刀剣などの文化財に触れて学芸員の仕事を体験

高槻市立しろあと歴史館の体験ツアーに子どもたち4人が参加

高槻市

高槻市立しろあと歴史館で8月4日(金曜日)、同館学芸員から屏風や刀剣、甲冑などの文化財の取り扱いを学ぶ「夏休み歴史館体験ツアー」を開催され、小学生4人が、歴史館の活動や郷土の文化財に触れました。

 同体験ツアーは、子どもたちに歴史館の裏側を案内し、普段は来館者の目に触れることのない学芸員の作業や本物の文化財との触れ合いを体験してもらうことで、歴史館の活動や郷土の文化財に関心を持ってもらうことを狙いに開催されました。

この日、ツアーに参加した4人は、同館千田康治館長と学芸員の案内のもと、文化財を傷めない特別な消火施設や、大型エレベータ―などを見学したのち、古文書や、刀剣・火縄銃などの武具、屏風などの美術工芸品を収蔵している収蔵室に入室。文化財の保存状態を良好に保つため、収蔵室内の温度と湿度が常に一定に保たれているなどの解説を受けました。また、参加者は、「文書を持つときは両手で丁寧に行いましょう」「文化財を傷つけないために名札や腕時計を外しましょう」と学芸員から文化財を取り扱う際の注意事項を教わり、古文書のくずし字を解読するのに挑戦したり、刀剣や火縄銃を実際に手に取ったりしました。

参加者は、文化財に触れる貴重な体験を振り返り「刀や鉄砲を持つときは緊張したけれど、楽しかった」と笑顔で話しました。

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濱田 剛史
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