水着を着たとき」など、日常生活やイベント時にも無意識に意識している様子が見て取れます。
年代別で結果を見ていきましょう。
20代は、代謝が高く体型の大きな変化は少ないものの、「二の腕」や「お腹」など、見た目やファッションを意識した悩みが目立ちます。
ノースリーブや水着など、露出が多くなる夏に向けた意識の高さも特徴的です。
30代は、出産やライフスタイルの変化により、脂肪のつきやすさを実感しやすくなる時期。
特に「太もも」や「二の腕」など、下半身や上腕のボリュームが気になる声が増え、部分的な引き締めへのニーズが高まります。
40代は、ホルモンバランスの変化や筋力の低下により、「お腹」や「背中」など体幹部の脂肪が落ちにくくなってくる年代。
加齢による皮膚のたるみや「ブラの段差」が気になるという声も多く、後ろ姿の印象に悩む人が増加傾向にあります。
50代〜60代は、基礎代謝の低下や筋肉量の減少により、全体的に脂肪がつきやすくなり、「お腹」や「二の腕」など体の中心部に脂肪が定着しやすい傾向に。
体型維持に対して慢性的な悩みとして受け止めている人も多く、見た目よりも健康や動きやすさを意識した声も増えてきます。
このように、年代やライフスタイル、季節によって“気になる部位”や“意識するシーン”には違いがあり、自分に合ったケアやアプローチが求められていることがわかります。
【「二の腕・背中の部分痩せ」はできると思いますか?/二の腕・背中のセルフケアで変化を感じたことはありますか?/今までに実践した、部分痩せ方法を教えてください】

「二の腕・背中の部分痩せ」については、「少しならできそう」と考える人が約半数にのぼり、完全ではないもののある程度の引き締めは可能だと感じている様子がうかがえました。
一方で、「難しいと思う」と回答した人も3割以上を占め、「できると思う」と明確に答えた人は2割にとどまるなど、多くの人が“部分痩せ”に対して半信半疑な姿勢を見せています。
そもそも、食事制限や有酸素運動などによる一般的なダイエットでは、体脂肪は全身からゆるやかに減少するため、「特定の部位だけを狙って細くする」ことは難しいとされています。
脂肪がつきやすい場所は遺伝的要因や体質によって異なり、痩せる順番をコントロールするのは困難です。
とはいえ、筋トレや姿勢改善を続けることで、特定部位の筋肉が引き締まり、見た目の印象が変化するケースもあるため、その変化を“部分痩せ”として感じている人もいるようです。
二の腕や背中の脂肪対策として最も多く挙げられたのは「筋トレ」で、次いで「有酸素運動」や「マッサージ」といったセルフケアも多くの人に取り入れられていました。
また、少数派でしたが「エステ」や「美容医療」を取り入れた方もいました。
エステやマッサージは、主に血流やリンパの流れを改善し、一時的なむくみの軽減には最適ですが、脂肪細胞を減らすことはできないため、医学的な意味での「部分痩せ」とは性質が異なります。
しかし、美容医療は医学的根拠に基づいて脂肪細胞の数そのものを減らすことができるため、特定の部位にアプローチできる「部分痩せ」の手段として注目されています。
年代別に見ると、20代では「筋トレ」を中心に、「マッサージ」や「有酸素運動」など手軽に始められるセルフケアが多く実践されています。
30代になると、これらのセルフケアに加え「エステ」の利用もやや増え、美容への意識の高さがうかがえます。
40代では「筋トレ」と「有酸素運動」が引き続き主流ですが、「家庭用EMS」や「美容医療」といった専門的なケアを取り入れる人も増加。
50代では「筋トレ」の実施率がさらに高まり、健康や体型維持への意識が強まっているようです。一方で、「マッサージ」はやや減少傾向にあります。
60代は回答数が少ないものの、「筋トレ」と「マッサージ」の両方を実践する人が多く、健康と美容の両面を意識して取り組んでいる様子がうかがえました。
セルフケアによる変化については、「少し変化を感じた」と答えた人が約3割だった一方で、「あまり感じなかった」「まったく感じなかった」といった声が過半数を占めました。
特に「とても感じた」と回答した人はわずか3%にとどまり、多くの人がセルフケアに物足りなさを感じていることがわかります。
また、「セルフケア自体を行っていない」という人も一定数おり、継続的に取り組むことの難しさや、時間・労力とのバランスに悩む様子も見受けられました。
こうした背景から、セルフケアに限界を感じた人が、美容医療という選択肢に目を向け始めているようです。
では実際に、美容医療を受けた経験がある人はどの程度いるのでしょうか?
【部分痩せ目的で、美容医療を受けたことはありますか?/受けたことがある施術を教えてください/「部分痩せ施術」を選ぶときに重視するポイントを教えてください】

今回の調査では、部分痩せを目的とした美容医療の受診経験が「ない」と答えた人が過半数を占め、依然としてハードルの高さを感じている人が多いことがわかりました。
一方で、「検討している」と答えた人も3割を超えており、美容医療が選択肢のひとつとして広がりつつあることがうかがえます。
実際に施術を受けた人の7割は30代に集中しており、美容意識と経済的余裕のバランスが整い始める時期であることが背景にあると考えられます。
実際に選ばれている人気の施術には、それぞれ異なる特徴と効果があります。
人気の施術としては、高周波(RF)やクールスカルプティング(脂肪冷却)、脂肪溶解注射など、メスを使わず身体への負担が少ない「非侵襲的」な方法が主流となっていました。
いずれも脂肪細胞そのものを減らすことが目的とされ、リバウンドのしにくさやピンポイントでのアプローチが評価されているようです。
今後はより多くの人がセルフケアに加えて、美容医療を部分痩せの手段として前向きに捉えていく可能性が高いと言えるでしょう。
以下に、部分痩せで注目されている施術の特徴についてまとめてみました。
<クールスカルプティング>
クールスカルプティングは、冷却によって脂肪細胞を凍らせ死滅させ、体外へ排出する痩身治療です。二の腕やお腹、太もも、アゴなど、気になる部位の脂肪だけをターゲットにし、皮膚や血管を傷つけることなく施術できます。
厚生労働省およびFDAの承認を受けた安全性の高い治療と言われており、ダウンタイムはほぼなく、部分痩せやリバウンドしにくい体型維持に適しています。
<脂肪溶解注射>
脂肪溶解注射は、脂肪を直接溶かす薬剤を注入し、排泄によって減少させる注入型の治療です。
顔・二の腕・お腹などピンポイント施術に良く、比較的ダウンタイムが短いのが特徴。
ダウンタイムが少なく手軽に受けられることから、幅広い世代に人気があります。
また、メスを使わずに脂肪細胞の数を減らせるのも大きな特長です。
<ハイフ>
ハイフは、高密度の超音波を一点に集中させ、肌の深層部に熱エネルギーを与えることで脂肪細胞を破壊し、部分痩せやたるみの引き締めを目指す痩身治療です。
肌表面を傷つけることなく、二の腕やお腹、フェイスラインなどの特定部位にピンポイントでアプローチできるのが特徴です。
また、脂肪除去と同時に肌の引き締めも期待される治療です。
施術中の痛みは少なく、ほんのり温かさを感じる程度。
リバウンドしにくいとされ、ダウンタイムもほとんどない施術です。
<高周波>
高周波(RF/ラジオ波)は、脂脂肪細胞を加温し分解させつつ、肌のコラーゲン生成を促進する治療方法です。皮下脂肪にだけ熱エネルギーを集中させ、脂肪細胞をアポトーシス(自然死)に導くことで、代謝によって体外へ排出されます。
周辺の皮膚や筋肉を傷つけることなく施術できる点が大きな特徴で、お腹や太ももなど広範囲への施術も可能です。痛みが少なく広範囲に対応可能で、部分痩せと肌のたるみケアに適しています。
その他、レーザー脂肪減少や高強度焦電磁パルス_超音波脂肪溶解などの施術もあります。
いずれも、体重減ではなく脂肪細胞数の減少や分解が目的です。
そのため、リバウンドを防ぐには生活習慣の維持が大事です。
施術を選ぶ際に最も重視されているのは「価格」で、全体の3割がコスト面を重視していることがわかりました。
次いで、「即効性」や「痛みの少なさ」など、効果や快適さに関するポイントにも多くの支持が集まっています。
また、「医師の説明が丁寧であること」や「ダウンタイムの短さ」といった、安心して施術を受けられる環境や、日常生活への支障の少なさを重視する声も一定数見られました。
一方で、「美容医療に頼りきるのではなく、まずは日常のケアから取り組みたい」という意識も根強く、薄着になる季節に向けて普段から意識している習慣についても、多くの回答が寄せられました。
【薄着になる季節に向けて、美容医療以外で意識していることがあれば教えてください。】
-
食事はできるだけ野菜中心の物を食べるようにしています。(20代)
-
食事は脂質と糖質を避けて、腕周りの運動を心がけています(30代)
-
着圧ソックスをつけたり入浴中にマッサージをしたりしてむくみを溜め込まないように気を付けている(30代)
-
体がむくまないように、水分やカリウム豊富な食材を多めにとるようにしています。(30代)
-
筋トレやウォーキングなどの運動と間食制限(40代)
-
お風呂に入る時は湯舟の中で自分自身のお腹をもみもみしています。少しでもお肉が柔らかくなって取れやすい体になりたいからです(50代)
薄着になる季節に向けて、美容医療以外で意識していることとしては、「食事制限」「軽い運動」「ストレッチ」など、日常生活で取り入れやすいセルフケアが多く挙げられました。
さらに年代に応じて、「姿勢・食事改善」や「着圧ソックスの着用」、「入浴中のマッサージ」など、むくみや体型維持を意識した工夫を取り入れている方も少なくありません。
年代を問わず、“無理せず継続できること”を重視して、自分に合ったケアを日常生活の中に上手に取り入れましょう。
まとめ・考察
今回の調査から、多くの人が「二の腕」や「お腹」など特定の部位に脂肪の悩みを抱えていることが明らかになりました。
年代が上がるにつれて、「背中」や「ブラの段差」など加齢に伴うたるみや体型変化への意識も高まる傾向が見られます。
セルフケアとしては、筋トレや有酸素運動、食事制限などが中心で、比較的手軽に取り入れられる方法が好まれている一方、効果を実感できないという声も多数ありました。
美容医療への関心も高く、「受けたことはないが検討中」と回答した人は3割以上にとなりました。
実際に試された施術としては、「高周波(RF)」「クールスカルプティング」「脂肪溶解注射」など、ダウンタイムが少なく体への負担が少ないものが人気でした。
部分痩せへの期待は「引き締まったボディライン」や「服をきれいに着こなせるようになりたい」といった見た目の変化に加え、自信回復といった心理面にも大きく関わっているようです。
無理なく継続できるセルフケアを基本としつつ、美容医療の力も適切に取り入れることで、自分に合った「理想のボディ」を目指すことができるでしょう。
部分痩せは見た目だけでなく、気持ちにもポジティブな変化をもたらすケアのひとつです。
以下の美容医療コラムも、併せてチェック!
【部分痩せ】脂肪冷却でふくらはぎ痩せはできるの?▶︎https://medimee.com/articles/detail/10478
部分痩せに脂肪冷却が向いていると言われる理由について▶︎https://medimee.com/articles/detail/10523
脂肪溶解注射のダウンタイムはどのくらい?▶︎https://medimee.com/articles/detail/10765
引用について
本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として「Medimee調べ」の記載と( https://medimee.com/ )へのリンクをお願いいたします。
私たちについて
【Mdimee】
Medimeeは、美容クリニック・美容医療の情報をどこよりもわかりやすく提供する美容医療に特化したプラットフォームです。美容医療を日常的な美容院に通う感覚へと変え、これまで感じていたハードルを取り除くことを目指しています。「ワクワクしない価値は生み出さない」という方針のもと、ユーザーが本当に求める価値を提供することに注力しています。怪しい金儲けだけのクリニックは紹介せず、ユーザーのコンプレックスを煽るようなこともありません。このように、ユーザーの心に寄り添ったサービス展開が特徴です。
<MedimeeのMISSION&VISION>
MISSION・・・ワクワクする価値を生み出し、ユーザーと美容医療の新たな出会いを提供する
VISION・・・美容医療とユーザーをつなぐハブになる
【会社概要】
社名株式会社FoR/FoRINC.
所在地東京都渋谷区渋谷3丁目9番9号東京建物渋谷ビル4階
代表者代表取締役CEO高橋知暉
事業内容メディアプラットフォーム事業
株式会社FoRは、「新しい当たり前となるサービスを作る」というビジョンを掲げ、領域特化型のメディアプラットフォームを複数の領域で展開しているスタートアップ企業です。
創業5期目で売上10億を突破しており、平均年齢も26.5歳と20代のメンバーを中心として事業を運営しています。美容コスメ領域を中心とし、マーケティング力を強みに9つのWebプラットフォームサービスを展開しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像