ガバナンスの進展：クリストフ・ペリヤをヴァレオ最高経営責任者に任命

クリストフ・ペリヤ（Christophe Périllat）をヴァレオの最高経営責任者（CEO）に任命。
ジャック・アシェンブロワ（Jacques Aschenbroich）は、引き続き取締役会の議長を務める。

2022年1月26日パリ発表プレスリリース：　1月26日に開催された会議において、ヴァレオの取締役会は、2020年10月27日に発表した継承プラン通り、クリストフ・ペリヤをヴァレオの最高経営責任者に任命することを決定しました。ジャック・アシェンブロワは、取締役としての現在の任期が終了するまで、引き続き取締役会の議長を務めます。

取締役会は、ジャック・アシェンブロワに心からの謝意を表明しました。彼がグループを率いた13年間でヴァレオは、規模が2倍、時価総額が7倍以上増えるという比類ない実績を挙げました。彼の指揮の下、ヴァレオは、運転支援システムや電動化など自動車業界で最も有望な分野の世界的リーダーの1社としてのポジションを確立し、現在進行中のモビリティにおける二大革命の中心に位置しています。取締役会は、この経営体制の移行期間中、ジャック・アシェンブロワが引き続き会長を務めることを喜ばしく思います。 

取締役会は、クリストフ・ペリヤが最高経営責任者に任命されたことを歓迎し、全幅の信頼をもって彼の新しい役割をサポートします。取締役会は、自動車業界に対する優れた知識をもち、20年間のキャリアを積んでヴァレオに関する深い知識を得たペリヤにグループを委ねます。取締役会は、ジャック・アシェンブロワのリーダーシップの下でグループが築いた確固たるポジションを誇りに思うとともに、この変革を継続するためにクリストフ・ペリヤがあらゆる新たな機会を捉えることができると確信しています。

2022年1月26日、取締役会の最後に、ジャック・アシェンブロワは次のように述べました。 
「このガバナンスの進展は、2020年10月に発表された段階的な継承計画の集大成であり、素晴らしい状態で進行しています。クリストフ・ペリヤを最高経営責任者に任命することが決まり、嬉しく思います。 グループにおける20年以上のキャリアと自動車業界に関する深い知識をもつ彼は、この自動車革命の中でヴァレオを導き、リーダーシップを強化し、今後数年間であらゆる機会を捉えるために必要な戦略的な方向性を定めるでしょう。 私は取締役会会長として、110,300人の従業員とともに、これからも彼をサポートしていきます。」

これに応えて、クリストフ・ペリヤは次のように述べました。
「私の最高経営責任者への任命に確信を持って投票したジャック・アシェンブロワと取締役会に感謝します。この大任を受けることに大きな喜びを感じるとともに、あらゆる挑戦に立ち向かう準備を整えた全従業員を信頼しています。すべてのステークホルダー、顧客、従業員、ビジネスパートナー、株主に対して担う重責を自覚し、確固たる意志を持ってグループを発展させ、世界中の自動車業界における最もダイナミックなセグメントの最前線でのポジションをさらに強化していきます。」

クリストフ・ペリヤ　略歴
クリストフ・ペリヤは、2000年にヴァレオグループに加わり、いくつかの管理職を歴任し、2011年に最高執行責任者（COO）、2020年10月にアソシエート・チーフ・エグゼクティブ・オフィサー、2021年5月にデビュティ・チーフ・エグゼクティブ・オフィサーへと徐々に任務を拡大し、2022年1月26日に最高経営責任者に就任しました。クリストフ・ペリヤは2021年5月からヴァレオの取締役会にも加わりました。ヴァレオ入社前、クリストフ・ペリヤは、航空機器メーカーのLabinalにおいてフランスと米国でサプライチェーン、プラント、プロジェクト、子会社の管理職を歴任しました。 彼はALDで社外取締役を務めています。エコールポリテクニークとパリ国立高等鉱業学校を卒業し、HECでエグゼクティブMBAを取得しています。
 

自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、世界の全自動車メーカーのパートナーです。高い技術力を持つヴァレオは、CO2排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な製品とシステムを提供し、スマートなモビリティに貢献します。2020年、ヴァレオは164億ユーロの売上を上げ、OEM売上の12％を研究開発に投資しました。2020年12月31日現在、ヴァレオは33カ国に187カ所の工場、20カ所の研究センター、43カ所の開発センター、15カ所の物流センターを構え、約110,300人の従業員を擁しています。ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。