積水化学工業の統合報告書を実例分析、GPIF視点で学ぶ“優れたマテリアリティ開示”―第9回インパクト企業価値戦略セミナーを開催

メガトレンド起点のマテリアリティ特定から、ROE・ROIC・WACC・PBRにつながる企業価値創造メカニズムまで、積水化学工業の事例をもとに読み解きます

株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ

株式会社ソーシャルインパクト・リサーチは、2026年5月27日(水)12:00~12:45に、第9回「インパクト企業価値戦略セミナー」をオンラインで開催いたします。
今回のテーマは、「GPIF視点で考える“優れたマテリアリティ開示”」です。

近年、企業のサステナビリティ開示においては、単に重要課題を並べるだけではなく、そのマテリアリティが事業戦略、財務、企業価値にどうつながるのかを明確に示すことが求められています。
投資家が見ているのは、社会課題への対応そのものではなく、それが企業の競争優位、収益性、資本効率、中長期の成長期待にどう結びつくかという点です。

第9回では、こうした問題意識を踏まえ、積水化学工業「統合報告書2025」マテリアリティ特定プロセス分析を実例として取り上げます。
今回の資料では、積水化学のマテリアリティが「住宅・ライフライン・高機能材料・メディカル」を通じて、気候変動、資源循環、災害強靭化、健康、都市インフラといった社会課題を解決しながら、ROE・ROICスプレッド・成長期待を高めることとして整理されています。

本セミナーでは、制度や概念の説明にとどまらず、積水化学の実際の分析資料をもとに、

・どのようにメガトレンドから重要テーマを抽出しているのか
・自社の強みと社会課題をどう接続しているのか
・どのような基準で重要度評価を行っているのか
・それがKPI、財務レバー、企業価値へどうつながるのか
・投資家視点で見たとき、どこが優れており、どこに今後の開示余地があるのか

を、実務的な視点から読み解きます。

資料では、分析プロセスとして、メガトレンド抽出 → 自社影響評価 → 強みとの照合 → 事業接点特定 → 重要度評価 → KPI設定 → 財務レバー接続 → 最終統合という8つのステップが整理されています。


また、積水化学の強みとして、「先取り・加工・変革」の技術思想、テクノロジープラットフォーム、サステナビリティ貢献製品、高ROICの住宅事業、ライフライン・環境事業、高機能プラスチックス、ペロブスカイト太陽電池、人財・挑戦文化、資本効率経営などが示され、それぞれが社会課題との接点を持つ構造として可視化されています。

さらに、資料では最終的な重要マテリアリティとして、サステナビリティ貢献製品の拡大、気候変動対応と脱炭素ソリューション、資源循環・廃プラ再資源化、災害に強い住宅・まちづくり、ライフライン・インフラ強靭化、高機能材料・電子材料の成長、ペロブスカイト太陽電池の事業化、メディカル・バイオ領域の成長、人財資本・挑戦文化の強化、内部統制・品質・人権・ガバナンスの10項目が提示されています。


これらは単なるESGテーマではなく、売上成長、利益率改善、ROIC改善、WACC低減、PBR再評価へつながる企業価値ドライバーとして整理されています。

特に注目点は、資料の中で、社会課題解決と資本効率の融合が一貫して示されている点です。
高ROIC住宅事業やライフライン事業による安定キャッシュフローが既存収益基盤を支え、その上で高機能材料、ペロブスカイト太陽電池、メディカル分野などが成長オプションとして位置づけられています。さらに、気候変動、人権、品質、内部統制、ガバナンスなどは資本コスト抑制や信頼性向上の観点から整理されており、非財務情報を企業価値へ翻訳するうえで非常に示唆に富む構成です。

 セミナー概要 

本セミナーの特徴は、GPIF視点の解説だけでなく、積水化学工業の統合報告書分析を題材に、優れたマテリアリティ開示の構造を実例ベースで読み解く点にあります。
抽象論ではなく、実際の企業分析を通じて、評価される開示の型を確認することで、自社の統合報告・サステナビリティ開示改善に活かせる視点を得ていただけます。

 セミナーで取り上げる主な内容 

・GPIF視点で見る「優れたマテリアリティ開示」とは何か
・積水化学工業「統合報告書2025」分析をもとにした実例解析
・メガトレンド起点でマテリアリティを特定するプロセス
・社会課題解決とROE・ROIC・WACC・PBRをつなぐ構造
・マテリアリティ別KPIと財務レバーの接続
・投資家視点から見た強み、課題、面白い点

 このような方におすすめ 

・統合報告書、サステナビリティレポートの企画・改善に関わる方
・IR、経営企画、サステナビリティ、ESG推進部門の方
・優れた統合報告の実例をもとに学びたい方
・GPIFや機関投資家との対話を意識した開示高度化を進めたい方
・マテリアリティを企業価値の文脈で説明したい方
・社会課題、事業ポートフォリオ、資本効率を統合して開示したい方

 開催概要 

日時:2026年5月27日(水)12:00~12:45
開催形式:オンライン
参加費:無料

お申し込み:https://peatix.com/event/5010207

 登壇者紹介 

熊沢 拓(くまざわ たく)
株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ 代表パートナー
SBI大学院大学 講師
桜美林大学大学院 サステナビリティ・マネジメント研究科 統括・講師
証券アナリスト

投資・金融・企業分析の知見を基盤に、企業の非財務情報を財務・企業価値へ接続する分析・支援を行う。
これまで、統合報告書やサステナビリティ開示、マテリアリティ分析、インパクトレポート作成などの分野で、多くの企業の情報開示高度化を支援。
特に、投資家視点から「非財務→財務→企業価値」の因果構造を整理し、企業価値向上につながるストーリーとして可視化することを得意とする。
大学院での講義や企業向けセミナー、個別アドバイザリーを通じて、統合報告・サステナビリティ開示・インパクト評価に関する実務知見を発信している。

 会社概要 

会社名:株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ
代表者:代表パートナー 熊沢 拓
事業内容
・統合報告書、サステナビリティ開示に関する調査・分析・アドバイザリー
・マテリアリティ特定、インパクト評価、価値創造ストーリー構築支援
・非財務情報と財務・企業価値をつなぐレポーティング支援
・機関投資家視点を踏まえた企業価値向上コンサルティング
・セミナー、講演、研修の企画・実施

株式会社ソーシャルインパクト・リサーチは、企業のサステナビリティ情報や非財務資本を、財務・企業価値へと接続して読み解く調査・支援を行う専門会社です。
統合報告書やマテリアリティ開示を、単なる説明資料ではなく、投資家に伝わる企業価値創造ストーリーへと進化させることを目指し、調査、分析、レポート作成、アドバイザリーを提供しています。

  

第9回では、積水化学工業の事例を通じて、マテリアリティ開示を“社会課題の説明”で終わらせず、“企業価値創造の設計図”としてどう示すかを考えます。
非財務から財務、そして企業価値へとつなげる開示のあり方を、実例ベースで学びたい方はぜひご参加ください。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
-
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都新宿区天神町68 滝沢68ビル5階
電話番号
-
代表者名
熊沢拓
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年10月